さまざまな商品がネットショップで販売できるようになりました。また、副業可能な企業も増え始め、ネットショップで洋服の販売を検討している方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、ネットショップで洋服を販売するメリットや仕入れ方法、販売方法についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
- ネットショップで洋服を販売するメリット
- ネットショップで洋服を販売するための仕入れ方法
- ネットショップで洋服を販売する方法
- ネットショップで洋服を販売する際の注意点
- ネットショップで洋服を販売するなら STORES がおすすめ
- STORES で洋服を販売しているショップをご紹介
- 洋服をネットショップで販売するメリットや仕入れ方法まとめ
ネットショップで洋服を販売するメリット
まず、ネットショップで洋服を販売するメリットをご紹介いたします。
開業資金や運営コストを抑えられる
ネットショップではなく実店舗を運営するとなった場合、開業資金として賃料やテナント料はもちろん、外装な内装代、什器に費用がかかります。
また、毎月の固定費として、家賃や光熱費などが必然的にかかってしまうことは避けられません。
しかしネットショップであれば、お家で作業や管理をすれば家賃や光熱費はかかりませんし、ネットショップ開業サービスなどを利用すれば、初期費用無料で開設できるところもあります。
営業時間関係なく販売できる
実店舗の場合、お客さまには営業時間内にお店へ来ていただく必要がありました。お客さまの都合が合わない場合、機会損失に繋がってしまうこともあります。
しかしネットショップなら、お客さまは24時間いつでも購入することが可能です。お客さまの好きなタイミングで購入できる上に、オーナーさまが寝ている間にも商品を販売することができます。
販売エリアに制限がない
ネットショップなら、お客さまはネット環境と支払い方法のご用意さえあればどこにいても購入することが可能です。そのため、主要都市などに店舗を構えなくても、日本各地から購入いただけます。
また、お店との距離関係なく購入することができるので、場合によっては海外に住んでる方も顧客さまとなり得ます。
気軽に開業できる
ネットショップはネット環境と商材があれば自宅でも開業可能です。
また、実店舗に比べるとコストを抑えられたり、店舗の場所を探したりなどの工数も抑えられるため、気軽に開業しやすいと言えるでしょう。
ネットショップで洋服を販売するための仕入れ方法
ご自身で制作した洋服を販売する方もいらっしゃいますが、大半の方が洋服を仕入れて販売することを検討されているのではないかと思います。
ここでは、ネットショップで洋服を販売するための仕入れ方法をご紹介いたします。
なお、商品の仕入れ方法に関しては「ネットショップで売れる商品を仕入れるには?初心者向けに解説」でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
仕入れサイト
仕入れサイトなら、幅広い種類の商品を一度に比較できるだけでなく、ネットショップのように24時間いつでもどこでも仕入れることが可能です。
もし、副業としてネットショップにて洋服を販売する場合、ご自身の都合の良いときに注文できます。
また、少数から仕入れることができるのも嬉しいポイント。在庫を抱えてしまう心配はありません。
卸問屋やメーカーから直接仕入れる
商品を製造している卸問屋やメーカーから直接仕入れる方法です。
ただこの場合、お店側の注文ロット数(最低注文数)が多かったり、個人のお店には販売していなかったりする可能性があります。
どうしても販売したいメーカーがある場合、ある程度実績を作る必要があるでしょう。
海外から仕入れる
海外から仕入れる場合も、仕入れサイトを利用する方法があります。
ただし、現地の言語でやりとりができる、海外からの輸入手続きがスムーズに行える能力が必要で、国内仕入れサイトの利用に比べるとハードルは高めです。
「輸入代行者」を使用すると良いでしょう。
また、中国や韓国などの卸市場へ買い付けに行く方法もあります。渡航費や滞在費がかかりますが、商品を直接見れるため、ご自身でセレクトすることが可能です。
場合によっては相場より高く売りつけられることもあるので、現地の相場を調べたり、ガイドを依頼したりすると良いでしょう。
なお、仕入れの際に使われる基本用語を「仕入れの前に理解しよう!上代・下代・掛け率など、知っておきたい仕入れの基本用語まとめ」でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ネットショップで洋服を販売する方法
販売をする商品が決まったら、次は販売方法です。ここでは、ネットショップで洋服を販売する主な方法をご紹介いたします。
マーケットプレイス型(モール型)で販売
マーケットプレイス型(モール型)は、デパートのようにさまざまな店舗が集まっているネットショップに、テナントとの1つとしてお店を出店するようなイメージです。
人気のあるモールに出店すれば、多くの人に訪問してもらえる可能性が高くなるというメリットがある一方で、手数料や運用コストが高いことやお店のオリジナル性を出せないというデメリットがあります。
ネットショップ開業サービスを利用し作成
ネットショップ開業サービスを提供している会社のシステムを利用しネットショップを開設するので、路面店を構えるようなイメージです。ASPカート型と言われています。
オリジナル性やデザイン性の高いショップが作れ、低額、あるいは無料で利用できるサービスが多いので、始めやすいというメリットがあります。ただ、モール型や産直販売プラットフォームに比べると集客率が低いため、SNSや広告の活用をするなど工夫が必要です。
ASPカート型のサービスについては、「おすすめのネットショップ作成サービスとは?サービス比較まとめ 」でも詳しく解説しています。おすすめのサービスをピックアップして比較しているので、サービス選びの参考にしてみてください。
自分で0から作成、もしくは外部に依頼
マーケットプレイス型への出店や、ASPカート型を使用せず、ご自身でネットショップを1から作成したり、外部に依頼したりする場合にもいくつか種類があります。
・オープンソース型
ネット上に一般公開されているプログラムソースを利用してネットショップを作成する方法です。無料のものが多いため比較的コストは抑えられますが、ある程度プログラミングの知識がないと使いこなすのは難しいでしょう。
また、セキュリティやライセンス関連で注意が必要です。
・パッケージ型
パッケージ型は、ネットショップに必要な決済機能や在庫機能が予め備わっているシステムです。さまざまな機能を自由にカスタマイズでき、セキュリティ面でも安心できますが、導入費用が百万円単位と高額です。
・フルスクラッチ型
完全にオリジナルのサイトを作る方法です。0からネットショップを構築するため、最もコストと時間がかかります。
自分たちで全てを管理できますが、それぞれに高いスキルが求められるため、大手企業向けと言えるでしょう。
ネットショップで洋服を販売する際の注意点
ここでは、ネットショップで洋服を販売する際の注意点をご紹介いたします。
古着を販売する場合
洋服の中でも、古着をネットショップにて販売する場合は、「古物商許可」が必要です。副業の場合でも必要なので気をつけましょう。
しかし、物によっては必要のない場合もあります。詳しくは、「中古品販売のネットショップ開業に古物商許可は必要?申請方法を解説」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
「特定商取引法に基づく表示」の表記
ネットショップで商品を販売する際には、悪質や販売の防止や消費者を保護する目的から、「特定商取引法(いわゆる特商法)の記載」が必要です。
記載をせずに販売や取引を行った場合、罰則の対象となるので気をつけましょう。
詳しい内容に関しては、「ネットショップで必須の特定商取引法とは?書き方・テンプレートもご紹介」でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ネットショップで洋服を販売するなら STORES がおすすめ
ネットショップで洋服を販売するための方法をご紹介しましたが、おすすめなのは、「 STORES 」などのネットショップ作成サービスを利用することです。
本格的なネットショップを無料で簡単に開設でき、アクセサリーを販売することができます。
STORES とは
STORES は、ネットショップの開業が初めての方でも簡単に始められるサービスで、電話でのサポートやセミナーの実施があるため、安心して開設できます。
また、以下の特徴があります。
- おしゃれなデザインが豊富
- 管理画面が見やすくわかりやすい
- 決済手段が豊富
- 海外からの決済にも対応している
- メールマガジン配信やクーポン発行機能、アナリティクス解析などのネットショップに必要な機能がそろっている
また、STORES は初期費用無料で、月額無料のフリープランも用意されているため、ネットショップが軌道に乗る前の売上が少ない頃にも負担が抑えられます。
STORES に関しては、「【ネットショップ開業】ネットショップ開設には STORES がおすすめ!使うべき10のメリットをご紹介」でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
STORES で洋服を販売しているショップをご紹介
実際に STORES を利用して洋服を販売しているショップをご紹介いたします。
Sirturday
東京・本郷三丁目にお店を構え、ヨーロッパ各国のヴィンテージアイテムを取り扱っています。
洋服をネットショップで販売するメリットや仕入れ方法まとめ
ネットショップで洋服を販売すれば、実店舗より費用を抑えられるだけでなく気軽に始められます。
いきなり店舗を持つのではなく、まずは試しにネットショップから初めて見るのがおすすめです。
なお、ネットショップの開業方法については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
ネットショップ開設サービス STORES を利用すれば、初期費用無料で始められますので、ぜひお試しください。