ストア開設:2014年12月
room boy pony
https://roomboypony.stores.jp/
三つ編みトートバックで火がつき、今では原宿系モデル界隈でも愛用者の多い、バックデザイナーの「room boy pony(ルーム ボーイ ポニー)」さん。
twitterやinstagramからは、room boy ponyのファッションの個性が垣間見れます。今回は、そんなroom boy ponyさんのインタビューをご紹介いたします。
▲room boy ponyストア▲
きっかけはインスタグラムから
STORES編集部(以下S): バックデザイナーとしてご活躍のroom boy ponyさん、今回、なんとお呼びすれば良いでしょうか?
room boy ponyさん:ponyでいいですよ。
S:では、ponyさん、現在に至るまでのご経歴を教えてください。
room boy ponyさん:アパレル系の学校でデザイン等を学んだ後、趣味でバックや服のリメイクをしていました。
そんな中、インスタグラムでつながっているアメリカ人のデザイナーから、「販売してみたら?」と勧められ、販売する用にも製造をスタートさせたのがきっかけです。
S:インスタグラムがきっかけだったのですね。その時からroom boy ponyという名前でスタートしたのですか?
room boy ponyさん:いいえ、元々、room boy ponyと名乗っている方が先です。初めから、ブランドをスタートさせたい、商品を販売したい、などは思っておりませんでしたので、お勧めされていなかったら、趣味の範囲のままだったと思います。
ですので、スタートする時にroom boy ponyというネーミングがあったので、結果的にブランドも、ショップ名もそのまま利用する経緯となっています。
S:自然な流れだったのですね。ponyさんは、どのようにデザインを考えられていますか?
room boy ponyさん:「本当に、自分が欲しいもの」というポイント以外は、特にテーマやデザインを考えるルールはありません。
ただ、本当に自分が欲しいものになるので、新しい商品を考えた後は、まずは自分がしっかり利用しています。使い倒すくらい使います。
そこで、使いづらい部分や不都合があった場合には、改良をして最終的に商品化としています。
S:とても愛がこもっていますね。日々のコーディネートに合うかどうかや、使いやすいか以外、耐久性も含め、実際に長期利用をすることでみえてきますもんね。
ponyさんの好きなブランドから、自分の商品のインスピレーションなどは受けていますか?
room boy ponyさん:コムデギャルソン・ヨウジヤマモト・モリーゴダード・草間弥生が好きなので、自分自身はよく身につけるブランドアイテムとなります。
でも、インスピレーションを受ける、参考にする、ということはあまりありません。
ただ、VOGUE、ELLE、装苑、SPULなどの雑誌を見るなどをして、トレンドを把握したりすることはあります。
S:ponyさんは、とてもファッショナブルですもんね!ネットショップで一番人気な商品はなんですか?
room boy ponyさん:A4サイズの三つ編みのバックです。
商品が届いた時の感動があるかどうか
ponyさんの商品を買ってくれる方はどこから知って購入される方が多いのでしょうか?
room boy ponyさん:自分からの発信はtwitterやインスタグラムのみです。
ただ、実際にストアに来てくれて購入してくださるお客様は、別のところで知ってからネットショップにたどり着くケースが多いように思います。
ファッションモデルの方が利用してくださっていて、雑誌やスナップ、その方の個人SNSアカウントなどで取り上げられて、そこでroom boy ponyのブランドを知ってからネットショップに流れてくるようなケースなど。
もちろん、自分から、モデルの方に商品提供など、お願いは一切しておりません。本当にご利用いただいているので、嬉しく思っています。
S:それは本当に自然な口コミですね!嬉しいですね!!インスタグラムを見ると、ラッピングなども、キャンディーのようになっており、可愛いです。ネットショップ運営で大切にしていることはありますか?
room boy ponyさん:せっかくご購入いただいているお客様が喜んでくれるのが、本当に嬉しいので、できる限り、自分でなんでもするようにしています。
そして、感謝の気持ちが伝えられるよう、手書きのメッセージカードなどを添えるなどもしています。
商品製造についても、材料の質や製法なども原価が高くなっても良いものを利用しています。直販のみの展開だから実現できるのだと思っています。
商品が届いた時に、喜んでもらいたい、という点を考えながら運営しています。
S:手書きのメッセージって嬉しいですよね、また買おう、と思えますもんね。一人一人のお客様を大切にしているところがファンを増やしているポイントなのですね。先日、POPUP SHOPも展開されていましたが、リアル店舗での販売も積極的なのですか?
room boy ponyさん:積極的ではありません前回は、お世話になっているお知り合いのお誘いがきっかけで、展開しました。リアルでの展開もとても楽しいのですが、頻繁には難しいと思っています。
ひとつひとつを大切にしていきたいですし、自分で製造している部分が多いので、一度にたくさんの生産もしにくいこともあります。
今後も、基本スタンスはネットショップを中心に展開していきたいと思っています。
STORESは何も考えなくても運営ができる
S:STORESのご利用歴はもう3年と、長く使ってくださっておりますが、STORESはどのようなきっかけでご利用に至ったのですか?
room boy ponyさん:当時簡単にネットショップを開設できるサービスは、今に比べて少なかったと思いますが、知り合いから教えてもらいました。
実際に使って見ると、何も考えなくても運営できるところが気に入って、今に至ります。
S:ありがとうございます!逆に、STORESへのご要望はありますか?
room boy ponyさん:海外のお客様からのご要望もインスタグラム経由でいただくので、海外発送設定などが、日本語サイト上でできると嬉しいです。
S:そうですよね、、!ありがたいご意見ありがとうございます。こちら次回の参考にぜひさせてください!ponyさんの今後の展望を教えてください
room boy ponyさん:作りたいと思ったものを、自由に作っていきたいです。先日、POPUPで、春夏に活用しやすいクリアバックをお披露目しました。
反応もありましたので、こちらの製造に目下とりかかり中です。
S:可愛いですね!縦長で特徴的です。楽しみですね!!本日は、インタビューありがとうございました。
room boy pony公式アカウント
ストア名:room boy pony(ルーム ボーイ ポニー)
https://roomboypony.stores.jp/
twitter:@room_boy_pony
インスタグラム:@room_boy_pony
編集後記
room boy ponyさんは、インスタグラムからはとてもミステリアスな雰囲気があり、どのような方か、お会いするのがとても楽しみでした。
おしゃれな着こなしで登場したponyさんは、話しやすく、自分の「好き」という感覚をとても大事にしている方だと思いました。
そして、購入してくださるお客様のことを本当に考えた商品になっているということを感じました。
今後の新作も楽しみでなりません!