ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

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minneやcreemaなどのハンドメイドマーケットアプリ、STORES.jp・BASEなどのネットショップ開設サービス増加に伴い、個人でネットショップを運営する人も増えてきました。

 

自分で作ったものや好きなものを販売し、たくさんのお客様に喜んでもらえることができたら、とても素敵だと思いませんか?

 

簡単に出品ができるフリマアプリなどに比べると、ネットショップ開設には多くの資金がかかるイメージがあるのですが、実はショップの規模や利用する機材や資材を工夫することで、低予算でネットショップを開設することもできるんです!

 

そこで今回は、「これからネットショップを立ち上げたい!」と考えている人たちに向け、

  • ネットショップの開設のために準備しておくもの
  • ネットショップ開設のために必要なコスト

についてわかりやすく解説していきましょう。

 

ネットショップを始めるために必要な資金その1:ネットショップ開設費を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その1:ネットショップ開設費を準備しよう

開設費ってどんなもの?(登録料/利用料)

開設費という表現はサービスによって様々ですが、ここでは

  • ネットショップの開設にかかる登録料
  • システムの利用料

を開設費として紹介していきます。

 

ネットショップの出店形式は大きく分けると

  1. ショッピングモール型
    1つのモール内にネットショップを開設する形式で、一定規模以上の集客が確保されている反面、モール内にライバルショップが多い。

    【サービス例】
    Amazon.co.jp、楽天市場など

  2. カート型
    ショッピングモールに属さない独立したネットショップを開設する形式で、ブランドとしての独自のイメージ・カラーを確立させやすい反面、集客に工夫が必要。

    【サービス例】
    STORES.jp、BASE、カラーミーショップなど

の2タイプに分けることができます。

サービス名

開設形式

開設日(登録料+利用料)※1

Amazon.co.jp

ショッピングモール

年間6万円~

月額費用:4,900円

楽天市場

ショッピングモール

年間30万円~

初期費用:60,000円

月額費用:19,500円~

ヤフーショッピング

ショッピングモール

無料(※2)

STORES.jp

カート型

 無料(※2)

BASE

カート型

無料(※2)

MakeShop

カート型

年間10万円~

初期費用:10,000円

月額費用9,000円~

カラーミーショップ

カート型

年間2万円~

初期費用:3,240円

月額費用:1,332円~

※1…平成30年9月現在の情報です。最新の金額は各サービスより必ずご確認ください。

※2…開設費が無料のサービスには、一部機能や一部システムで有料となる場合があります。詳細は各サービスから確認をしてください。

 

表からも、無料〜10万円超えまでサービスによって価格に大きな差があることがわかります。

 

各サービス の特徴は、インターネットで商品を販売する方法まとめの記事で紹介した通りですが、「費用をかけずに手軽にネットショップを始めてみたい」という方は、低コストでスタートできるヤフーショッピングやSTORES.jp、BASEなど、サービス の特徴だけでなく、『自分が開設のために準備できる金額』もサービス 選びの指標の1つとしても良いでしょう。

 

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開設費はどれくらい準備しておくべき?

ネットショップに必要な開設費は、一概に○○円と定まっているわけではありません。

サービスによっては0円からでもスタートさせることができます。

 

おおよその金額単位で分けてみると、下記の3パターンに分けることができます。

 

  1. 全くお金をかけたくない場合

    どれくらい売れるかわからない
    試しにチャレンジしてみたい
    まずはお金をかけずにスタートさせてみたい

    個人でスタートさせる人はもちろん、企業の場合も「成功するかわからない企画だから最初から大きなお金をかけられない」というケースまで、お金をかけずにネットショップに挑戦してみたい方はたくさんいると思います。

    そいった場合は、多少の機能制限はありますが、無料からスタートできるサービス(例:STORES.jpやBASEなど)を利用することで、0円からネットショップをスタートさせることができます。

  2. 1000円〜5万円程度
    STORES.jp・BASEの有料プランやカラーミーショップサービスなどを利用し、機能やデザインを自分好みにカスタムしたネットショップを開設することができます。

    ページレイアウトを決めたり、画像・バナーなどは自分で用意する必要がありますが、利用するサービスによっては月額料金内でデザインテンプレートや素材を利用できるものもありますし、フリー素材を利用することもできます。

  3. 5万円〜15万円程度
    ヤフーショッピング・STORES.jp・BASE・カラーミーショップなどのサービスはもちろん、Amazonの出店サービス・MakeShopなど選択できるサービスの幅が広がります。

    各サービスに準備されている有料機能が利用できるので、より本格的なネットショップを作り上げることができるほか、バナー画像なども有料のものを購入したり、画像作成なども一部依頼することもできるでしょう。

初めてネットショップを開設される方にとっては、

  • どれくらい売れるかわからないから、まずは低コストで始めたい
  • まずは試しに開設してみたいから、そこまでお金をかけずに挑戦してみたい

など、とくに抑えたいと感じる費用が開設費などの初期費用だと思いますので、0〜15万円を開設資金として目安にしておくと、開設費の負担は少なく抑えつつ、ネットショップを作ることができます。

 

なお、15万円以上の予算を準備できという場合は、サイト制作をプロに依頼したり、コンサルタントをつけて本格的な運営戦略を立てていくと良いでしょう。

 

ネットショップを始めるために必要な資金その2:仕入れ・買い付け費を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その2:仕入れ・買い付け費を準備しよう

仕入れ・買い付け費ってどんなもの?

ネットショップを開業するにあたり、販売する商品の準備にかかる費用が仕入れ・買い付け費です。

販売商品を準備するという意味で、欠かせない費用になります。

 

 

仕入れ・買い付け費は商品の原価だけでなく、購入するためにかかった交通費や、制作に必要な材料費なども含めて考える必要があります。

 

なお、仕入れにかかった費用はネットショップを運営していくうえで「経費」として計上できる費用なので、商品の購入やガソリンの給油、公共機関の利用などを証明できるレシート・領収書は捨てずに保管しておくと良いでしょう。

 

仕入れ・買い付け費はどれくらい準備しておくべき?

仕入れ・買い付け費用は販売する商品によって異なるため一概には言えませんが、既製品の場合、商品販売価格(定価)の40%~70%が仕入れ価格にあたります。

 

たとえば、定価400円のボールペンを50本仕入れる場合の仕入れ・買い付け費は、

 

(400円 × 50本) × 40%~70% = 8,000円~14,000円

 

が目安になると考えられます。

 

自分で卸問屋などへ足を運ぶ場合は、買い付け費に別途交通費がかかるので、交通費や商品の輸送費など、すべてのを合算した金額を仕入れ・買い付け費として用意する必要があります。

 

ただ、開設当初はどれくらい商品が売れるかわからないですよね?

 

「売れ残りによる余分な在庫は抱えたくない!」

という場合は、ネットショップを始めよう!商品の仕入れ方やおすすめの仕入れ方~Part②で紹介したように、「少量の商品を売れた分だけ仕入れる」といった方法を取ることもできます。

 

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この場合は受注生産の形式で商品を仕入れることができるので、お客様にお届けできるまでに日数がかかるというデメリットはありますが、仕入れ・買い付けに必要な金額を事前に把握・準備することができます。

 

また、サービスによっては売上金を先に振り込んでもらうこともできるので、売上金をそのまま仕入れ費として利用することもできます。

 

このように、仕入れ・買い付け費を十分に用意できない場合は、販売方法を工夫することで仕入れ費を補うこともできます。

ネットショップを始めるために必要な資金その3:機材費を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その3:機材費を準備しよう

ネットショップ運営に必要な機材費ってどんなもの?

機材費とは、ネットショップの運営に必要な機器(パソコンやプリンター、カメラなど)にかかる費用のことを指します。

 

ネットショップを運営するためには、ショップ管理のためのパソコン/スマートフォンは欠かせません。

また、明細書の発行や電話対応が必要な場合は、プリンターなど、さらに機材が必要になることもあるでしょう。

 

そこで、ネットショップ開設時に揃えておくべき機材とその目的・費用をまとめました。

自分のショップ運営に必要な機材・すでに持っているものと合わせて、必要な費用を確認していきましょう。

 

カメラ

カメラは商品写真の撮影に欠かせない機材です。

 

しかし、一言でカメラといっても、一眼レフなどの本格的なカメラもあればスマートフォンについているカメラもありますよね?

そこでまずはカメラの種類と金額をまとめてみました。

 

カメラの種類 費用
一眼レフ/ミラーレス一眼 数万円〜数十万円
コンパクトデジタルカメラ 1万円〜3万円程度
スマートフォンのカメラ 既に持っている場合は追加費用はなし

 

カメラだけでも金額にかなりの差があることがわかります。

 

「写真にこだわりたい」

「より本格的に撮りたい」

「カメラが好き」

という場合は、一眼レフなどの高額で本格的なカメラを準備すると、近接撮影やぼかし撮影などさまざまなテクニックを使い、満足いく商品写真を撮ることができます。

 

ただ、近年では、スマートフォンに搭載されるカメラもかなり高性能なものが増え、なかにはコンパクトデジタルカメラと同等か、それ以上の機能や性能を備えているものも増えてきました。

 

そのため、

「カメラの使い方に自信がない」

「新しいカメラを買うほどのお金はかけられない」

という方も、手持ちのスマートフォンのカメラでも撮り方のコツさえ身につければとってもきれいな商品写真を撮ることがでるので、安心してください。

 

スマートフォン・パソコン

スマートフォンやパソコンは、ネットショップを作成・運営・管理していくうえで欠かせない機材です。

 

ただし、特徴や性能を比較せずに選んでしまうと、後から利便性の悪さなどで不満を抱えてしまうこともあるかもしれません。

 

そうならないためにも、パソコンの特徴について少しだけ下記の知識を蓄えておきましょう。

  持ち運び 画面のサイズ 費用 使用できる場所
ノートパソコン 15.6インチが一般的 5万円~20万円 自宅/オフィス
外出先/車内
デスクトップ × 液晶モニターによって異なる 10万円~数十万円 自宅やオフィスのみ

 

ノートパソコンが持ち運び可能な小型パソコンなのに対し、デスクトップパソコンは据え置き型で移動ができないタイプのパソコンです。

 

タワーと呼ばれる別体式の本体がある場合と、本体とモニターが1つになった一体型などがありますが、いずれのデスクトップパソコンも、ノートパソコンに比べると高い処理能力を持っている傾向があります。

 

また、ノートパソコンはモニターサイズが本体に依存しているのに対し、デスクトップパソコンは自由に変更が可能です。

モニターを大きくすると別途モニター費用がかかってしまいますが、作業の快適性を高めたい方には重要なポイントとなるでしょう。

 

これらをまとめると、

  • ノートパソコン
    カフェやオフィス・自宅など、外出先にパソコンを持ち出して作業をしたい方におすすめ

  • デスクトップパソコン
    自宅やオフィスでパソコン環境をしっかり整えたい方におすすめ

と区別することができます。

 

ただ、パソコンは他の機材のなかでもとくに高価な品物です。

そう簡単には購入できないという方も多くいると思います。

 

なるべくコストを抑えて開業したいという方は、STORES.jpやBASEのように、スマートフォンを使ってネットショップを開設できるサービスを利用することで、パソコンの費用を0円に抑えることができます。

 

プリンター

プリンターは、運営計画書などの書類以外にも、お客さまへ発行する明細書や納品書の印刷のために利用されることが多くあります。

 

近年では環境を考慮したペーパーレス化で納品書を発行しないネットショップも増えてきていますが、お客さまの安心を考えると、いつでも納品書が印刷できる環境を整えておくと良いでしょう。

 

プリンター選びでは、「印刷スピード」「印刷コスト」「紙詰まりのしにくさ」を購入の比較条件にすることをおすすめします。

 

スペックによって費用は異なりますが、家庭用で15,000円前後、業務用で50,000円前後が相場となっています。

 

ただ、環境によってはプリンターを設置するスペースがなかったり、プリンターを購入する費用を抑えたいという人もいると思います。

 

その場合は、ラクスルなどのオンラインプリントサービスを利用し、伝票(領収書・納品書・請求書)のオンライン印刷を頼んだり、手書きの伝票であれば文具店などで800円程度から用意することもできます。

必要に応じてオンラインサービスや手書きで対応することで、機材費用の削減につなげるといった工夫をすると良いでしょう。

 

ネット回線利用の通信費

ここまで挙げてきた機材を使用するうえで欠かせないのが、ネット回線です。

自宅やオフィスにすでにネット回線が設定されている場合は問題ありませんが、これからインターネットの回線を準備する場合は必ず予算に組み込んでおきましょう。

 

ネット回線にかかる通信費は主に

  • 回線使用料
  • プロバイダ料金
  • オプション料金

が含まれます。

 

いずれも、契約する通信会社(ソフトバンク光、ドコモ光、So-net光など)によって費用は異なりますが、2,000円~4,000円が相場となっています。

 

ただし、ネットショップの運営にパソコンとスマートフォンを併用する場合は携帯代金も通信費に含むため、費用相場は15,000円前後となると見込んでおくと良いと思います。

 

また、通信費は経費に計上できるため節税対策になりますが、準備にかかる費用は少ないに越したことありません。

通信会社では割引キャンペーンやお得なキャッシュバックなどを行なっていることがあるので、通信費を安く抑えるためにもよく比較をするようにしましょう。

機材費はどれくらい準備しておくべき?

ここまでの各機材にかかる費用をまとめてみます。

機材 費用
カメラ 0円~数十万円
スマートフォン/パソコン 50,000円~数十万円
プリンター 15,000円~50,000円
通信費 2,000円~15,000円
合計 67,000円~

 

全ての機材を揃える場合、機材費として最低でも7万円弱の費用を準備しておく必要がありそうです。

 

ただし、ネットショップを開設するために全てを新調する必要はありません。

スマートフォンやパソコンなど、すでに自分で持っている機材を活用したり、すでにネット回線を契約している場合は、機材費は0円に収めることができます。

 

今自分が資金として出せる金額をもとに、新しい機材などを準備するようにしましょう。

ネットショップを始めるために必要な資金その4:資材費を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その4:資材費を準備しよう

ネットショップ運営に必要な資材費ってどんなもの?

資材費とは、梱包・発送などに必要となる消耗資材にかかる費用を指します。

まずは最低限必要となる各資材の用途や平均費用を確認してみましょう。

 

紙袋

紙袋は、商品の梱包・発送に使用する資材です。

紙袋を使用することで、資材そのものにかかる費用や送料を安く抑えることができるというメリットがある反面、ダンボールに比べると耐久性に劣るというデメリットもあります。

 

紙袋1枚あたりの金額:20円~50円

 

また、通常の紙袋よりは値段が高くなりますが、エアパッキン(プチプチ)つきの紙袋であれば、通常の紙袋よりも衝撃から商品を守ることができます。

こちらもダンボールと比較すると衝撃吸収力は衰えますが、紙袋よりは耐久性が強く、ダンボールよりも安い価格で資材を準備することができます。

 

紙袋で梱包・発送が可能なアイテムがあれば、全体的なコストダウンに繋げられるので、積極的に使用していくと良いでしょう。

 

ダンボール

ダンボールは紙袋と同様に梱包・発送で使用するほか、一度使用したものは在庫保管用の箱としても活用することができます。

 

ダンボール1箱あたりの金額は約200円と紙袋より高い傾向がありますが、商品を外部の衝撃から守り、高い耐久性を持つ点が大きなメリットと言えるでしょう。

 

ダンボールの購入は主に配送会社や資材店から購入することができます。

また、準備金に余裕がでてきたら、ショップのロゴを入れるなど、オリジナルデザインのダンボールを作成することで、よりお客様に喜んでいただけるショップ作りへと発展させていくのも良いでしょう。

 

テープ

テープは資材にしっかりと封をするために欠かせません。


テープには

  • クラフトテープ
  • 布テープ
  • OPPテープ
  • 養生テープ
  • マスキングテープ

など、様々な種類・様々な金額のものがありますが、利用用途によって使い分ける必要があります。

テープの種類 特徴 耐水性 用途 平均費用(1巻)
クラフトテープ
  • 文字の記入が可能
  • 手で切れる
  • 出荷作業
  • ピッキング
  • 梱包作業
など
100円前後
布テープ
  • 強い粘着力
  • 文字の記入が可能
  • 手で切れる
  • 出荷作業
  • ピッキング
  • 梱包作業
など
200円前後
OPPテープ
  • リーズナブル
  • 密着性の高い粘着力
  • 出荷作業
  • ピッキング
  • 梱包作業
など
100円前後
養生テープ
  • 剥がしやすい
  • のりが残らない
  • 仮留め
  • 梱包作業
など
300円前後
マスキングテープ
  • 文字の記入が可能
  • 手で切れる
  • 剥がしやすい
  • のりが残らない
  • デザインが豊富
  • 仮留め
  • ラッピング
  • レター作成
など
100円前後

 このように、テープは種類によって用途が様々ありますので、用途に適したテープを選び、梱包や出荷でトラブルが起きないようにしましょう。

資材費はどれくらい準備しておくべき?

各資材の紹介をしてきましたが、資材費として必要になる費用をまとめてみます。

資材 ※各1点ずつの場合 費用
紙袋 20円〜50円
ダンボール 200円前後
テープ 100円〜300円
合計 320円〜550円

 これらの各資材を50点ずつ発注すると、資材費は16,000円~27,500円を目安に準備しておく必要があることがわかります。

 

販売する商品や個数よって利用できる資材や選べる資材は異なりますが、資材はネットショップ運営で必ず必要となるアイテムのため、余裕をもって予算を組んでおくようにしましょう。

ネットショップを始めるために必要な資金その5:発送費用を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その5:発送費用を準備しよう

発送費ってどんなもの?

発送費とは、商品の発送にかかる費用のことをさしています。(送料や配送費・配送料と呼ばれることもあります。)

 

ECサイトの場合は下記のパターンで送料が設定されるケースが多く、自身のネットショップで販売している商品種類やサイズに適した送料の設定を行うことが重要になります。

 

  • 全国一律
  • 都道府県別
  • 合計金額別
  • 合計個数別
  • 送料無料(送料を価格に含める)
  • 送料無料(送料分をサービスする)

 

都道府県別・送料無料の設定(送料を価格に含める)では、基本的に発送にかかっている費用をお客様に負担していただくため、一時的な負担はありますが、売上として自分の手元に返ってくることになります。

 

それに対し、送料無料(送料分をサービスする)では、送料を全てストア側が負担することになるので、

  1. 配送会社との契約でどれだけ配送費を安くできるか
  2. どれだけたくさんの商品を売ることができるか

など、ストア運営が赤字にならないような工夫をする重要になります。

 

全国一律の送料設定の場合は全国への送料の平均が設定されることが多いので、多少の負担はありますが、送料全てを負担するケースよりかはストア側の負担も少なく、またお客様の送料に対する抵抗感を減らすことができます。

 

また、合計金額や合計個数別に「〇〇円以上で送料無料」「〇〇点以上で送料無料」などの設定を行うと、お客さま1人あたりの注文金額(客単価)が上がりやすくなる、つまり売上が全体的に上がるため、結果として利益を産みやすくなります。

 

送料設定については、ネットショップの送料の決め方と安く抑えるコツは?の記事も合わせて確認してみると良いでしょう。

 

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発送費はどれくらい準備しておくべき?

発送費は販売する商品のサイズや重さ、個数によっても大きく変動するため、一定額を指定することはできません。

 

たとえば、アクセサリーや洋服などの小型・薄型の商品は、180円から発送可能なメール便を利用することで、発送費全体を少額に抑えることができます。

 

その一方、靴や雑貨など宅配便での発送が必要な商品の場合、送料は配送会社にもよって異なりますが、平成30年9月現在では、60サイズ756円が最安となっています。

※各配送方法の料金やおすすめの配送方法については、ネットショップでおすすめの配送方法とは?の記事もぜひ合わせて確認してみてください。

 

60サイズの通常発送料金

※2018年11月現在の料金です。最新の金額は各サービスホームページよりご確認ください。

 

これらの金額を踏まえて考えると、月に30件の商品を発送する場合、

【180円×30件分の発送費~756円×30件分の発送費=5,400円〜22,680円】

程度の金額を発送費として準備しておく必要があります。

ネットショップを始めるために必要な資金その6:倉庫利用費を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その6:倉庫利用費を準備しよう

倉庫利用費ってどんなもの?

倉庫利用費とは、商品を物流倉庫に保管する場合にかかる費用をさしています。

商品在庫が多数ある場合、発送件数が多く自分たちで発送作業の対応ができないケースなどに利用する方が多くいます。

 

多くの物流会社で、商品の保管に加え注文が入った商品の梱包~発送までを依頼することができ、発送費も多少割安になるケースも多いようです。

 

料金は在庫数や保管スペースの広さ、代行作業の内容によっても異なってくるのですが、主に以下のような内訳となるケースが多くみられます。

内訳 料金
基本料金 10,000円/月〜
保管費用 5,000円/1坪~
入庫費用 600円/1回~
梱包費用(資材、作業費含む) 180円/1件~
発送費用(送料含む) 390円/1件~

※料金は一例です。必ず利用する倉庫サービスの料金形態を確認しましょう。 

 

倉庫利用料を安く抑えるには、

  • 保管スペースを小さくする
  • ひと月の入庫回数を減らす
  • 使用する梱包資材を安いものに限定する

以外にも、納品書の発行など不要な作業を省くなど、毎月の倉庫利用費を安く抑えていくための工夫をすることが、準備金を抑えるために重要なポイントになります。

倉庫利用費はどれくらい準備しておくべき?

上記の内容を踏まえると、倉庫利用費は最低でもひと月に2万円弱の費用がかかると考えられます。

ただし、注文件数が増えるほど発送件数も増え、倉庫利用費も上がるので注意してください。

 

たとえば、ひと月に30件の注文を受けた場合、30件分の梱包費用と発送費用がかかり、ひと月の倉庫利用費は4万円~5万円が目安となります。

 

ただ、在庫を持たずに商品を販売する方法もあります。

 

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ショップ開設当初など、売れ行きの予測が立たない場合は、在庫を持たずに必要な分だけ仕入れることで、自分で在庫を持たずにネットショップをスタートさせることができる=倉庫利用費が不要になります。

 

また、万が一在庫が余ってしまった場合でも、自分で保管する商品在庫数を極力減らすことができるので、自宅保管で対応できるようになります。

 

さらに、保管場所をあまりとらないハンドメイド雑貨や、空いている押入れやクローゼット、空き部屋などがある場合はそこを倉庫代わりとして利用することで、 準備金として倉庫利用料を用意して置く必要はありません。

 

つまり、倉庫利用費0円でネットショップを始めることも可能なのです。

自分が準備できる資金や発送数などから、倉庫利用を検討し、削れる部分はコストカットしていくと良いでしょう。

ネットショップを始めるために必要な資金その7:作業場所利用費を準備しよう

ネットショップを始めるために用意しておくべき資金とは?

ネットショップを始めるために必要な資金その7:作業場所利用費を準備しよう

作業場所の利用費ってどんなもの?

作業場所の利用費とは、ネットショップ運営をする建物の家賃やレンタル料金にかかる金額のことをさします。

 

個人運営なら自宅の家賃、複数人ならマンションやオフィススペースのレンタル料などが作業場所の利用費として該当します。

 

たとえば、家賃10万円の2LDK(建物面積66.24㎡)で、1室(6畳:10.94㎡)を作業部屋として使っている場合、どれくらいの利用費になるかというと、

 

10.94㎡ ÷ 66.24㎡ × 10万円 = 約16,000円/月

 

と計算することができます。※小数点第三位以降切捨て

 

しかし、実際には家賃にこの金額も含まれているので、新たにスペース利用料として支払う必要はなく、レンタルオフィスなどを借りる場合と比較すると、スペースのレンタル代金全てを0円に収めることができます。

 

自宅の空き部屋やガレージなど、作業として利用できるスペースがある場合は、まずは空きスペースからネットショップをスタートさせると良いでしょう。

作業場所の利用費はどれくらい準備しておくべき?

自宅を基本の作業場とする場合は、作業場所の利用費は0円に収めることができます。

 

ただし、レンタルオフィスや新しく作業場として部屋を賃貸する場合は、最低でも部屋の賃貸料金として5万円〜/月(※地域やサービスにより異なる)は用意しておく必要があります。

 

その他に、敷金や礼金などが発生する場合もあるので、準備金としては10〜15万円程度があると良いでしょう。

 

なお、借りる場所や会社によっても価格が異なるため、賃貸契約を検討している場合は、レンタルオフィスのサービスや不動産へ費用の確認・相談するようにしましょう。

まとめ

ネットショップの開設に必要な準備金について説明してきましたが、最後に各金額をまとめてみましょう!

 

費用仕訳 節約のポイント 経費計上 費用の相場
開設費 無料~低予算で始められるサイトを選ぶ 小規模:無料~50,000円
中規模:50,000円~150,000円
大規模:200,000円~
仕入れ・買い付け費 少量の商品を売れた分だけ仕入れる 定価の40%~70%
機材費 スマートフォンやパソコンなど、すでに持っている機材やを活用する 0円~70,000円
資材費 用途に適した割安な資材を選ぶ 16,000円~27,500円
発送費 低価格で発送できる配送会社を選ぶ 5,400円~22,680円
倉庫利用費 自宅保管により保管費・作業費を減らす 40,000円~50,000円
作業場所利用日 自宅の空き部屋やガレージなどを活用する 0円〜

 

この表をもとに、

  • 小規模
  • 自前の機材を利用(スマートフォン、パソコン)
  • 自宅保管
  • 作業場は自宅

のといった形でネットショップをスタートさせる場合は、

  1. 仕入れ・買い付け費:定価の40%~70%
  2. 資材費:16,000円~27,500円
  3. 発送費:5,400円~22,680円

が必要な資金として考えることができますね!

想像よりも安くスタートできると思った方も多いと思います。

 

今回この記事で紹介した資金は、ネットショップ立ち上げにかかる一般的な費用です。

 

目指すネットショップの規模によって必要な資金は異なりますが、倉庫利用費や作業場所利用費など、コストダウンできるところを賢く省いていくことで、開業にかかる資金も限りなく0円に収めることができます。

 

また、今回はネットショップ開設に必要な項目別に計算し資金として紹介しましたが、資金計画を立てるときは、利用するサービスから売上金が入ってくるタイミングも考慮し、無理のない資金計画を立てていくのが重要です。

 

理想と予算、入金のタイミングをよく考えて、無理なく満足のいくネットショップ制作を行いましょう!

 

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