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昔ながらの製法を守りつつ、お店はより便利にデジタル化 - こきん -

こきん stores

 

毎月10,000件のショップがお商売を始めている STORES(ストアーズ)には、個性豊かなショップオーナーさまがたくさんいらっしゃいます。 

 

今回は、東京・京橋にお店を構える、かな料紙専門店のこきんの高野さまにお話を伺いました。

 

こきん

昔ながらの丁寧な製法を守りながら、他にはない質感に

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- こきんさんについて教えてください。

 

こきんは、かな料紙(かなを書くための紙)の専門店です。

先代の社長が元々書家で、「自分の書く紙は自分で作る」という思いからはじめました。現在もできるだけ創業した当時の作り方を踏襲して作っています。

 


- こきんさんならではの製法などあるのでしょうか?


砧打ち(きぬた打ち)という全国でもやっているところがほとんどない製法です。一枚一枚の紙を数十枚重ね、縦横に数千回叩いて仕上げていく製法のため、滑らかな触り心地で他にはない艶や質感になるんです。

 

全て手作業なので、少ない枚数からの特注商品も受けています。

既存の商品にはない色合いで、こういった色に染めて欲しいとオーダーをいただくことも。自分たちで色を調合しているからこそ、できることなんです。

展覧会に行くと、「これはうちの紙だな」とわかりますね。

 

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日本全国のお客さまに買っていただけるネットショップ

- ネットショップはどういった経緯ではじめたのでしょうか?

 

私が入社したときは、前のスタッフの方が作成した商品があまり載っていないかんたんなホームページのみでした。

そこでまずはホームページを充実させようと思い、商品の写真を載せるように改善したところ、お問い合わせや電話注文、ご来店での購入が増えたんです。

やはりインターネットは重要だなと実感しましたね。

 

stoers こきん

 

その頃から「ネットショップもやりたい!」と本社に話をしていました。

ただやったことがないので、「どうやったらいいんだろう?」とずっと悩んでいました・・。ホームページを作っているのがjimboで、そちらでも販売ができる機能はあったのですが、少し難しくてやりづらかったんですよね。

 

 

- そうだったんですね。その後、どのようにネットショップを開設したのでしょう?

 

いくつかの大手のサイトを調べました。ただ使用料が高かったんです。

1店舗のみの小さいお店なので、できればコストは抑えたいなと思い、その後もいろいろ調べて検討しました。

 

STORES ともう1つのサービスで迷ったのですが、使いやすそうなのは STORES かなと。そこでまず登録して使ってみたら、結構かんたんにできたんです。

 

最初は店舗でよく売れている商品のみを販売したので、商品数はすごく少なかったのですが、だんだん買ってくれる方が増えてきたので、今はだいぶ商品も増やしています。

 

stores こきん

 

- 実際にネットショップをはじめてみて、いかがでしたか?

 

使い方はかんたんでしたが、商品撮影は大変でしたね。

商品数がかなり多いので、自分たちで撮影したり、写真を加工したりして載せるのが一苦労でした。パソコンを使えるスタッフが1人いたので、その方のおかげでできました。商品数が多いと、最初は結構大変かなと思います。

 

ただコロナ禍になってからは、売り上げの半分、多い時はそれ以上がネットショップからなので、ネットショップをやっていなかったらどうだったろうって思いますね。はじめてよかったです。

地方のご来店できないお客さまのご注文もあるので、日本全国にお客さまが増えました。

やらない理由がない!ネットショップと連動できる、STORES レジ

- 元々お店にレジはあったと思いますが、STORES レジ のご導入のきっかけはなんだったのでしょう?

 

元々の現金レジとクレジットカードの決済も、ネットショップと同じくらいにはじめたんです。ただ、来店と電話注文、ネットショップがあるので、在庫管理が課題でした。

忙しい時は在庫の調整を忘れてしまい、ネットショップに載せているが店頭には在庫がないということも何度かありましたね。

 

なので、レジサービスを始めましたと連絡をいただいたときは、即登録しました。ネットショップと在庫連動ができると書いてあったので、やらない理由がなかったです。

 

実はそれ以前にもレジを変えようかなと思ったタイミングがあったんです。決済用にiPadを使っていたので、他のPOSレジにしてみようかなと。ただ商品の登録がすごく大変なので、元のレジで金額を打っていく方が早いかなと思ってその時はやめたんです。

ネットショップの商品をそのまま連携できる点もよかったですね。

 

 

- STORES レジ と一緒に、STORES 決済 も導入いただいていますね。

 

今までの通りの運用でもやっていけてはいたんですが、STORES レジ が出たので、STORES 決済 を導入すれば、全てが連動できていいかなと思いました。

 

今までは決済用のアプリを起動して金額入れてという形で、接続するまでに時間がかかりお待たせしたこともあったんですが、今はスムーズになりましたね。

 

使い方も STORES 決済 の方がよかったかなと思います。

今まではiPadにサインをいただく形で、うまく書けない方もいたので、番号入力になったのがお客さまにとってはすごくいいと思いますね。

 


- 全て STORES にしたことで、手間が減ったんですね!STORES レジ をご導入後、使いごこちはいかがでしょうか?

 

商品数が多く、カテゴリーもたくさんあるので、操作に慣れるまでには何回か必要でした。でも直感的に使えるアプリで、使いやすいなと思っています。こちらの声をすぐ反映して違う仕様にしていただき、どんどん使いやすくなっていますね。

最近は、ついにバーコードも導入しました。

 


- 以前使われていたレジとの違いや気に入っている点はありますか?

 

一番はネットショップと連動できる在庫管理ですね。

ネットショップに登録する数量さえ間違えなければ、確実に在庫管理ができるのは大きいです。

 

入力するときに打ち間違いや金額ミスもなくなりましたね。商品によって割引金額が違ったりするのですが、ネットショップに登録してある情報がそのまま連携できるので、ミスなくお会計ができます。

 

あと以前は、金額入力だったので商品名がレシートに載らず、お客さまが何を買ったのか分かりにくかったんです。

なので、何を買ったかが後でも分かるように、レシートに商品名を書いて欲しいとか手書きのメモを入れて欲しいなどのご要望がありました。

 

今のレジアプリだと商品名が載るのでそれもよかったかなと思いますね。

まだないのですが、いついつ買った商品が知りたいという問い合わせがあったときも、後から確認ができるので助かります。

お客様一人ひとりのご要望に、丁寧に応える

-ホームページ改修やネットショップ開設など、デジタルの取り組みを積極的にされていますよね。今後やりたいことはありますか?

 

お客さまが欲しい商品を作るということを一番大切にしているのが強みなので、特注の商品をネット注文で受けられるようにできたらいいなと思っています。

 

電話で欲しい商品の説明を伺ったりするのですが、ご希望のイメージや色合いなどの説明がお互いにすごく難しいんです。

なので、そこに挑戦できたらおもしろいかなと思っています。

 

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♦︎こきんのレジ周りをご紹介♦︎

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使っているサービス・機材

  • ネットショップ:STORES
  • キャッシュレス決済:STORES 決済
  • レジ:STORES レジ(在庫連動機能ON)
  • プリンター:セイコープリンター MP-B20
  • iPad:iPad mini 第四世代

 

 

文:STORES Magazine編集部
写真:こきんさまご提供、STORES Magazine編集部
 

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