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【店舗向け】キャッシュレス決済とは?種類の比較やメリット・デメリット、導入費用について徹底解説!

キャッシュレス決済 メリット デメリット

 

ポイント還元やQRコード決済の登場により、店舗に対するキャッシュレス決済ニーズが日々高まっています。 ところがいざお店にキャッシュレス決済を導入しようとしても、サービスの種類が豊富で自分のお店に適したキャッシュレス決済がどれなのかわからず躊躇している事業者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、キャッシュレス決済に関する基礎知識や導入時に知っておくべきポイント、導入のメリット・デメリットなどをわかりやすくまとめました。

キャッシュレス決済とは?

キャッシュレス決済とは、読んで字のごとく、現金を使わずにそれ以外の方法で支払いをする方法や仕組みのことです。2019年10月から2020年6月まで、「キャッシュレス・消費者還元事業」が施行され、お得にショッピングができるということから、よりキャッシュレス決済が身近なものになってきましたよね。

しかし、身近になったとはいえ、世界的に見るとまだまだ日本はキャッシュレス決済の普及が進んでいません。一般社団法人キャッシュレス推進協議会が発表した、「キャッシュレス・ロードマップ2019」では、2016年における主要各国のキャッシュレス決済比率は、以下のような結果になっています。

1位:韓国(96.4%)
2位:イギリス(68.6%)
3位:中国(65.8%)
4位:オーストラリア(58.2%)
5位:カナダ(56.3%)
6位:スウェーデン(51.5%)
7位:アメリカ(46.0%)
8位:フランス(40.7%)
9位:インド(34.8%)
10位:日本(19.9%)
11位:ドイツ(15.6%)
日本は第10位。割合は19.9%とあまり浸透していなかったのがわかります。

この結果を受けて、経済産業省は、東京オリンピック・パラリンピック、大阪万博といった国際的なイベントに向けて、「2025年までにキャッシュレス決済の比率40%を目指す」のを目標として「キャッシュレス・ビジョン」を提唱しました。

キャッシュレス・消費者還元事業後には、約4割の方がキャッシュレス決済での支払いが増えたというデータもあることから、今後もどんどんキャッシュレス決済が増えていくと考えてよいでしょう。

キャッシュレス決済の方法は3種類


キャッシュレス決済の種類は数多くありますが、決済方法で3種類に分けることができます。それぞれの使い方やポイントを比較しながら考えてみましょう。

クレジットカード(デビットカード・プリペイドカード)決済


カード本体の磁気ストライプやICチップを専用端末で読み取り、暗証番号かサインによる本人確認を経て決済を完了する決済方法です。

カードの種類によってカードユーザーの支払いタイミングが異なり、クレジットカードは後日払い、デビッドカードやプリペイドカードは銀行預金残高やチャージ残高から即時引き落としされる仕組みです。

店舗側はどのカードでも決済時に売上として計上されるため、カードによって入金タイミングや操作方法が異なることはありません。

海外やオンラインでも利用できる点や、公共料金の引き落としにも利用できるなどの利便性から、日本の人口に対するカードの保有率は8割以上と言われています。

また決済上限額が比較的高く、分割支払いも可能なことから、高額決済に使われやすいのも特徴です。

電子マネー決済

カードやスマホに埋め込んだFelicaチップを決済用端末に近づけ、近距離無線通信(NFC)を利用して決済を完了する決済方法です。非接触型IC決済とも呼ばれています。

カードタイプとスマホタイプがあり、カードタイプは「Suica」や「楽天Edy」「WAON」「nanaco」「iD」など、スマホタイプは「ApplePay」や「GooglePay」があります。

またカードタイプは、発行元によって交通系ICや流通系ICなどとも分類されています。

クレジットカードと違い原則審査不要で手軽に所持できる点や、専用端末にカードやスマホをかざすだけという決済方法の簡単さなどから幅広い年代に普及しました。

カードのチャージ金額は2万円〜5万円といった上限があるものの、手軽でスピーディに会計ができるため、飲食店や小売店などで利用する人が多いようです。

QR/バーコード決済

QRやバーコードを介して決済を行う決済方法で、店舗が提示するQRを消費者がスマホで読み取る「店舗掲示型(ストアスキャン)」と、消費者がスマホにQRを表示させて店舗が読み取る「顧客提示型(ユーザースキャン)」の2種類あります。

「Pay Pay」「楽天Pay」「LINE Pay」「au Pay」など、QRコード決済は多くの会社が参入したことでその種類も豊富に存在します。

消費者はスマホがあれば利用開始でき、各社が打ち出しているお得なキャンペーン特典を受けられることから人気が高まっています。

一方でクレジットカードと比べるとまだ利用できる店舗が少ないことや、セキュリティに不安がある、使い方を覚えられないなどの理由から利用に踏み切れない消費者も多いようです。

お店にキャッシュレス決済を導入する際のコストは?

キャッシュレス決済をお店に導入する場合、スマホ・タブレットとカード読み取り端末を接続して決済する「スマホ決済(モバイル決済)」が人気です。

手続きも簡単で導入費用も比較的安価なスマホ決済ですが、導入する場合は、「スマホ決済会社(決済代行会社)に支払う費用」と「店舗側が準備するもの」があります。

それぞれの費用をしっかりと把握した上で、導入を検討しましょう。

スマホ決済会社に支払う費用

1.初期費用:0円

スマホ決済を提供する会社では契約時に支払う費用(初期費用、契約料)が無料なところが多く、契約のみで費用が発生することはほぼないと考えて良いでしょう。

2.決済用端末代金:0円〜数万円

キャッシュレス決済を行うにはカード決済用端末が必要です。

端末価格は会社によって異なりますが、通常は1台あたり約2万〜4万円程度の費用がかかります。ただし最近は端末代が無料や割引になるキャンペーンを実施している会社が増えています。

3.決済手数料:3.24%〜3.74%(1決済あたり)

キャッシュレス決済を利用する場合、1決済ごとに決済手数料が発生します。

決済手数料も会社によって異なりますが、決済金額の3.24%〜3.74%前後で設定している会社が多いです。3.74%の場合、10,000円の決済のうち374円が決済事業者に支払う手数料となります。

上記意外にも「月額最低手数料」や「トランザクション料」「入金明細発行手数料」など、各社でその他の費用を設定している場合もありますので、気になるスマホ決済会社があれば事前に問い合わせしてみましょう。

店舗側で準備・管理するもの

1.スマホ・タブレット端末(数万円〜)

スマホ決済(モバイル決済)はスマホ・タブレットと決済用端末を接続して決済するため、店舗側でスマホ・タブレット端末を準備する必要があります。スマホ・タブレット端末の価格は機種によって異なりますが、スマホ決済会社によって対応端末が指定されているため、事前にどの端末が利用できるか確認しておきましょう。

2.通信費(月額:数千円〜)

キャッシュレス決済はネットを通じてデータ処理を行うため、インターネット回線の契約が必要です。携帯電話会社とモバイル回線契約をするか、店舗にWi-Fi回線を設置する必要があります。

3.レシートプリンター(2万円〜5万円)

キャッシュレス決済の場合はユーザーがアプリやウェブから利用明細を確認できるため、カード控えのレシート発行は必須ではありません。

ただしレシート発行が必要な場合は、専用のレシートプリンターを設置することで発行が可能です。なお会社ごとに対応しているプリンターが異なるため、プリンターの型番を確認した上で購入しましょう。

お店がキャッシュレス決済を導入するメリット・デメリット

 

お店にキャッシュレス決済を導入すると、消費者だけでなく店舗側にも様々なメリットが生まれます。一方で、気になるデメリットも存在することを理解しておきましょう。

メリット

・会計時間の短縮
・現金の数え間違い防止
・キャッシュレス・消費者還元事業対象のポイント還元による集客効果
・手持ちの現金不足による購入機会損失の防止


キャッシュレス決済が増えると現金を扱う回数が減り、会計・レジ閉めにかかる作業コストが抑えられます。また新型コロナウイルスの影響で現金取り扱いの衛生面が注目されていますが、キャッシュレス支払いならそうした心配も不要です。

さらにキャッシュレス導入をきっかけとして、今まで店舗に足を運ぶことがなかった消費者を呼びこむきっかけにもなります。キャッシュレス決済を利用する消費者は手持ちの現金残高を気にせず支払いできるため、顧客単価が上がり店舗の売上アップにつながる傾向があります。

デメリット

・導入までに手間と時間がかかる
・使いこなすまでの工数・育成に時間がかかる
・通信が不安定な場所では利用できない場合がある


申し込み手続きや端末設置など、導入するまでにいくつかの手順が必要です。また、会計するスタッフにも決済手順を覚えてもらう必要があります。

さらにキャッシュレス決済は電気とネット回線を通じてで決済を行うため、環境が不安定だと決済がうまく完了しない場合があります。屋外や通信回線が不安定な場所では利用を控えた方が良いでしょう。

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