STORES.jp MAGAZINE

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ネットショップオーナーさんインタビューvol.10 檸檬ホテル

ほほ檸檬しなさい

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:檸檬ホテル

 

1日1組限定の泊まれるアート作品として瀬戸内国際芸術祭2016に出品された、

檸檬ホテル。

 

STORES.jpでの販売商品は、なんと…宿泊予約!!

 

檸檬ホテルさんのSTORES.jpの利用方法はSTORES.jpスタッフも脱帽でした!

今回はそんな檸檬ホテルさんの支配人、酒井さんへ、ホテルへの想いやネットショップ開設秘話などお伺いしました! 

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:檸檬ホテル支配人の酒井さん

※笑顔がとっても素敵な支配人の酒井さん

 

 

STORES.jp編集部(以下S):

初めて檸檬ホテルさんのネットショップを見た時はいい意味で、ものすごい衝撃でした笑!こんなイケてる使い方があるのか〜とスタッフ全員が感心してました!

お聞きしたいことがたくさんあるのですが、まずは運営されている檸檬ホテルについて、お話を聞かせてください。

よろしくお願いします!

 

酒井さん:

お願いします!

 

S:

経営母体はSoup Stock Tokyoなどを経営されている株式会社スマイルズさんということですが、

檸檬ホテルを始めるするきっかけはなんでしたか?

 

酒井さん:

瀬戸内国際芸術祭2016のアート作品として「檸檬ホテル」は生まれたんですが、

実は色々な事柄が重なっているんです。

 

S:

色々な事柄というと??

 

酒井さん:

会社(スマイルズ)としてアートへの取り組みは2、3年前から行っていたんです。

というのも、これからの時代は「経済の時代から価値の時代」という考えを会社自体で持っていて、

じゃあ価値とは何か?を考えていったときに、

コストの積み上げの経済とは対極にあるアートにトライしたいと考えていたんです。

アートって、値段で価値を計り知れないというか…

 

S:

プライスレス…ということですかね?

 

酒井さん:

そうですね!!

そういった考えから、一昨年の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」に

「食×技術×おもてなし」

をコンセプトにした作品を出品していたんです。

その第二弾として、瀬戸内国際芸術祭に出品することになったんです。

まずこれが1つですね。

 

それから、スマイルズはもともとSoup Stock Tokyoを初めとする食分野とアパレルの分野で事業を運営していて、

「人間が生きていくための衣食住の中の『住』の分野にもトライしたい」

という想いが会社としてもあったんです。

そして、そこにアートも取り入れていきたいなと。

 

だから、実は「檸檬ホテル」という商標だけは先に…3年位前ですかね、取得していたんです笑

 

S:

すごい!!いつか宿泊施設をやるぞとい確固たる決意だったんですね!

 

酒井さん:

はい。

さらに、Soup Stock Tokyoで出しているボルシチに使用していた檸檬が瀬戸内海のレモンを使用していることもあって、

瀬戸内国際芸術祭2016に出品する=瀬戸内・豊島・スマイルズに関わりのある檸檬

が繋がり、

ずっと構想していた「檸檬ホテル」を形にしようとプロジェクトがスタートし、

実際に1日1組限定で泊まれるアート作品として築約90年の古民家を再構築し、作品を作り上げました。

これが始まりです!

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:檸檬ホテルの様子

 ※檸檬ホテルの様子。あったかい光に心が落ち着きます

 

 

スマイルズさんや酒井さんの想いが詰まった檸檬ホテル。

実は「#cheekylemon」や「#ほほ檸檬しなさい」というハッシュタグが存在するほど、独特なコンセプトを持っているんです!

今度は檸檬ホテルのおすすめポイントを教えてもらいました!

 

島での経験すべてがアートになる

 

S:

檸檬ホテルさんのHPを拝見させていただいたのですが、「ほほ檸檬しなさい」という表現があったり、インスタグラムでは実際に「#cheekylemon」というハッシュタグもたくさん存在しますよね?!

泊まれるアート作品とのことですが、どのようなコンセプトなんですか?

 

酒井さん:

ホテルに宿泊される方には、音声機器が渡されます。

よく美術館とかにある、作品の説明をしてくれる音声機器と同じです。

 

音声ガイドに沿って、島をめぐりながら「2人でカップルになりなさい」といった指示に従って、島での生活を体験していただきます。

平面や立体の作品はなくて、あるとすれば…鑑賞者の胸の中で、少しざわついた、遠い記憶のような何かです。

ネットショップオーナーさんインタビュー:#cheekylemon

※Instagramに投稿された#cheekylemonの一部。みなさん本当に素敵な表情をしています!

 

S:

とっても深いですね。

つまり、お客様自身で思い出作っていただくということですか?

 

酒井さん:

檸檬ホテルを始めるきっかけと重なる部分もあるんですが、アートの価値って値段で決まるものではなくて、

鑑賞者がどうとらえるかによって1人1人異なる価値が生まれるんですよね。

だから、島での経験全部を「アート」と呼ばせていただいています。

 

1組限定という理由も実はここにあって、島での経験を十分に感じて欲しいからなんです。

実際に島で育った檸檬や素材を用いた料理もお召し上がりいただけるので、

アートを通じてこの土地の歴史や文化、生活者に目を向けていただけたらいいなと思っています。

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:豊島産のレモンスカッシュ

※豊島のレモンを使用した、レモンスカッシュ。とっても美味しそうです!!

 

 

これだけ想いが詰まっている檸檬ホテルさんだからこそ、人気も高いんです。

そこでちょこっと、ホテル運営の裏側についてお聞きしちゃいました!

 

大変なことも当たり前になれば大変ではなくなる

  

S:

ホテルの運営そのものはどうされているんですか?

 

酒井さん:

会社としてやりたかったこと、私個人としてやりたかったことがマッチングしたので、

支配人として私が運営をしています。

島に移住しました!

 

S:

移住を決意するくらい、やってみたかったことだったんですね!!

ちなみに、酒井さんご自身がやりたかったことっていうのは具体的にどんなことだったのですか?

 

酒井さん:

私自身、社員として約13年勤務してきた中で、ずっと衣食住の住の部分をやってみたいと思っていたんです。

忙しく働くのではなく、人ときちんと向き合っていきたいなと。

でも、生活していくためには仕事をしなければいけない訳で、それなら1組1組向き合える仕事がしたい、

そう思っていたんです。

もともと飲食業だったので人とコミュニケーションを取ることも好きだったのもありますね!

 

S:

ちなみに、ホテルの運営は1人で行っているんですか? 

 

酒井さん:

実は妻と移住してきたので、実質は2人ですね!

2人で協力してという感じです。

 

S:

2人で!!

お客様の予約管理や施設の掃除や整備、お料理などのおもてなしも2人でやってみて、どうでしたか?

 

酒井さん:

そうですね、宿泊業ということ自体が初めてだったので、そういった意味では大変でした笑

でも、だからこそすごくやりがいのある仕事だとも思います。

 

あとは…離島という立地の不便さは多少ありますね。

とにかく事前準備がとても大変なんです!

例えば食事とか、食材はこだわったものを提供したいので島内のものを使用しているんですが、

大きな商店がないので、野菜は自分達で育てたり農家さんからいただいたり、

魚なんかも漁師さんに直接交渉してもらっています。

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:豊島産の自慢の野菜たち

 ※酒井さんこだわりの、島で生まれ育った野菜たち。もちろんレモンもあります!

 

 

S:

お話を聞いていると本当に大変そうに聞こえます…汗

 

酒井さん:

そうですね、慣れるまではちょっと不便を感じたりということはありました。

でも、大変だと思うから大変に感じるんだなってわかりました笑

島に移住してから、今度の3月でちょうど1年になるのですが、

ものがなくて少し不便だ、やることが多いという状況も、受け入れてしまえばそれが普通になるんです笑

 

 

どんな時も楽しんで前向きな酒井さん。

そんな酒井さんに今度はSTORES.jpについてお聞きしました! 

 

とにかくお客様目線を第一にしたネットショップを

 

S:

STORES.jpを知ったきっかけを教えてください!

 

酒井さん:

宿泊予約サイトをどうするか試行していくなかで、まずは「オンライン決済が出来るサービス」は何かなと探していった時に知りました。

 

S:

宿泊予約のサイトなどもたくさんあると思うのですが、なぜあえてオンライン決済が出来るサービスに絞って探されたのですか?

 

酒井さん:

今回のホテルは、一棟貸切りのため、

  • お客様が希望の日で予約が取れるかどうかが簡単に確認ができること
  • その場で予約が取れること
  • 予約と同時に問い合わせが出来る機能があること

この3つは最低限の必須項目としていました。

 

それから、1日1組といってもハイシーズンは予約や問い合わせが錯綜する可能性もあるので、

予約時のヒューマンエラーが生まれないためにもオンラインシステムで運用しようと決めていました。

 

あとは、旅行の計画やホテルの手配などもスマホを利用する人が多いと思うので、

顧客目線見ていった時に、ネットショップという某体は有効かなと。 

宿泊予約のサイトって、どのサイトも日付を指定して、何人宿泊するか入力して…と何段階も手順を踏まないと、空室かどうかが分からないじゃないですか?

それが嫌だったので、その日が空いてるかどうか、つまりsold outかどうかがパッと見えるという点も

オンライン決済が出来るネットショップはいいのかなと思いましたね!

 

 

S:

なるほど!では、数あるオンライン決済が出来るサービスの中からSTORES.jpを選んでいただいた理由はなんでしたか?

 

酒井様:

さっきと同じになってしまうんですけど、

その商品(宿泊日)がsold outかどうかというのがわかりやすかったということと、

実際に開設ストアをユーザーとして見た時に、デザインがシンプルで良かったので決めました!

 

S:

ありがとうございます!

デザインは私たちスタッフの一押しポイントでもあるので、そう言っていただけて嬉しいです。

ちなみに、カレンダー方式で運用する方法はどのように生まれたのでしょうか。最初からイメージされていたんですか?

 

酒井さん:

実際にストアを開設してサイトを構築していく中で、どういった見え方がいいのかを

考えていった時に、

カレンダー方式で1日ずつ表示していったらより分かりやすいな〜となっていきました。

とにかくお客様目線第一で考えていった結果ですね!

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:檸檬ホテルホテルの予約サイト

※檸檬ホテル予約サイト。スタッフも脱帽!カレンダー方式で宿泊予約を取っています。sold outの日もこれなら一発で分かりやすいです!

 

S:

お客様目線第一にネットショップを作成されているとのことですが、

実際にSTORES.jpを利用している中で、気に入っている点があったらぜひ教えてください!

 

酒井さん:

シンプルなサイトで商品登録なども簡単にできることです。

顧客とのやり取りも煩雑なことがなく分かりやす点もいいと思います。

 

S:

逆に改善点などはありますか?

 

酒井さん:

一番は、個人オーダーのものも全体に公開されてしまうという点ですかね…

特定のアイテムを特定の人だけに公開出来る機能があるとより便利かなと思います。

 

それから、バイリンガル対応も1つのストアで出来ると嬉しいです!

今は、ストア自体を英語表記か日本語表記かというのをネットショップのオーナーが決めるシステムになっていると思うのですが、

せめて購入者情報のページだけでもお客様自身で英語入力、日本語入力のいずれかを選べるといいですね!

今は日本のお客様が多いので日本語表示にしているのですが、

外国のお客様がご注文される際は、

どこに名前を入れて、どこに住所を入れて…といったことは解読してもらってます苦笑

 

あとは、ハッシュタグなどは活用的だなとは思うんですが、やはり物販向けなのかなと思うので…

でもネットショップは檸檬ホテルのように宿泊予約としても利用出来るので、

多様に使えると思うんです。

だから、「これが欲しいからネットショップに行く」のではなく、

例えばSTORES.jp内をネットサーフィンしていく中で色々なジャンルのネットショップと出会うシステムがあると嬉しいかなと思います。

色々要望を言ってしまいました笑

 

S:

いえいえ!実際に活用いただいている方からのリアルな声はとてもありがたいです!

STORES.jpでのストアを巡回出来るようなシステムがあるといいなということですよね?

 

酒井さん:

そうですね!

今だと、偶然の出会いでネットショップを知ってもらうことがほとんどないので、

そういったチャンスももっとあるといいなぁと。

 

S:

なるほど!ちなみに、檸檬ホテルの宣伝はどのようにされているのですか?

 

酒井さん:

基本的には檸檬ホテルのHP、SNSだけで行っています。

SNSはインスタグラムやFacebookがメインですね!

雑誌などに取り上げていただくこともあるんですが、「檸檬ホテルのことを知っている人」のアクセス・購入だけなので、

「檸檬ホテルを知らなかった人」とも出会える方法(STORES.jpのネットショップを巡回出来るような仕組み)があるといいなと思います。

 

ネットショップオーナーさんインタビュー:檸檬ホテルのInstagram

※檸檬ホテルのInstagram。心がす〜っと気持ちよくなる写真がたくさんあります。

 

S:

ありがとうございます。

販売促進に関する面はSTORES.jpの課題でもあるかと思っているんです。今後対応が出来るように頑張ります!

では、今度はネットショップの運営について教えてください!

ホテルは奥様とお二人で切り盛りされていらっしゃるとのことでしたが、ネットショップの運営はどうされていますか?

 

酒井さん:

ネットショップの方は一人で運用していますね!

檸檬ホテルの場合は、アイテムの登録は月に1回なのでかかる時間は約1時間程度ですし、日々の注文の確認も1日平均15分くらいです。

お客様からのお問い合わせは、1件あたり平均10分くらいですね!

 

S:

毎日ネットショップで作業して…ということではないんですか?

 

酒井さん:

そうですね!

注文の確認やお問い合わせ対応は毎日確認しますが、それ自体はそんなに時間はかかっていないと思います。

だから時間を決めて、毎日この時間にネットショップを確認して…などは特にないですね!

空いてる時間を見つけて操作しています。

 

S:

なるほど!

忙しい酒井さんだからこそ、サクっと出来るという点は大事かもしれませんね!

ちなみに、ネットショップを確認するときはパソコン、スマートフォン、どちらで操作されることが多いですか?

 

酒井さん:

もともと、メールなどの業務連絡はパソコンからメールで…という習慣がついていたので、基本パソコンですね。

パソコン9割、スマホ1割…というところでしょうか。

アイテム登録も複製の機能を使いながら行っているので、パソコンでやっています!

でも、アイテムの内容の変更だったりサクっと出来るものはスマホでパパっと操作することもあります。

 

S:

現代の新しい技術と古き良き日本の文化がまさに融合した形ですね!

最後に、酒井さんとして、また檸檬ホテルとしての今後の展望を教えてください! 

 

酒井さん:

まず敷地内の畑にあるレモンの木を増やし、お客様にも収穫していただけるくらい拡大することです。

現在30本程度なので100本くらい目指していきたいです。

収穫できるまで3〜5年かかりそうです。

あとは地域の生活者と観光客の繋ぐハブ的なスペースになっていけたら面白いと思っています。

スマイルズとしてはいつか首都圏で宿もあるかもしれません。

 

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ネットショップの活用方法を工夫して、新たなネットショップのスタイルを生み出した檸檬ホテルさん。

ネットショップ=オンライン決済というと年配の方に抵抗があるのかな…とも思ったのですが、檸檬ホテルさんのお客様は年齢層がとっても幅広いんだそうです!!

ネットショップではこんなことも出来るのか!とネットショップの概念が覆された方も多いのではないでしょうか。

また、個人でも利用出来るサービスなので、ゲストハウスなどを運営されている方にももっと活用して欲しいとおっしゃっていた酒井さん。

宿泊施設を経営されている方は、ぜひ檸檬ホテルさんを参考にしてみてください!

 

檸檬ホテル

檸檬ホテル

所在地:〒761-4662 

    香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃984

檸檬ホテルHP:http://lemonhotel.jp/

檸檬ホテル予約サイト:https://lemonhotel.stores.jp/

檸檬ホテルSNS:FacebookTwitterInstagram 

檸檬ホテル写真提供:takram design engineering

 

 

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