スマホアプリを作るには、難しいプログラミングを勉強したり、開発技術を身につけなければならないと考えていませんか?
個人でアプリ開発するには、「勉強を積み重ねていく方法」と「サイトを利用して簡単に作る方法」があります。
本記事では、アプリを作りたい方に向けて、個人で目的に合わせたスマホアプリを作る簡単な方法を紹介します。
- アプリを作りたい!その前に知っておきたいアプリの基礎知識
- アプリを作りたい人は何をするべき?
- アプリを手っ取り早く作りたい!
- アプリを簡単に作りたい方向け!おすすめサイト6選
- アプリを作りたいならサイト選びよりアプリ作りを優先
- 【まとめ】アプリを作りたいなら時間をかけて完成させることを目指そう
アプリを作りたい!その前に知っておきたいアプリの基礎知識
アプリを作りたい!でも、そもそもアプリってどんなものなの?そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
まずは、スマートフォンに入っているアプリとは、一体何なのか?知っておいて損はない基礎知識からご案内します。
『Webアプリケーション』と『ネイティブアプリケーション』の違い
アプリとは大きく分けて『Webアプリケーション』と『ネイティブアプリケーション』に分かれます。
Webアプリケーション
Webアプリケーションとは、主にインターネットなどネットワークから利用するアプリです。代表的なものでいうと、『YouTube』や『Skype』、『Gmail』などが挙げられます。
主に、このアプリはWebサーバー上にて動作して、普段よくご覧になっているWebブラウザで操作を行うのが特徴です。
ネイティブアプリケーション
ネイティブアプリケーションとは、今お持ちになっている端末(iPhoneやAndroid等)にインストールして利用する『アプリケーションソフトウェア』のことです。
こちらはWebアプリケーションと違って、利用の際インターネットに接続する必要がありませんが、利用する際は端末にインストールする必要があります。
つまり双方の違いは、プログラムがネットワーク上のWebサーバーにあるか、端末内に保存されているかになります。
アプリを作りたい場合は、まずこの違いを知ってどちらを作るのが良いか判断しましょう。プッシュ機能など、アプリとしての機能を重視するなら、ネイティブアプリが適しています。
ニュースサイトなどのWebコンテンツを見せることが目的であれば、Webアプリがおすすめです。
アプリを作りたい人は何をするべき?
SNSを見たり、目覚まし時計やスケジュール管理、仕事効率化など便利ツールを利用したり、動画を楽しんだり。スマートフォンを利用する皆さんであれば、普段よくアプリを利用する機会が多いのではないでしょうか?
そんなアプリ、一体どのようにして作られているのか、想像したことがあるでしょうか?本記事にたどり着いた方の中には、「アプリを作りたい」と思った方もいるでしょう。しかし知識もないし、ハードルがあまりにも高い…と諦めている方もいるかもしれません。
スマホアプリを作るのは「難しい方法」と「簡単な方法」があります。「難しい方法」とはどんなものかというと、まずは自分でプログラミングなどを勉強します。そして、プログラミング用の言語を学ぶ必要があるのです。多くの時間を要し、中にはプログラミングを学ぶために塾に通う人もいるでしょう。
アプリ開発のために必要なプログラミング知識は以下の通りです。
- JavaScript
- Ruby
- PHP
- Python
- SHOP FORCE
プログラミングは、深く学習を重ねれば、アプリだけでなく多くの分野に活躍できる人になれます。
アプリ開発を通して社会進出を考えている方は、ぜひ学んでみるのも良いでしょう。しかし、多くの人は「これから勉強を積み重ねるのは難しい…」「もっと簡単にアプリを作りたい」と考えているのではないでしょうか。
そこで、簡単にアプリ開発するには、サイトを利用するのが最も簡単です。
アプリを手っ取り早く作りたい!
ここまで述べたように、アプリを作りたい場合には通常、プログラミングが必要です。しかし、「プログラミング学習まで力を入れたくない」「簡単にスマホアプリを作る方法は無いの?」と考える人は、簡単にスマホアプリを作れるサイトを利用するのが良いかもしれません。
現在では多くのサイトが存在しており『有料サイト』と『無料サイト』があります。「有料サイトは内容が充実していそうだけど高そう…。でも、手っ取り早くできる無料サイトって質が悪いのでは?」アプリを作りたいけど、そんな不安になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、スマホアプリを作れる無料サイトでは、内容が充実しています。使いやすいサイトを紹介しておきますので、目的に合わせて利用してみると良いでしょう。
スマホアプリ制作サイトを利用する場合、『オリジナリティ』は低下する傾向があります。「決まったフレームを選び、操作するだけ」という手軽さが人気であるため、「似たようなアプリを見たことがある」という感覚になる人もいるかもしれません。
『完全オリジナル』『独自の工夫を凝らしたアプリ』を作りたい場合、以下で紹介するサイトではなく「自分でプログラミングを学ぶ」ことも必要であることは理解しておくほうが良いでしょう。
アプリを簡単に作りたい方向け!おすすめサイト6選
ここからは、多くの企業から選ばれている、アプリを作るためのサイトをご紹介していきます。無料サイトから有料サイトまで幅広くありますので、ご自身に合ったものを選びましょう。
1.MONACA
プログラミングに関して、ほとんど無知という人はMONACAを利用してみると感覚が身に付きます。初心者で知識はないけれど、スマホアプリを作ってみたい人の多くは、MONACAを利用して最初のアプリを作っているようです。
有料プランはビジネス用アプリの製作に向いていますが、低価格で利用できるのも魅力の1つです。多くの人気を集めるアプリ開発サイトと言えるでしょう。
主に『HTML5』でスマホアプリが作れ、『iOS』『Android』『Windows』に対応しているため、使いやすいのも特徴です。
2.アプスタ
店舗アプリを作りたい方にはアプスタも人気があります。アプリで集客することもでき、お客からの声を貰える機能を付けられるなど、企業の希望に応えたアプリを製作できます。
アプリ内での課金システムや、有料会員のみのクーポン発行など、営業を目的とする機能が豊富です。売り上げを考えた営業活動を視野に入れている方に人気があります。
製作実績1,000社のノウハウや、技術力を活かした提案をうけられるため、個人で考えるより幅広い見識からアドバイスしてもらえるでしょう。
3.アプリビルダー
とにかく「早くアプリを作りたい!」と考えているなら、アプリビルダーを使用してみても良いかもしれません。ホームページに『たった15分』と書かれており、実際に『アンテナアプリ』『クロスワード』などのテンプレートを使用して、データを入力するだけでアプリが完成します。
個人でアプリを作るには、最も簡単なサイトかもしれません。しかし、オリジナリティ溢れるアプリを制作したい方には不向きで、「こんなアプリ見たことあるかも」という一般的なものが完成します。
4.Yappli
オリジナリティを大切にしたい方は、アプリ開発代行であるYappliを考えてみても良いでしょう。Yappliでは、あなたからの依頼を担当者が提案してくれます。
製作イメージに合わせた料金プランがあり、担当者と相談しながらアプリの完成形を作り出します。完成度の高いアプリが出来上がりますので、「本格的にアプリを作りたい」と考えている人におすすめです。
5.STORES ブランドアプリ
店舗経営の顧客管理や集客に活用することを目的として、スマホに特化したアプリを作りたいならSTORES ブランドアプリ がおすすめです。
iPhoneやAndroidに対応したスマホアプリが簡単に作れることはもちろん、顧客管理から分析、マーケティングオートメーションまで一つのツールで行うことができます。
導入業態・業種は、飲食・美容サロン・アパレル店様など多岐にわたり、2020年9月のインターネット調査においては店舗向けCRMとして顧客満足度No.1を誇っております。
アプリを作りたいならサイト選びよりアプリ作りを優先
上記で挙げたスマホアプリサイトは、どれも優秀なサイトです。「サイト選びに迷ってしまう」という人もいるかもしれません。しかし、目的を忘れてはいけません。あなたがやりたいのは『アプリを作ること』だったはずです。
優秀なサイトを探していれば、上記だけでなく無数の優良サイトが現れます。見れば見るほど「どのサイトにしようか」と悩んでしまうでしょう。アプリを作りたいと思ったら、サイト選びをする際は「直観」を信じてすぐに決めてしまいましょう。
そして、サイト選びをするよりも「アプリ作りに試行錯誤」を繰り返すことをおすすめします。
例えるとすれば「料理」です。「どんな料理を作ろうか」「材料の質を考えよう」「使用する道具はどれが良いか」ばかりを悩んでいても、空腹は満たされません。おいしい料理を食べられる調理をマスターするには、数をこなすことも重要な要素です。
アプリづくりも同じで、良いアプリは1回の試行で完成するものではありません。
作ったアプリをアップデートさせていき、繰り返しメンテナンスを行います。最終的に完成するのは数か月後かもしれません。完璧なアプリを作りたいと思っても、すぐにできるものではないと理解していただき、目的に応じたアプリを目指して試行を繰り返すことをおすすめします。
【まとめ】アプリを作りたいなら時間をかけて完成させることを目指そう
スマホアプリを作るには、プログラミングの知識が必要だった時代があります。アプリを作りたいなら、難しいプログラミングを駆使して試行錯誤するのが当然でした。しかし、現在では多くのアプリ開発サイトが存在しており、趣味の延長線でもアプリを作れるようになっています。
集客を目的とする企業や、個人で「スマホアプリを作りたい」と考えている方は、無料プランなどを利用して手軽にアプリを作ってみてはいかがでしょうか。
ただし、無料プランでできることには限りがあり、「有料プランの方が良いのでは」と考える場合もあるでしょう。製作前の準備段階で『どんな目的で』『何がしたいか』を明確にしておくことをおすすめします。
そして、作ってみたアプリをアップデートしながら時間をかけて『完成形』を目指してみてください。