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数字からネットショップを分析してみよう〜グーグルアナリティクス初級編〜

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ネットショップを運営する上で欠かせないのが、自分のネットショップのアクセス状況をしっかりと分析すること

アクセス解析の初心者さん向けに、

  1. STORESのアクセス解析の機能
  2. STORESのアクセス解析機能の分析の仕方

をご紹介してきました。

また、STORESのアクセス解析に慣れてきて、もっと詳しく分析したいという方に向けて、Google Analyticsの設定方法についても前回ご紹介しました。

 

分析をするには各数字をしっかり把握することが大切なのはわかったけれど、いざ数字を見てみると、分からない単語ばっかりで「どの数字をどうやってみたらいいんだろう?」なんて悩む人も多いのではないでしょうか。

 

特にグーグルアナリティクスの数値分析の方法は、検索するとたくさん結果は出てくるけど、どれも説明が難しかったりしますよね??

 

そこで今回は、STORESを使っている方やネットショップ開設検討中の方に向けて、分かりやすくグーグルアナリティクスの分析方法をご紹介していこうと思います!!

 

Google Analyticsを使えば、STORESに備わっているアクセス解析よりもさらに細かな分析ができるので、もっと売上を伸ばしたいなと思っている方、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

【アクセス解析の基本はこちら】
これからアクセス解析を始めようと思っている人向けに、数字の見方やアクセス解析のメリットを『数字からネットショップを分析してみよう〜アクセス解析の見方編〜』という記事でまとめました。

こちらもぜひ参考にしてみてください!

 

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Google Analyticsの数字を読む

1.分析の基本のキ:各数字の意味を把握してみよう

Google analyticsの管理画面

 

左側の赤い枠から、

 

ユーザー > 概要

 

をクリックすると、右側に折れ線グラフや円グラフ、数字が表示されます。

様々な分析を行っていくにあたり、まずは抑えておくべき基本の数値を確認しましょう。

 

①セッション

ネットショップへアクセスされた回数です。

1人の人が2回アクセスしてくれた場合は、セッション数=2 となります。

セッションを把握すると何に役立つ?

セッションはネットショップを訪問された回数になるので、何回ネットショップ

を訪問してくれると購入に繋がるのかといった割合を把握することができます。

 

②ユーザー

ネットショップに来てくれた人数です。

STORESのアクセス解析では、訪問者数にあたります。

 

「セッションと何が違うの?」と疑問に思う方も多いはず。

セッションは同じ人が2回、3回とネットショップを訪問した場合、セッション数も2、3と増加します。それに対し、ユーザー数は純粋にネットショップにアクセスしてきた人数をカウントしているため、同じ人が2回、3回と訪問してきても、ユーザー数=1 となります。

 

ユーザー数の把握は何に役だつ? 

ユーザー数の推移を把握することで、自分のネットショップの人気度や注目度を図ることが出来ます。

数値が高いほど、ネットショップの人気度・注目度=高。

安定的にユーザー数を獲得できているのか、新作や再販時にユーザー数が伸びる傾向にあるのかなど、自分のネットショップ傾向とその対策を立てるのに役立ちます。

 

③ページビュー

PV数と言われるもので、ユーザーが見たページ数の総数を指しています。

STORESのアクセス解析ではページ閲覧回数にあたります。 

 

セッション数と何が違うのか?

セッション数は1回のアクセスで2ページ、3ページネットショップを閲覧した場合でも セッション数=1 となります。

これに対し、1回のアクセス(つまり1セッション)で3ページ見られた場合、 ページビュー数=3 になります。

 

ページビュー数は何に役立つ?

ページビュー数を把握することで、どのページによくアクセスされるのかを把握することが出来ます。きちんと宣伝した商品にアクセスが集まるのか、それとも他に要因があるのか。そういった分析に役立つ数値です。

 

④直帰率

ネットショップにアクセスした1ページ目で離脱してしまった割合を表示しています。

どのページから離脱してしまっているのかを把握することができるので、課題のページやどうしてお客さんがすぐネットショップを離脱してしまうのかといった原因を把握することができます。

 

2.お客さんはどこから来ている?:流入元を探ろう

Google Analytics・集客の画面


 

今度は 

 

集客 > 全てのトラフィック > チャネル (赤の部分)

 

をクリックすると、上のような表が表示されます。

ここでは、お客さんがどのように自分のネットショップにアクセスされたかを把握することができます。

一番左(青の部分)に書かれているのが、流入元になります。

 

一般的に表示されることが多い流入元の単語の説明はこちら▼ 

・Direct … お気に入り登録や直接URLを入力されたアクセス

・Social … SNSなどを通じたアクセス

・Organic Search … 各検索エンジンの検索結果からのアクセス

・Referral … 他のサイトのリンクからのアクセス

 ・Email … メールマガジンなど、メールのリンクからのアクセス ※メールマガジンのリンクにパラメーター(計測用のURL)をつける必要があります

 

例えば、SNSからの流入が多い場合は、今まで以上にSNSに力を入れると更にお客さんがアクセスしてくれるかも知れません。

 

メールマガジンをフォローしている人はたくさんいるのにメールからのアクセスが少ない場合は、メール本文が読みにくくないかなど、何らかの理由の発見・改善に繋げることも可能です。

 

また、それぞれの単語をクリックすると(青枠の各文字は更にクリックできるようになっています)、より詳細を確認することができます。

Direct

直接URLをクリックした時に一番目に表示されたページがランキングで出されます。

           

ランディングページ

  • URLをお気に入りをしたくなる理由はどこにある?
  • ストアカードなどでURLを宣伝したから?

など、 上位のページにアクセスが多い理由は何か? を考えることで、

下位のページを押し上げることが出来る=ネットショップ全体のアクセスが増える

ことに繋がります。

 

Social

どのSNSからのアクセスが多いかがランキングで表示されます。

           

ソーシャルネットワーク

 

  • 流入の多いSNSに力を入れていくことで更に流入数を増やすのか?
  • 流入の少ないSNSを改善して新たな流入数を増やすのか?

といった改善案を考えることも可能です。

 

キーワード

検索されたキーワードがランキングで表示されます。

 

「お客さんの検索したかったこと」がリアルにわかる場所です。

キーワード検索をする方は「特定の商品が欲しい/探している」ということになるので、検索結果に対して妥当なページが表示されるように商品名や商品詳細の内容を変更することもいいかもしれません。

 

Referral

どのサイトからネットショップへ来たかがランキングで表示されます。

           

参照元

 

影響力の強いサイトへネットショップのリンクを露出してくことができれば、アクセス数増加に繋がります。

 

Email

メールのリンクをクリックした時に一番目に表示されたページがランキングで出されます。

                                   

Emailのランディングページ

メールマガジンなどのバナーなどからの流入ランキングがわかるので、

  • ランキング上位のメールマガジンの良かった点
  • ランキング下位のメールマガジンの改善点

をまず明確にしてみましょう。

原因を明確にすることで、メールマガジンからの流入を増やしていくことが出来ます。

 

まとめ

今回はGoogle Analyticsでまず抑えておくべき箇所を紹介させていただきました。まだ分析に慣れていないという方は、まず今回紹介した数値から1つずつ分析していきましょう。

 

自分のネットショップの良い点・改善点がわかるようになると、売上が上がっていきます。そして売上が上がっていくと、今までとは一味違ったネットショップの楽しさが感じられるかもしれません!!

 

次の記事では、各ネットショップの目標(購入数、会員登録数など)がどれだけ達成できたかを分析する、ちょっと上級者向けの内容を紹介しています。ぜひご覧ください!

 

また、ネットショップの開業については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

 

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