これは STORES のマーク、いわゆる『ロゴ』です。
STORES のwebサイトに表示されるのはもちろん、STORES から配信するメールマガジンに表示させたりスタッフの名刺に使ったり、サービスがテレビや雑誌で紹介されるときにもこのマークを利用してもらったり…
いろいろな場面で『STORES というサービスであることをお知らせするため』にロゴを利用しています。
コンビニやスーパー・飲食店・アパレルブランド、そしてネットショップでも、自分のお店であることをお知らせするために、いろいろな場所でロゴが使われていますよね?
でも、
- どうしてロゴって必要なんだろう?
- ロゴがなかったらどうなるの?
- そもそもロゴってどうやったら作れるの?
など、「ロゴについて実はよく知らない・よく分からない」という方もたくさんいると思います。
そこで今回は、
- ロゴってなんだろう?
- ロゴはどうして必要なの?
- ロゴを作る方法
- ロゴを作る時のポイント・コツとは?
について紹介していきます!
これから自分のネットショップやブランドを開く予定の人はもちろん、自分のストアやブランドのロゴをリニューアルしたい人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ロゴってなんだろう?
①ロゴの意味とは?
お店・企業・ブランド・商品など、たくさんの場面に利用されているロゴですが、そもそもロゴとはどんなものなのでしょうか?
私たちは普段、略語である「ロゴ」という言葉でひとまとめにして使っていますが、「ロゴタイプ」「ロゴマーク」「シンボルマーク」をまとめたものを意味しています。
ロゴなどのデザインを手がけるブランデザインでは、ロゴについてこのように解説されています。
- ロゴタイプ
もともとは印刷用語として使われ、2字以上の文字を1本の活字に鋳込んだものをいいました。
近年は、ブランド名や商品名、社名など「デザインされた文字」のことをさします。- シンボルマーク
会社、団体、個人、サービスなどを「象徴した図形」。日本の家紋もシンボルマークです。
マークは省略した呼称でシンボルマークと同義です。- ロゴマーク
和製英語で、以前この言葉はありませんでした。 ロゴタイプがシンボルマーク的(デザインにオリジナリティがあり、より象徴性が高い)に使われるためロゴマークと呼ばれはじめました。
マークとロゴタイプがセットされたものもロゴマークといわれています。- ロゴ
ロゴタイプの略称で以前はデザインされた文字のことでしたが、今ではロゴタイプ、マークの総称
として使われてることが多くなっています。
図を使ってみるともっとわかりやすいと思います。
つまり、ロゴとは
会社、団体、個人、商品、サービスなどを表すための文字やマークのこと
を意味しているのです。
②ロゴはどうして必要なの?
1)ロゴにはブランディング効果がある
私たちは、世界的なハイブランド ルイヴィトンやスポーツブランドのナイキをはじめ、ロゴを見ただけでアイテムがどこのブランドのものなのか・どれくらい価値のあるものなのかを知ることができますよね?
これは、世界中の人たちが各ブランドに価値があることはもちろん、「ロゴがそれぞれのブランドを示しているマークである」と知っているからなのです。 ロゴが「会社、団体、個人、商品、サービスなどを表すための文字やマークのこと」であることからも、納得できると思います。
つまり、ロゴがあることで『会社・団体・個人・商品・サービスの名前やブランドとしての価値』をたくさんの人に知ってもらうことができます。
また、ロゴマークを作成しているbiz-up!が行なった調査によると、ロゴマークがある会社とない会社では、ロゴマークがる会社の方が印象が印象が良いと回答した人が90%もいたそうです。
つまり、ロゴがあることで会社・団体・個人・商品・サービスへの好感度・信頼度を高めることもできるのです。
このように信頼・認知を通してブランドそのものの価値を高めていくことは『ブランディング』と呼ばれるのですが、
ロゴがあることで、
- 会社・団体・個人・商品・サービスをブランドとして人々に知ってもらう効果
- ブランドとしての好感度をあげ、信頼してもらえる効果
が作り出されます。
そして、結果的にブランドとしての価値が高まっていく『ブランディング効果』を期待することができるので、会社・団体・個人・商品・サービスにはロゴが必要なのです。
2)ロゴには売上をあげる力がある
人の体は、視覚・嗅覚・聴覚・触覚などの感覚のうち70%もの情報を視覚から入手していると言われています。つまり、おしゃれで目を引くようなロゴは、視覚情報として頭の片隅に記憶として残っており、ふとした瞬間に人の購買行動をかきたてることができます。
実際に、起業家であるマイケル・E・ガーバーの著書には、臨床心理学者のチェスキンが行なったテストについて、次のように書かれています。
円形のロゴが入った商品は三角形のロゴよりもよく売れ、紋章のロゴの入った商品は円形のロゴよりも良く売れたという。それほど重要とは思えないロゴの選び方一つをとっても、売上げが増えたり減ったりする。今までに気にしたことがなかったかもしれないが、看板やロゴ、名刺の書体は、売上げに大きな影響力を持っているのである。
マイケル・E・ガーバー著 The E-Myth Revisited: Why Most Small Businesses Don’ t Work and What to Do About It
つまり、デザイン性や特徴のあるロゴを利用することは人の記憶に残りやすくなり、結果的に売上の向上に繋がっているという点からも、会社・団体・個人・商品・サービスなどにロゴが必要であると言われる理由なのです。
ロゴはどうやったら作れるの?
ロゴの特徴や、ロゴが必要な理由について紹介してきましたが、「自分のロゴを作ってみたい」と思っている人もいるのではないでしょうか?
デザインの知識がある人はIllustratorなどのツールを使って簡単に作成することができますが、デザインの知識がない場合や、Illustratorなどのツールの使い方を知らない場合など、どうやってロゴを作ったら良いか悩んでしまう人もいますよね?
ここからはそう行った人たちに向けて
- ロゴを作る時の注意ポイント
- デザイン知識のない人でもロゴを作る方法
について紹介していきましょう!
①ロゴを作る時にまず注意したいこと
まず最初に、ロゴをデザインする時に注意したいことをまとめておきます。
これからロゴを作ってみようかなと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!
1)ロゴをデザインする時に注意したいことその1:ロゴの種類を決めよう!
ロゴの意味とは?の項目で紹介したように、ロゴという言葉は3つのタイプをまとめて読んでいます。
- ロゴタイプ
デザインされた文字のこと。
CanonやSONYなどが良い例です。文字の書体はもちろん、文字の間隔や大きさ、カラーなどにもオリジナル性を出すことができます。ロゴの種類:ロゴタイプ - シンボルマーク
会社、団体、個人、サービスなどを表した図形のこと。
Apple社のりんごのマークやナイキなどのマークが良い例です。日本の家紋もこのタイプに分類されます。
視覚的な印象が強く、記憶に残りやすくすることができます。 - ロゴマーク
デザインされた文字と図形を組み合わせたもの。
三菱のやトヨタなどのロゴが代表的な例です。
文字だけでは伝えられないこと・マークだけでは伝えられないことのどちらも補うことができます。また、マークだけ・文字だけという活用方法ができる点でも活用の幅が広がります。
どのロゴタイプを使うかの良し悪しはありませんが、文字と図形が組み合わさったロゴマークは、ロゴに多くの意味を持たせたり、ロゴタイプとしてもシンボルマークとしても活用ができるのでおすすめです。
会社・団体・個人・商品・サービスのロゴを作成する時の一番大切なポイントとして、どのタイプのロゴでブランディング(認知度・好感度・信頼度からブランドの価値を高めていく戦略のこと)をしていくのかを決めるようにすると良いでしょう。
2)ロゴをデザインする時に注意したいことその2:好印象を与えるデザインにしよう
- 使う色に気をつけよう!
人は視覚からの情報が70%であると説明した通り、視覚情報の重要な要素に『色』があります。色は見た目の華やかさだけではなく、人の感情にも働きかけるほどのパワーを持っています。
人が各カラーに抱く印象を理解し、自分のブランドが伝えたい内容に一番合ったカラーを選ぶようにしましょう。
【代表的なカラーの印象】
①赤
視覚的に相手に訴えかける力が最も強く、注意を惹きつけたり興奮を引き起こしやすいカラーです。
セールやチラシ、購入ボタンなどに利用されることが多くあります。
②青
リラックスや清涼感、爽快感など爽やかな印象を与えやすいカラーです。また、青は「海や空の色」という連想が働きやすいため、開放的な印象を与えることもあります。
③緑
森林や高原を連想させやすい緑は、安心感や安定感をもたらす、リラックス効果があるカラーです。
リラクゼーションサロンや薬局、飲食店などに比較的多くみられるカラーです。
④黒
闇や死などマイナスなイメージを連想させる印象が強いですが、デザイン性のある使い方をすることで、力強さや高貴さなど『高級感』のある印象を与えることができます。
その他の色についても、色彩と心理学に関する参考書などに詳しく書かれているので、ぜひ参考にしてみてください。 - 使う形に気をつけよう!
自分の好きなようにデザインすることももちろんですが、シンボルマークとして使う『形』からも人は様々な印象を受けます。
筑波大学が行なったロゴマークの形状から受ける印象についての研究では、次のような結果が出ています。
・円形のロゴマークは安心感・女性的なイメージを感じさせる
・正六角形のロゴマークは高級感を感じさせる
・非対称性のあるロゴマークは新鮮さのあるイメージを与える
・対称性のあるロゴマークは伝統的なイメージを与える
自分が相手に与えたいイメージに合った形を使うようにすることも、印象的なロゴにするために重要なポイントと言えるでしょう。 - どんなサイズでもみやすいデザインを心がけよう!
ロゴが小さく表示される時に、ロゴの文字やマークが潰れてしまってはロゴとしての意味はありませんよね?
小さく表示されてもみやすい文字幅やフォントデザイン、マークを使ってデザインをすることも、注意点の1つとして気をつけるようにしましょう。
②実際にロゴを作ってみよう! 〜ロゴを作る方法とは?〜
1)デザイン会社にロゴ作成を依頼しよう
デザイン知識のない人がロゴを作る方法の1つとして、デザイン会社へ依頼するという方法があります。
デザイン会社へロゴ作成を依頼するケースはデザイン料などの費用が必ず発生するのですが、
- どんなロゴにしたいのか?
- ブランドとしてのコンセプトはなんなのか?
- どんなカラーにしたいのか?
など、デザイナーと話し合いながら進めることができます。また、悩んでしまった時はデザイナーからのアドバイスを受けることもできます。
ロゴ作成を依頼できるサービスをいくつかピックアップしてみたので、お金をかけてロゴを作りたい!という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
- ブランデザイン
結婚式場や学校のロゴを手がけたことがあるだけでなく、個人経営の工務店などのロゴも引き受けるなど、規模に合わせたロゴを作成してもらえるサービス。
- ココナラ
デザイナーの登録制度を用いているサービスで、比較的安い価格で会社や店舗・チームのロゴやバナーなどを直接デザイナーに依頼することができます。個人から法人まで幅広く利用することができます。
2)STORESのロゴメーカーを使おう
みんながみんな、お金をかけてデザイナーにロゴ作成を依頼することができるわけではありませんよね?
- プロが作ったようなロゴを作ってみたい
- でも、デザイナーに依頼するほど費用はかけられない
- でも、デザインの知識はない…
そんな風に思っている人の方が多いのではないでしょうか?
こうした「お金をかけたりデザインの知識がないけど、おしゃれでプロが作ったようなロゴを作りたい人」にオススメなのが、STORESが提供しているロゴメーカーのサービスです!
STORESロゴメーカーってどんな機能?
誰でも簡単にネットショップが開設できるSTORES(ストアーズ) が提供している、誰でも簡単におしゃれなロゴが作れるサービスです。
- デザイン知識がなくても簡単におしゃれなロゴが作れる
- 豊富なプレビュー画面、商用利用OK!
- 無料で利用可能
- インストールなどは一切不要
という点が大きなです。
- デザイン知識がなくても簡単に使える!
表示させたい文字を入力したら、好きなフォント・大きさ・カラーを選ぶだけ。
フォントはデモ画面で実際に確認することができます。
STORES.jp ロゴメーカーの特徴その1:ロゴタイプのデザインも簡単! また、ロゴに利用できるマークもたくさんの種類があり、自分の自由な位置に配置することもできます。
STORES.jp ロゴメーカーの特徴その2:豊富なシンボルマークのデザイン - 豊富なプレビュー画面
自分でデザインしたロゴは、どうせなら色々な場面で使いたいと思いますよね?ロゴメーカーで作成したロゴは、商用利用ができるので、お客様へのサンキューレターやストアカード、商品タグや名刺など、ロゴを色々なシーンで利用することができます。
また、名刺や商品タグ、マグカップやトートバッグなど、様々なアイテムに利用したときのプレビューも確認できるので、実際に印刷してみたらイメージと全然違った…といったトラブルを防ぐことができます!
STORES.jp ロゴメーカーの特徴その3:豊富なプレビュー画面 - 無料で利用可能
STORES のロゴメーカーは誰でも無料で利用することができます。
もちろん STORES のアカウントがない人でも利用できます。
・お誕生日のお祝いに使いたい!
お誕生日プレゼントの袋に自分で作ったロゴをプリントすることもできます。
STORES.jp ロゴメーカーの使い方その1:誕生日のメッセージにも使える
結婚式のタグなどもロゴメーカーを使えば簡単にDIYができます。STORES.jp ロゴメーカーの使い方その2:結婚式にも利用できる! - インストールなどは一切不要
無料で使えるのは嬉しいけれど、アプリを入手したり設定をしたり…必要な登録作業をするのはとても面倒くさいですよね?
でも、STORES のロゴメーカーはURLにアクセスするだけでいいんです!
画像の保存も、ロゴが完成したらボタンを押すだけで、様々なサイズの画像としてダウンロードすることができます。
STORES ロゴメーカーの特徴その4:インストール不要で簡単に使える
STORES ロゴメーカーを使ってみよう!
ロゴメーカーでロゴを作る方法を実際に確認してみましょう!
STEP1
まず、STORES ロゴメーカー にアクセスし、作りたいロゴのテキスト(例 ショップ名など)を入れてみましょう。シンボルマークだけでロゴを作りたい場合は、テキスト入力を省略し青いボタンをクリックして進めることもできます。
また、入力したテキストはSTEP2のページでも自由に追加・変更ができるので、万が一間違えて入力してしまっても安心です。
STEP2
作成ページに移動したら、ここからはあなたの好きな通りに組み合わせをして作ってみてください!
文字はキャッチコピーの欄を使えば2段にもできますし、42種類のフォントの中から好きなものを選択できます。
ロゴのマークも用意しているものから好きなデザインを好きな場所に配置させることができ、カラーも大きさも変更は自由に可能です。
STEP3
ロゴが完成したら、保存形式やサイズ選択をして、「保存する」ボタンを押します。
保存形式やサイズについては、実際にダウンロードされたロゴを参考にしてみましょう!
- 小さいサイズ
STORES ロゴメーカー:小さいサイズで保存したロゴ - 普通サイズ
STORES ロゴメーカー:普通サイズで保存したロゴ - 大きいサイズ
STORES ロゴメーカー:大きいサイズで保存したロゴ
ロゴを利用する場所によって最適な大きさはその都度変わっているので、できれば全てのサイズをダウンロードしておくことをおすすめします。
ロゴメーカーで作ったロゴ実例
実際にロゴメーカーで作られたロゴを紹介していきます!
また、ロゴメーカーはデザイン次第でバナーとして利用できたりもします!
YouTubeのサムネイル画像として使ってみたり、Instagramなどのストーリーズ画像に利用してみたり、デザインとアイディア次第でどんなことにも活用できるのも、ロゴメーカーの特徴です!
まとめ
ロゴには
- ロゴタイプ:文字だけでデザインされたもの
- シンボルマーク:形だけでデザインされたもの
- ロゴマーク:文字と形を組み合わせて使ったもの
の3タイプがあり、ロゴを利用することで
- 会社・団体・個人・商品・サービスをブランドとして人々に知ってもらい、ブランドとしての好感度をあげ、信頼してもらえる=ブランディング効果がある
- 人の記憶に印象に残りやすいロゴを利用することで、売上の向上に繋がる
とったメリットを得ることができます。
また、ロゴを作成する方法としては
- デザイン会社に依頼する
- STORES のロゴメーカーを利用する
といった方法を紹介しました。
「お金はかけられないけどおしゃれで本格的なロゴを作りたい!」という時こそ、無料で誰でも簡単にロゴ作成ができるロゴメーカーを使ってみてはいかがでしょうか?
また、STORES のロゴメーカーは、STORESに登録していない人もロゴメーカーのページにアクセスすることで簡単に利用することができます。
ぜひあなただけのロゴメーカーの使い方、見つけてみてくださいね!
また、ネットショップの開業については、『2022年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。