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失敗しない脱サラ起業の方法とは?儲かる業種の特徴や成功ポイントまとめ

脱サラ 起業

 

今は会社員として働いているけど、将来は脱サラして起業したいと考えている方もいるかもしれません。しかし無計画に起業しても失敗してしまう可能性が高いのも事実です。

 

今回は、失敗しない脱サラ起業の方法について、儲かる業種の特徴や成功ポイントなどを解説します。儲かるための3原則やストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違いなどもお伝えしますから、脱サラ起業を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

脱サラ起業の成功率は意外に高い?

よく「起業しても9割の会社はすぐにつぶれる」という声を聞きますが、実際にはそうでもありません。中業企業白書2017によると、起業5年後に存続している企業の割合は81.7%で、意外にも多くの企業が存続していることがわかります。

 

存続しているからといって成功しているとは限りませんが、少なくとも世間のイメージほど、脱サラが無謀な行為ではないことがわかるのではないでしょうか。

 

とはいえ、無計画に脱サラしても失敗する確率は高いでしょう。参入市場やビジネスモデル、差別化戦略などをよく練ってからの起業が大切です。

脱サラ起業するのにおすすめの業種とは?儲かるビジネスの重要原則

脱サラ 起業

 

「起業するなら○○業界がいい」というアドバイスはできませんが、儲かるビジネスには3つの原則があります。今からお伝えする3原則を満たしたビジネスであれば、リスクを抑えて脱サラ起業を成功させられる可能性が高いです。

 

独立開業しやすい仕事の共通点や代表的な仕事を紹介している以下の記事も、併せてチェックしてみてください。

独立開業しやすい仕事11選。起業に向く仕事の共通点と成功のコツ

原則1. 初期投資が少額で済む

脱サラなど初めての起業の場合、初期投資が少額であるに越したことはありません。少額であれば、失敗したときのダメージが小さく済みます。逆に初期投資が多額であれば、資金調達の段階で失敗してしまう可能性もあるでしょう。

 

初期投資が少ない業種としては、インターネットビジネスやライター、翻訳業などが挙げられます。

原則2. 利益率が高い

次に重要なのは、利益率が高いことです。例えば飲食サービスは、原材料費や賃貸料、人件費などの影響で、利益率はそれほど高くありません。

 

利益率が高い業種としては、インターネットビジネス、ライター、不動産業など、在庫を持たずに技術を売るサービスが多く挙げられます。

原則3. 在庫をなるべく抱えない

小売業など在庫が発生するビジネスは、在庫が売れなかった場合のリスクが常につきまといます。リスクを抑えて脱サラ起業するなら、在庫を抱える必要のないビジネスを選びましょう。

 

在庫が必要ないビジネスとしては、インターネットビジネス、学習塾、士業、コンサルタントなどが挙げられます。

デジタル化やネット販売を検討しよう

儲かるビジネスの3原則を満たしている業種の代表格は、インターネットビジネスです。

 

例えば、デジタルコンテンツを販売するインターネットビジネスの場合、初期投資として必要なのはパソコンとネット回線、サーバーの契約費くらいです。デジタルコンテンツを作るコストための原材料費はほとんどかからず、利益率も高くなります。そして、デジタルデータなので当然、在庫を抱える必要もありません。

 

このようなインターネットビジネスのモデルは、さまざまな業種に応用できます。

デジタル化やネット販売とは無縁に思える業種でも、ビジネスのノウハウをオンライン講座などにまとめて販売することはできるからです。オンラインレッスンやウェビナーなどの形態でもよいでしょう。低コストで作成でき、利益率も高く、在庫も必要ありません。

 

STORES では、こうしたデジタル化をサポートするシステムを提供しています。無料で導入できるシステムもあるので、デジタル化のハードルをぐっと下げてくれるはずです。

 

例えば、デジタル化した商品をネットショップで販売するのであれば、ネットショップ作成サービスの STORES が活用できます。オンラインレッスンやウェビナーであれば、オンラインで予約や決済が可能な STORES 予約 が便利です。

 

各システム・サービスの詳細は、以下からご確認ください。

デジタル化をサポートするサービスなら STORES

ストック型とフロー型、2つのビジネスモデル

ビジネスには大きく分けてストック型とフロー型があります。それぞれのメリットとデメリットを確認していきましょう。

ストック型とは?

ストック型ビジネスとは、仕組みを構築することを継続的な収入を得るビジネスモデルです。例えば、不動産賃貸や各種サブスクリプションサービス、士業の顧問契約などが挙げられます。

 

ストック型のメリットは、仕組みを構築することで安定した継続収入を確保できることです。デメリットは、仕組みが完成するまでには通常、多くの時間と資金がかかることです。

フロー型とは?

フロー型ビジネスとは、単発の仕事をこなして収入を得るビジネスモデルです。Webサイトの受託制作や士業の方の単発コンサルティングなどが該当します。

 

メリットとしては、受注した仕事を完了すれば確実に収入が得られる点です。デメリットは、労働集約型のモデルになることで、自分あるいは従業員が手を動かし続けないと収益が生まれないことです。時間や労働力の切り売りともいえます。

どちらのモデルを選択すべき?

ストック型とフロー型にはそれぞれメリット・デメリットがあり、単純に優劣をつけられるものではありません。

 

ただ、安定したビジネスの経営を目指すのであれば、ストック型の要素を取り入れることをおすすめします。フロー型がダメというわけでは決してありませんが、フロー型のビジネスモデルに偏ると、労働力や時間の切り売りになってしまい、売上が頭打ちになりやすいからです。また手を動かし続けなければいけないので、疲弊してしまう可能性もあります。

 

とはいえ、ストック型ビジネスの構築には時間がかかります。フロー型と違いストック型はすぐに売上が立つものではないため、いきなりストック型で脱サラ起業するのも不安が残るでしょう。

 

そこで、まずはフロー型の事業で売上を確保しつつ、少しずつストック型の事業(資産)を構築していくことをおすすめします。

 

例えばコンサルタントであれば、顧客にコンサルティングサービスを提供しつつ(フロー型)、「コンサル養成講座」などのオンライン講座販売事業(ストック型)を始められるかもしれません。

失敗を避ける!脱サラ起業で成功するために意識したいポイント

最後に、脱サラ起業で失敗しないためのポイントを3点確認していきましょう。

①誰に何を売るか? を徹底的に考える

どのようなビジネスでも、「誰に何を売るのか?」「誰に売らないのか?」を明確にすることが重要です。

 

あらゆる人を満足させようとすると、目の前の仕事すべてに飛びつき、顧客のあらゆる要望を聞き入れるスタンスになってしまいます。そうすると、利益に結び付かない雑務が多くなるので、忙しい割にはたいして儲からなくなります。価値を生み出す仕事に時間を割くこともできなくなり、顧客満足度も下げてしまうかもしれません。

 

例えばWeb制作事業であれば、予算○○○万円以上の法人だけを顧客ターゲットにし、提供サービスも「企画設計から参画できる案件のみ受注する。単なる製作代行は請けない」という基準を明確にすることが考えられます。

 

このように市場と顧客をよく選び、提供するサービスと提供しないサービスを明確にすることが大切です。そして提供するサービスのクオリティを突き詰めていくことが、集客の成功と顧客満足度の向上につながっていきます。

②最初は副業から始める

「起業しようと思ったのなら、今すぐ仕事を辞めるべき」

「自分を追い込まないと成功しない」

 

世の中にはこうった意見もありますが、失敗したときのリスクを考慮するとあまりおすすめはできません。

 

基本的に起業には入念な準備と戦略が必要です。十分な勝算の見込みがなければ起業するべきではないでしょう。

 

急に収入がなくなってしまうと、多くの人は平常心を保てないはずです。平常心が保てない状態では、起業の戦略や計画を立てていくことは困難であり、見切り発車で事業を進めて失敗してしまう可能性が高いといえます。

 

会社の就業規則で問題がなければ、まずは副業で始めることをおすすめします。毎月決まった収入があれば心に余裕が生まれますし、広告費にお金をかけたり起業セミナーやコンサルに投資したりすることもできるでしょう。

③助成金や補助金を活用して資金を確保する

起業では、資金の確保も重要です。自己資金だけでは限界があるなら、助成金や補助金も活用しましょう。

 

国や都道府県など地方自治体ではさまざまな助成金・補助金の制度があります。助成金や補助金は借入とは異なり返済不要のため、資金が不足しがちの起業時には重要な存在です。

 

補助金や助成金については、以下の記事で詳しく解説していますから、参考にしてみてください。

【個人の開業】起業時に頼るべし!無料相談や開業支援制度、助成金・補助金の活用術

 

また、融資もさまざまなものがあります。

 

例えば、日本政策金融公庫は脱サラなど初めての起業でも比較的融資が通りやすいことで知られています。担保や保証人が不要の「新創業融資」のほか、女性や若者、シニア層が対象の「女性、若者/シニア起業家支援資金」などユニークな制度もあります。融資を受ける際の参考にしてください。

日本政策金融公庫公式ホームページはこちら

脱サラ起業成功のためのポイントまとめ

脱サラ起業は、世間でいわれているほど成功率が低いわけではありません。しかし、戦略や計画を十分に練らずに、勢いで起業してしまうと、失敗してしまう可能性が高いです。

 

起業を成功させるためには、入念な準備と戦略が欠かせません。下記の記事では、起業のやり方や具体的にやらなければならないことを解説しています。脱サラ起業を検討している方は、今回の記事と併せて、ぜひ参考にしてみてください。

起業のやり方とは?準備段階から具体的な手順まで事前にチェック

起業時にすべきことアレコレ!資本金?法人登記?クレジットカードは?

 

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