お知らせ 資料ダウンロード

【英会話教室の開業・独立】英会話教室を開業するには?資格や届出は必要?

英語が書かれたノート

 

最近では、様々な習い事で開業・独立される方も多くなりました。英会話教室もその 1 つです。


理由は・・・
「もともと英語は得意だから、特技を生かして仕事がしたい」
「友人に英語を教えて欲しい、英会話教室を開いて欲しいと言われた」
「結婚・出産を機に、自分の都合に合わせて仕事がしたい」

とさまざまです。

また、公立小学校の科目に英語がとりいれられ、ますます英語のニーズも強くなっていくことでしょう。
英会話教室を開こうと思っている方はチャンスかもしれませんよ!

さて、「英会話教室を開業する時にはどうしたらいいの?」「何か手続きは必要?」と悩む方もいらっしゃると思います。
今回は、英会話教室を開業する手順をご紹介したいと思います。

英会話教室を開くために資格は必要?

英会話教室を開くために資格は必要でしょうか?
実は、資格は必要ありません。
実際、私の知人も特に教えるための資格を取得はせずに教室を開いています。

とはいえ、英語関係の資格を持っていたり留学体験があれば、大いに役立つことでしょう。


ちなみに、英語関係の資格とは・・・
英検(実用英語技能検定)
TOEIC(Test of English for International Communication)
国連英検(国際連合公用語・英語検定試験)
日商ビジネス英語検定試験
ビジネス英語翻訳士
JTA 公認 翻訳専門職資格試験(CPT)
通訳案内士(ガイド)試験
など本当にさまざまです。

 

大人向けレッスンでは、それなりの英会話力は必要です。

資格で言えば、英検 2 級・ TOEIC 600 点くらいはあった方がいいでしょう。
上級ビジネス英語、専門的な事を教える場合には英検準 1 級・ TOEIC 700 点はある方が良さそうです。

資格を持っていると教室の強みにもなりますので、すでに資格をお持ちの方は前面に出し、資格をお持ちでない方は、スキルアップも兼ねて資格取得を検討してみるのも良いでしょう。

机の上のコーヒー

英会話教室を開くための開業の手続きは?

趣味の延長で英語を友人や子供たちに教えるぶんには、届出は特に必要ありませんが、個人の自宅で何かの教室を定期的に開くということは、個人事業となり、その本人は、個人事業主となります。


個人の場合は会社を設立する時ほど面倒な手続きはないのですが、税務署へ提出しなければいけない書類があります。それが「個人事業の開廃業等届出書」です。

開業届とは

事業を始める人すべてに必要な書類です。
この書類は自宅を事務所または教室にする場合、現住所の所轄の税務署に開業後 1 ヵ月以内に提出する必要があります。


ちなみに、手続きは非常に簡単で、必要事項を記載して税務署に持っていくだけです!

開業届は税務署の他にも都道府県税事務所にも個人事業開始申告書を提出することになっています。
しかし、実際には所得が 290 万を超えなければ事業税が発生しないので、この申告書を提出せずに事業を開始する人が多いようです。

開業届けを出さなければどうなるのか? と心配になる人もいると思います。結論を言うと特に問題ありません。


開業届けというのは、国や自治体へ事業の開始を知らせる手続きの為、開業届けを出さずに仕事を始めても確定申告をすれば、個人事業主の届出もすることになります。

なお、開業届については個人事業主の開業届は必要? 書き方やメリットは?に詳しくまとめています。こちらも参考にしてください。

英会話教室を開くために必要なものは?

まず、英会話教室をどこで開くかを決める必要があります。
・自宅やマンションの一室
・テナントを借りる
・建物を購入する など。


他にも、生徒さんがレッスンを受ける机と椅子、ホワイトボード、CDやCDプレイヤー、他にも教材などが必要になってきます。
外国人講師ととにかく会話する!というレッスン方法もありますよね。

お金にそれほど余裕がない!という方は、助成金や補助金を利用するというのはいかがでしょうか?

例えば、小規模事業者持続型補助金であれば小規模事業者の事業の持続的発展を後押しするため、小規模事業者が商工会・商工会議所の支援を受けて経営計画を作成し、その計画に沿って取り組む販路開拓等の経費の一部を補助してくれます。個人事業主対象に、最大 50 万円、複数の事業者が連携した共同事業には最大 500 万円の補助がされます。


ただし、応募できる期間が決まっていますので、最新情報は中小企業庁のページをこまめにチェックするようにしましょう。(平成28年度はすでに終了しているようです)

開業・独立にもさまざまなパターンがあります!

英会話教室の開業・独立にも様々なパターンがあります。大きく分けて 3 つ。

自分で教室を開く

自宅やマンションの一室、テナントを借りて自分で教室を開くパターンです。講師は自分自身が勤め、最初は一人だけでやるのが良いでしょう。

フランチャイズ傘下でオーナーになる

現在、フランチャイズシステムを採用している英会話教室はたくさんあり、英会話教室で独立するために多くの人が利用しています。
傘下のオーナーを募集しているところも少なくありませんので、自分だけで教室を開くのが不安という方は探してみると良いでしょう。

ホームティーチャーやホームインストラクターになる

自分の教室を持つという意味では違ってきますが、場所を持たず、身一つで活動するという手もあります。
今、需要も多いホームティーチャーやホームインストラクターであればすぐに活動でき、すぐにお金を得ることもできるでしょう。

本を読む女性

英会話教室を開いたあとは?

英会話教室の集客

まず、集客に関してです。

最初は知人に声をかけてみるといいかもしれません。そうは言っても、知人だけでは限界があります。また、誰も知り合いがいない新しい場所でのスタートとなるとやはり新規顧客獲得が必要ですよね。

新規顧客獲得のための正解は実はありません。
地道な活動が大切です。HP を作ったり、チラシを作ったり、SNS や広告なども集客の 1 つの手段でしょう。


集客方法もターゲットや地域によって変わってきます。
地域に根ざした英会話教室を目指すのであれば、近くの飲食店にチラシを置いてもらったり、自分で配ったりするのもいいかもしれません。
マンションの一室であれば、マンションの掲示板に貼っておくと住人の方にも興味を持っていただけるかもしれません。

 

 スマホでも作れるチラシ作成アプリもあるので、自分で簡単にチラシを作成したいという方はぜひ、参考にしてみてください。

大人向けのレッスンであれば、チラシよりも Facebook 広告などのネット広告を活用すると良さそうです。Facebook 広告であれば、エリアや年齢層などよりターゲットを絞ってリーチすることができます。
また、ネット広告は一見お金がかかりそう・・・と思われがちですが、実は低価格からスタートできるのも魅力です。
詳細は、結局どっちがいいの!?チラシ広告とfacebook広告を比較してみた!を参考にしてみてください。

英会話教室の運営

続いて、運営に関してです。

英会話教室を開業した後、自宅で開催したり、教室を借りて開催したりするかと思いますが、生徒さんが通うためにはレッスン予約が必要になります!

レッスンの予約を受け付けるときは、予約システムがおすすめです!予約システムについては「無料で簡単に!おすすめの予約システム」の記事を参考にしてください。

なお、パーソナルジムにぴったりの予約システムについては「【無料あり】ヨガ・フィットネス教室向けおすすめ予約システム・ツール〜2021最新〜」「レッスン・スクール・教室向け!予約システムの導入事例」の記事を要チェックです!

 

予約システムを比較したいという方は「おすすめ予約システム15選」を見て比較検討してくださいね。

英会話教室の開業・独立まとめ

英会話教室の開業には、下記 5 つのポイントがあります。


1. 強みになる資格や経験がないか確認しましょう
2. 開業届けを出しましょう
3. 場所や教材を準備しましょう
4. 開業・独立の仕方を考えましょう
5. 集客をしましょう

英会話教室を開業・独立したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

予約システム

予約システム「STORES 予約」についてはお電話でのお問合せも受け付けています!

新規導入の電話相談はこちら
TEL:03-6705-8497
(平日10:00−18:00)

予約システム STORES 予約

関連記事

 

STORES で、ネットショップの開設から、お店の
キャッシュレス化、予約システムの導入まで誰でも
かんたんにはじめられます。