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お店の商品を真空パックしてネットショップで販売してみよう!メリットや注意点もご紹介

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コロナウイルス感染拡大に伴い、テイクアウト営業を始めた飲食店さまは多いと思います。さらに販路を拡大するため、ネットショップにてお店の商品販売を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、食品をネットショップで販売する方法の一つである「真空パック(真空包装)」について、解説いたします。メリットやデメリット、必要な許可などご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

真空パック(真空包装)とは?

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真空パック(真空包装)とは、食品などが入った袋内の空気を抜いて、包装内部を真空状態にすることです。包装内部の空気を抜くことで酸素が排除され、化学的な変質や微生物による変質が抑制されます。

 

食品包装の中ではさまざまなシーンで活用されている、一般的な包装形態です。

真空パック(真空包装)のメリット

劣化しにくい

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真空パックは袋の中だけでなく、食材に含まれる空気も抜かれるため、食品の酸化や乾燥を防ぎます。味や香りの変化がスローになるので、おいしさを長持ちさせることが可能です。

 

また、真空パックされたものを冷凍保存すれば「冷凍焼け」を防げるので、栄養分も損なわれにくくなります。

 

真空パックは、酸化や腐敗、変色などを防いで長期保存ができるだけでなく、「味」「香り」「食感」も長持ちさせ、いつまでも作りたてのような味を楽しむことが可能です。

衛生管理しやすい

真空パックにすることで、酸化や変色、腐敗を防ぐことができるため、衛生的に管理・保存することが可能です。また、密閉されているため異物混入予防にもなります。

 

また、真空パックでの食材保存は、2021年6月から義務化されたHACCPの衛生管理基準にも適合しています。

味が染み込みやすくなる

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マリネや煮物などは、食材と調味液を袋に一緒に入れて真空包装することで、浸透圧の効果で中までしっかり染み込ませることが可能です。調味液が少量で済ませられ、漬け込み時間も短縮できます。

家での調理が簡単

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真空パックは、お店側だけでなく、お客さまにもメリットが。お家で食べるときは温めるだけなので、手間のかかるメニューもすぐ食べることができます。また、お店の味をお家でも再現することが可能です。

真空パック(真空包装)のデメリット

初期費用がかかる

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真空パックをするには、真空包装機が必要です。なので、導入するには購入しなければなりません。

 

真空包装機の価格は、数十万〜100万円を超えるものまであり、決して安いものではありません。ただし少量なら、家庭用の真空包装機で対応することも可能です。

 

真空袋や消耗品などの購入も必要であったり、定期的にオイル交換が必要となってきます。

ボツリヌス菌の原因になりうる

密閉された食品は、ボツリヌス菌が増殖するリスクがあります。衛生管理がしやすい真空包装ですが、ボツリヌス食中毒の原因となるリスクもありますので、対策をきちんと理解した上で活用しましょう。

 

以下対策が必要です

  • 中心部まで十分に殺菌する
    120度で4分間加熱、またはこれと同等以上の効力を有する方法で殺菌
  • 冷蔵で流通する
    生産から消費まで、冷蔵(10度以下)で管理、保存し、「要冷蔵」とはっきり表示する

食品を真空パックにして販売する際に必要な許可

お店で作った商品を真空パックを利用して販売する場合、取り扱い品目に応じた製造業の許可または届出が必要です。

 

冷蔵と冷凍で必要な許可が異なります。

品目 製造業
菓子類(パン、クッキーなど) 菓子製造業
食肉製品(焼き豚、ローストビーフなど) 食肉製品製造業
そうざい そうざい製造業
そうざい等の冷凍品 冷凍又は冷蔵業営業許可

冷凍業の営業許可取得条件は厳しいため、「冷凍流通品」として製造・加工業の営業許可でカバーできる場合もあるそうです。

 

不明点や困った点があった場合は、管轄の保健所に必ず相談しましょう。

食品表示について

真空パックした商品を販売する場合、食品表示法に基づき表示をする必要があります。仮に基準を守らなかった場合、最大で3年以下の懲役や300万円以下の罰金、法人なら3億円以下の罰金が科せられるなどの罰則があるので、注意しましょう。

 

なお、詳しくは「ネットで食品販売業をやるなら?食品のネット販売で必要な資格・許可や関連法律まとめ」にて解説しておりますので、ご確認ください。

実際に真空パックを利用して商品販売しているお店をご紹介

もつ焼き専門店『せんとり』」さんは、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、ネットショップを開始されました。

販売商品は、真空冷凍パックにしてお客さまへお届けしています。

インタビュー記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

真空パックでネットショップ販売まとめ

いかがでしたでしょうか?
長期保存ができ、お店の味をそのままお客さまに届けることができる真空パック。メリットもたくさんありますが、もちろん気をつけなければならない点もあります。

 

届出や管理方法に気をつけて、ぜひ活用してみてください。

 

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