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発送手段を決めて、STORES ネットショップ の送料を設定しよう

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送料を設定するには、配送方法と、送料をいくらにするかを決める必要があります。


この記事では、STORES ネットショップ の送料設定でできること、主な配送方法、送料の決め方、業種ごとの設定事例をご紹介します。

送料設定のポイントと操作方法(動画)

本記事の内容をかんたんにまとめた動画です。

こちらの動画はスタートダッシュセミナーのアーカイブ動画から一部を抜粋しております。
セミナー全編の視聴はこちらのページから!

ネットショップ公開までの設定の手順とポイント、集客方法の基本を、約1時間で解説しています。

STORES ネットショップ の送料設定でできること

まずは STORES ネットショップ での送料設定をご紹介します。

STORES ネットショップ には大きく分けて二種類の設定方法があります。送料詳細設定(初期設定)と送料一律設定 です。

送料詳細設定

送料詳細設定は、「配送先の都道府県別の送料」や「アイテム別の送料」を設定する機能です。

配送先の都道府県ごとに、異なる送料が設定できます


また、商品ごとに異なる送料を設定できます。例えば、アクセサリーのように小さく軽いものにはメール便、衣類には宅配便など、アイテムごとに設定が可能です。


アイテムごとに設定した場合は、複数購入時の送料の計算方法も、合わせて設定しましょう。

送料一律設定

全商品・全国一律で同じ送料を設定できます。この設定の場合、複数購入された場合も一律です。

送料_一括

 

それぞれの詳しい設定方法に関しては、下記のFAQをお読みください。

よくある質問:送料の設定方法を教えて下さい

送料の見え方

お客様が送料を確認できるのは、「アイテムページ」と「お会計画面」です。

アイテムページでは、「そのアイテムにいくらの送料が設定されているか」が表示されます。

送料詳細設定の「発送手段の名称」と「送料の計算方法」は、お客様には表示されませんのでご注意ください。


お会計画面では、お名前や住所の個人情報、お支払い方法を入力したあとに、最終的な送料が表示されます。

 

最終的な送料は、このタイミングでしか確認ができません。

 

そのため送料詳細設定を利用する際は、ABOUTページFAQ機能を活用し、詳細を記載いただくことがおすすめです。

送料が不明確であることは、カゴ落ち(商品を買い物かごにいれたものの、購入されずにページを離れてしまうこと)の原因にもなりえます。

主な配送方法

商品の大きさなどにあわせ、配送方法を選びましょう。配送方法は大きく分けて「メール便」と「宅配便」の2種類です。

 

メール便

軽い商品を発送するのに向いており、日本郵便のゆうメール・ヤマト運輸のネコポス・佐川急便の飛脚メール便などがあります。配送料が比較的安く、全国一律料金のサービスが多いのでわかりやすいのもメリットです。

 

宅配便

大きな商品を配送するのに向いており、日本郵便のゆうパック・ヤマト運輸の宅急便・佐川急便の飛脚宅急便などがあります。配達の速さや、時間指定、紛失等の保険などがメリットとしてあげられます。

 

各社の配送サービスの詳細は、下記の記事に詳しく記載しております。

送料の決め方

送料を決める際の考え方を解説します。

配送会社に支払う送料を、必ずしもそのまま送料として設定する必要はございません。送料の考え方は、下記の3パターンです。

 

発送費用のすべてを購入者様から送料としていただく

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② 発送費用の一部を購入者様から送料としていただく

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③ 発送費用を利益でカバーし、送料自体は無料とする

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※上記図には、人件費含まれていません

 

オーナーさんにとっての負担が少なく、お客様には明確な送料を目指しましょう。

 

また、送料は販売戦略の一つです。
例えば、商品に対しての送料が高い場合、まとめ購入を促せる場合があります。反対に送料が無料、もしくは安い場合、気軽に1点のお試し購入が促せます。

 

「どう売り出したいか?」を元に設定を考えていきましょう。

業種ごとの設定事例

STORES ネットショップ オーナーさんの送料の事例をご紹介します。迷ったときの参考にしてください。

全体の傾向

送料一律設定と送料詳細設定にしているストアの数には大きな差はありません。

 

一律設定にしているストアの中では、0円の設定が一番多いです。
送料は時に購買意欲を下げる原因になります。例えば、買いたい商品に対してあまりに送料が高く、購入を迷った経験はございませんか?送料無料にすることで、購入までのハードルを下げることができます。

 

しかしむやみに無料にすればいいわけではありません。送料無料にしたときに、1点購入でも利益が出る場合は一律0円にすることを視野に入れましょう。そうでない場合は、購入金額を一定超えたら送料無料にするなど、赤字を避けて運用してください。

 

地域別の送料設定は、北海道や沖縄の送料を、別途設定しているストアが多いです。これは他の地域よりも、送料が高くなりやすいためです。また、ストアの所在地が関東圏から離れるほど、地域ごとに送料設定をしているストアが多い傾向があります。

アパレル

送料詳細設定に対して、送料一律設定にしているストア数が上回っています。

 

それに加え、送料無料設定(購入金額が一定以上の場合に送料を無料にする設定) をしているストアが、多い傾向があります。

 

送料が無料になる購入金額は、1万円と2万円が多く見られます。送料無料設定は「1万円になるように2点買おう」というような複数購入が期待できます。


設定金額に関しては、ご自身のストアの平均単価に合わせ、2点以上購入すると達する金額をご設定いただくことがおすすめです。衣類などのメインの商品と、アクセサリーなどの小物をあわせて購入した金額を狙うのが主流です。

食品

送料が無料になる購入金額は、5,000円か1万円にしているストアが多いです。これは上のアパレルと比較すると、食品のほうが商品単価が安くなるためです。

 

送料一律設定より送料詳細設定をしているストアが多く、計算方法は「発送手段ごとに加算」が多い傾向にあります。


常温の商品と冷蔵の商品の両方を扱う場合は、宅配便とクール便をそれぞれ設定することが多いです。


なぜなら分けて設定しないと、クール便は高額のため、本来安くお送りできる常温の商品まで、高い送料をいただくようになってしまいます。反対に、通常の宅配便に合わせてしまうと、ストアの負担が大きくなってしまいます。「クール便の商品の送料が他よりも高くなる」のは、お客様にとっても納得感のある理由なので、それぞれを明確にすることがおすすめです。


その際は、宅配便同士のまとめ買い、クール便同士のまとめ買いを、アイテム説明などでおすすめするのも、お客様に喜ばれる工夫の一つです。

 

どの商品がどの配送方法に設定されているかは、お客様からは見えません。どの商品がクール便・宅配便なのかは、アイテム名やカテゴリを活用してわかりやすく設定しましょう。シール機能も活用すると、よりわかりやすくなります。おすすめのシールは、こちらからダウンロードしていただけます!

ネクストアクション

スタートガイドの記事を参考に、ネットショップを開設しましょう!

発送方法を決め、送料を設定しよう

□ 配送方法を調べて決めよう

□ 送料の設定金額を決めよう

管理画面から送料を設定しよう

他スタートガイドを確認し、公開準備を進めよう

□ 商品を登録しよう

□ ストアをデザインしよう

□ クレジットカード申請をしよう

□ 集客の準備をしよう

公開前チェックリストを確認し、ストアを公開しよう

公開前チェックリストを確認しよう

管理画面からストアを公開しよう

スタートガイド一覧

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