インスタライブは商品のプロモーションや、ファンとの交流が気軽にできるなど、様々な面で活用できます。
その中でもインスタライブを配信するメリットは大きく分けて3つあります。
・「交流の場」として配信者と視聴者のインタラクティブなコミュニケーションが生まれる
・リアルタイムでイベントの様子を届けられる
・集客率の向上
ブランドや製品に興味を持つ10代〜20代の若者の利用が多いInstagramをうまく活用することで、若年層に向けた商品訴求をおこなえますし、店舗やイベントへの集客にも効果的です。
これらのメリットにより、InstagramをただのSNSとしてではなく、集客や売上を向上させるためのマーケティングツールとして活用している企業やメディアも、最近では増えてきています。ここでは、スマホでのインスタライブの配信方法について、詳しく解説していきます。
インスタライブとは
インスタライブとは、SNSアプリの「Instagram」内で利用できるライブ配信機能のことです。Instagramの特徴である写真や動画を楽しむという目的ではなく、配信者と視聴者がリアルタイム形式で交流できるという点が特徴の機能で、視聴者がまるで生放送番組を見ているかのような感覚を味わうことが可能です。
ライブ配信中、視聴者は配信者にコメントやいいねを送ったり、「質問」機能を使って質問を投げたりすることができます。配信者と視聴者の間でコミュニケーションを取ることで、配信者への親近感を持たせる効果が高いです。ライブ配信は60以分以上の配信が可能です。
インスタライブは、画像や動画のような既存のコンテンツを投稿するのではなく、配信者と視聴者が同時に作り上げるため、インタラクティブなコミュニケーションを取ることが可能になります。
また、Instagramが画像や映像という視覚をメインにしたコンテンツを配信するプラットフォームであるため商品訴求につなげやすいです。インスタライブにて商品の紹介をおこない、商品に対する視聴者からの質問にリアルタイムで答えるといったやり取りが実現できます。
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インスタライブをスマホで配信する方法
ここからは、スマホでのインスタライブの配信方法を画像付きで解説していきます。
インスタライブは、Instagram内のストーリー機能の位置付けであるため、Instagramのホーム画面から「ストーリーズ」アイコンをタップします。
撮影ボタン下の「ストーリーズ」を左にスクロールしていくと「ライブ」という表示が出てくるので、そこで止めましょう。ライブに合わせると撮影ボタンがライブ用に切り替わるので、そこをタップすることにより、配信を開始できます。
ライブ配信にタイトルをつけよう
ライブ配信開始前に、画面左側に表示されたボタンをタップすると、そのライブにタイトルが付けられます。タイトルはライブ配信中の左上に表示されるので、視聴者にライブのテーマを伝えることができます。
ここからは、インスタライブ配信中の細かい機能について、画像付きで深堀していきます。
外カメラ・内カメラの切り替え
画面右下のマークをタップして外カメラ・内カメラの切り替えができます。外カメラ・内カメラはライブ開始前にも設定可能です。
閲覧人数・コメントの確認
配信を見ている人数が画面上部に表示されます。視聴人数のところをタップすると、現在インスタライブを視聴しているアカウントを一覧で確認できます。これにより、今誰が配信を視聴しているのか把握することが可能です。
ユーザーが配信に参加すると、「〇〇(視聴ユーザーID)が視聴し始めました」とコメント欄に表示されます。これにより、誰が配信に参加したかが分かります。また、この通知は、ユーザーがインスタライブに参加するたびに表示されます。
視聴者にウェーブを送る
インスタライブ配信者から視聴者に「ウェーブ」を送ることができます。ウェーブとは、配信者が配信を見てくれている人に対して挨拶のように使われます。
ユーザーがインスタライブを見にきたときの通知「〇〇(視聴者のID)が視聴し始めました」の右側に「ウェーブ」が表示されます。この「ウェーブ」をタップして送りましょう。ちなみに、ウェーブは一度しか送れません。
インスタライブを配信していると、視聴者の中には悪質なコメントを送ってくるような方も存在します。
このような場合は、特定のユーザーを配信から除外することも可能です。悪質なコメントは、配信者だけでなく視聴者も良く思わないので、配信から除外しましょう。
除外する場合は、視聴者一覧画面から、除外したいユーザーの「・・・」マークをタップします。
「・・・」をタップすると、「この人にストーリーズを表示しない」と表示されるのでタップします。その後、最終確認として「非表示にする」という画面が出てくるのでタップしましょう。これで悪質な視聴者を配信から除外できました。
除外したユーザーには、直接的な「除外された」という旨のメッセージが送られることはありません。除外したユーザーに対しても、「ライブ動画は終了しました」という通常のライブ配信を終了した画面が表示されるので安心です。
視聴者からのコメントやコラボリクエストをオフにする
配信者側から、視聴者のコメントやコラボリクエストをオフにすることができます。視聴者からのコメントが不要な場合や、コラボをする予定がない場合などは、あらかじめオフにしておくことでスムーズに配信ができます。
配信画面左下の「・・・」をタップします。
画面下部の「コメントする」のテキストボックスにある「・・・」をタップすると、「コメントをオフにする」・「ライブ配信リクエストをオフにする」が表示されるので、オフにしたい項目をタップしましょう。これで、配信中にコメントやコラボリクエストが送られてくることはありません。
配信の内容などを配信者がコメントする
配信者が見てほしい、流れてほしくないコメントは配信者側で固定することが可能です。配信画面を下から上にスワイプすると、配信者がコメント出来るようになるので、そのコメントを長押しすると表示を固定させることが可能です。
イベントのタイトルや告知のコメントなど、常に出しておきたい内容を固定して表示させておくことで、配信を遅れて観に来た視聴者にも内容を伝えられるため効果的です。
ライブ録画(アーカイブ)を残す
インスタライブを終了する場合は、画面右上の「×」をタップします。
「ライブ動画を終了しますか?」の確認画面が表示されるので「今すぐ終了」をタップすると、インスタライブの配信が終了します。
インスタライブ終了後、アーカイブを残す場合は、「IGTVでシェア」をタップしましょう。
従来のインスタライブでも、配信終了後にストーリーにシェアという形でアーカイブを残すことは可能でした。しかし、ストーリーの性質上、シェアされたアーカイブ動画は投稿後24時間で消えてしまうのが難点となっていました。
ですが、新たにインスタライブの見逃し動画をIGTVへ再シェア出来るようになりました。IGTVとは、Instagramと連携している動画プラットフォームで、最大60分まで動画をアーカイブとして残すことが可能です。
IGTVを活用することで、ライブ終了後もプロフィール上にアーカイブを長期的に公開しておけるようになりました。これにより、配信後24時間以内に観れなかった視聴者にも、配信の内容を届けることができます。
※インスタライブ のアーカイブを残す場合は、カバー写真を配信前に用意しておくことをおすすめします!
※プロフィールのフィードに反映させるかどうかは選択することができます
※アーカイブの時はフォロワーさんのコメントが消えてしまうので、質問は必ず読み上げて配信してください
インスタライブ配信前にチェック!
インスタライブの配信方法がわかったところで、インスタライブ配信前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
・Instagramライブをテスト配信し、機能や設定環境に慣れておくようにしましょう
・フォロワーにライブ配信を行うことを事前告知しましょう。ストーリーズからカウントダウンスタンプを使用してライブ配信日時を告知したり、フィードからライブの案内を投稿するのも良いですね!
・特定の曜日や時間帯にライブ配信を行い、定期的にライブを行うのも有効です!
まとめ
本記事では、インスタライブの配信方法や配信中の機能などについて解説しました。
インスタライブは配信者と視聴者がインタラクティブなコミュニケーションを取れる非常に優れたツールです。すでに大手メディアなどもインスタライブを活用して集客をおこない、売上アップにつなげています。
独自ブランドを立ち上げているインフルエンサーなども、インスタライブを活用して自身のファンに向けて商品を宣伝しているなど、ビジネスとして活用されるシーンが多く見受けられます。
なお、インスタライブの活用法としてサービスの予約へ誘導することも可能です。詳しくは、インスタライブで自社サービスの予約率をアップする方法とは?配信方法もご紹介!にまとめていますのでこちらも参考にしてください。
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