インターネットで何かものを売ってみようかな?と思ったとき、みなさんはどんな方法が思いうかびますか?
- ヤフオク!をはじめとするインターネットオークション
- メルカリをはじめとしたフリマアプリ
- minneをはじめとするハンドメイドマーケット
- STORESやBASEをはじめとするネットショップ開設サービス
- 楽天やAmazonなどのマーケットプレイス
など様々な方法を思いつく人も多いと思います。
しかし、これだけの種類があると「どのサービスを利用したら良いのかわからない!」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、これからインターネットで商品を販売してみようと考えている方に向けて、
- インターネットで商品を販売できるサービス紹介
- 各サービスの特徴や料金比較
について解説していきます。
インターネットで販売できる方法とは?
ネットオークションで販売しよう
ネットオークションの特徴とは?
インターネット上で商品をオークション形式(1つの商品に対し、購入を希望する2人以上のお客さんが買い取る値段を競い合い,最も高い買取価格をつけたお客様に売ること)で販売する方法のことをさします。
法人でも個人でも簡単に登録・出品することができ、日用品や洋服をはじめ、おもちゃなどの嗜好品まで幅広い品数があることが特徴です。
メリットとしては、
- 重いものをリサイクルショップに持っていく手間がない
- 自分が想定していた金額よりも高く売れることがある
- オークションを運営しているサービスが提供している決済手段(クレジットカード、コンビニ支払いなど)を利用することができる=個人間で金額のやりとりをする必要がない
といったことがあげられます。
デメリットとしては、
- いたずら目的のお客さんがいることがあり、トラブルに巻き込まれることがある
- 出品した商品によっては高額な送料が発生する可能性がある
といったことが考えられるでしょう。
おすすめのネットオークション
1.ヤフオク!
①ヤフオク!の特徴
ヤフオク!とは、Yahoo! JAPANが提供しているインターネットオークションサービスで、オークション形式とフリマ形式の2タイプで販売することができます。
ヤフオク!によると、「オークション利用の割合が4に対してフリマ利用の割合が6」とフリマ目的での利用が多いことがわかっていますが、6400万点の商品が常に出品されており、全体的に利用者数が多いことがわかります。
また、ヤフオク!には、『自動入札』という自分がその商品に出せる上限金額を設定しておくと、コンピュータが自動的に競い合ってくれるシステムがあり、金額競争のためにずっとスマートフォンやパソコンをチェックしておく必要もありません。
②ヤフオク!の利用料金は?
- 利用料
ヤフオク!を利用するためにはまず、Yahoo!プレミアムの有料会員になる必要があります。月額498円(税込)で利用を始めることができます。 - 販売手数料
ヤフオク!では、オークション出品の落札システム利用料と呼ばれています。
落札システム利用料は、商品が落札された金額の8.64%(税込)が差し引かれます。 - その他利用料金
①オプション利用料
最低落札価格、注目のオークション、太字テキストなどの有料オプションを設定した時点で発生します。
項目名 ※ 料金 最低落札価格 108.00円(税込)/1個あたり 注目のオークション 21.60円(税込)以上/1出品・1日あたり 太字テキスト 10.80円(税込)/1出品あたり 背景色 32.40円(税込)/1出品あたり 目立ちアイコン 21.60円(税込)/1出品あたり 贈答品アイコン 21.60円(税込)/1出品あたり
②出品取消システム利用料
入札があったオークションを取り消す際に、540円(税込)/1出品あたり※ が発生します。
※「中古車・新車」など一部のカテゴリは、3,024円(税込)
③料金体系が異なるカテゴリ
自動車、バイク、ボートといった特定のカテゴリアイテムは、出品システム利用料が必要、または落札システム利用料、出品取消システム利用料が異なり、540円〜3,024円(税込)となっています。
具体的な金額の詳細はヤフオク!のページより確認してください。
また、ヤフオク!のフリマ機能を利用する場合は利用料がことなります。利用料落札システム利用料と呼ばれ、出品した商品が落札されると発生します。取引ごとの落札額に対し計算されます。
Yahoo!プレミアム会員 | Yahoo!プレミアム会員登録なし |
8.64%(税込) | 10%(税込) |
※これらのすべての料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずヤフオク!の公式ページやヤフオク!のヘルプページから確認するようにしましょう。
2.モバオク!
①モバオクの特徴
株式会社モバオクによって提供されている、インターネットオークションサービスです。リサイクル品はもちろん、ハンドメイドの小物や雑貨なども多数取り扱われています。
また、ヤフオク!と比較して、
- 利用している人の年齢層が低めである
- 取引ルールを自分で決めることができる
といった特徴があり、『モバペイ』というオークションにおける出品者と落札者のお金をやりとりを代行会社が取り持ち、安心した取引ができる支払い方法が用意されているというメリットもあります。
②モバオク!の利用料は?
- 利用料
オークション機能を利用するために、月額利用料(324円[税込] / iTunes決済・GooglePlay決済利用時は360円[税込] )の有料会員になる必要があります。 - 販売手数料
基本的に、出品者(オークションに商品を出した人)に手数料が取られることはありません。ただし、商品を落札したお客さまにモバペイ手数料が請求されます。
99円〜512円/請求金額の4.3%〜5.9%など落札した金額や支払い方法によって手数料が変わります。詳細はモバオク!のモバペイ取引の流れの記事を確認すると良いでしょう。 - その他利用料金
基本的に発生しません。出品者に落札された料金が振り込まれる際の手数料や、口座情報ミスによる再振込の際も手数料は発生しません。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずモバオクの公式ページから確認するようにしましょう。
フリマアプリで販売しよう
フリマアプリの特徴とは?
洋服やカバン・おもちゃや化粧品・家具家電などのリユース商品を、インターネットを使って簡単に売り買いすることができます。また、リユース商品だけでなく、新品のハンドメイド商品を販売する場所として利用している人も多くいます。
- スマートフォンから簡単に出品ができる
- 決済はフリマアプリを運営している会社に仲介してもらえる
といった特徴があります。
ネットオークションとの違いとしては、
- ネットオークションは法人で利用する人も多いが、フリマアプリは個人間の取引で利用されることが多い
- ネットオークションは「できるだけ高い値段で売りさばきたい」という目的で利用する人が多いのに対し、フリマアプリは「利用しない持ち物を手軽に処分して換金したい」との想いで利用する人が多い
- ネットオークションは入札額の最高値が取引価格であるが、フリマアプリは販売者が自由に金額決定ができる
- ネットオークションはパソコン・スマートフォンの両方から利用されるのに対し、フリマアプリはスマートフォンからの利用を前提としてサービスが提供されている
といったことが、経済産業省による平成28年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)によって発表されています。
おすすめのフリマアプリ
1.メルカリ
①メルカリの特徴
株式会社メルカリが運営しているフリマアプリのサービスです。
米国版のサービスを提供しているという点でも他のサービスと大きくことなる特徴をもっています。
メルカリのニュースページによると、利用者数は月間1,000万人超え・サービス開始からの累計出品数は10億品超え、ダウンロード数は日本で7,100万ダウンロード、アメリカで3,750万ダウンロードの合計1億ダウンロードされており、アプリのダウンロード数や利用者数から判断しても、日本で一番利用されているフリマアプリだと考えられます。
また、
- 梱包用のオリジナルキットを販売
- 匿名配送ができる
- 本やCD、DVD/ブルーレイ、ゲームについているバーコードをカメラで読み取ると、商品のタイトル・著者名等や売れやすい価格が自動で提案される『バーコード出品機能』がある
といった機能が充実している点でも、他のフリマアプリと大きく異なります。
②メルカリの利用料は?
- 利用料
メルカリのアプリ(無料)をダウンロードすることで、誰でも無料で利用することができます。 - 販売手数料
出品した商品の売上の10%が販売手数料として差し引かれます。
例)1,000円で落札した場合、10%の100円が販売手数料となります。 - その他料金
売上を振り込んでもらう際に、振込手数料が発生します。
• 10,000円以上の売上の時:振込手数料無料
• 10,000円未満の売上の時:振込手数料210円
また、通常の売上振込は振込締め切りの月曜日から数えて4営業日かかるのですが、「営業日の0時00分〜営業日8時59分までに振込申請をした場合、よく営業日に振込される」というお急ぎ振込のサービスを利用する場合は、上記の振込手数料に加え、お急ぎ振込の手数料としてさらに200円発生します。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずメルカリの公式ページから確認するようにしてください。
2.ラクマ
①ラクマの特徴
もともとは株式会社Fablicが運営していた『フリル』というフリマアプリでしたが、楽天株式会社が運営するフリマアプリのサービスと合併し、『ラクマ』というサービス名に変更されています。
ラクマの公式サイトによると、アプリのダウンロード数は1,000万ほどで、メルカリと比較するとまだまだダウンロード数は少ないですが、他のフリマアプリと比較して販売手数料が安いという点が最大の特徴です。
②ラクマの利用料は?
- 利用料
登録のための料金は一切かかりません。また、楽天株式会社が運営しているサービスのため、楽天会員になっていると、登録がよりスムーズになるそうです。 - 販売手数料
商品が売れた時の商品価格の3.5%が販売手数料として差し引かれます。
※販売手数料3.5%は2018年6月4日から開始されたものなので、それ以前に取引が完了している場合に発生する手数料は異なります。詳細はラクマより確認してください。 - その他料金
売上振込を申請した際に、振込手数料が発生します。
• 10,000円以上の売上の時:振込手数料無料
• 10,000円未満の売上の時:振込手数料216円
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずラクマの公式ガイドなどから確認するようにしてください。
ここからは、フリマアプリではありませんが、ハンドメイド品を販売する専門のアプリについて紹介していきます。
3.minne
①minneの特徴
GMOペパボ株式会社が運営する、国内最大級のハンドメイドマーケットです。
既製品の販売は禁止されているため、ここでしか手に入らない手作りの雑貨やアクセサリー、インテリアなどに出会うことができます。
作家の数も約40万人と多く、ハンドメイドマーケットといったminne主催のオフラインイベントが定期的に開催されてます。
また、ハンドメイドアプリの中でも決済手段の豊富さはminneの特徴の1つともいえます。
②minneの利用料は?
- 利用料
月額料金はかかりません。 - 販売手数料
商品が売れた時の商品価格の10%(税抜)が販売手数料として発生します。 - その他料金
売上の振込手数料として172円が別途発生します。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずminnneの公式ガイドなどから確認するようにしましょう。
4.Creema
①Creemaの特徴
Creemaもminneと同じくハンドメイドに特化したサービスです。
「つかい手」と「つくり手」がネット上で直接つながり、作品の売買を行えるマーケットプレイスとして2010年より開始しています。
作家数は13万人程度とminneよりは少ないですが、
- 新宿ルミネに常設店舗がある
- 海外へも販売ができる
という点で他のハンドメイドアプリと異なる特徴を持っています。
②Creemaの利用料は?
- 利用料
月額料金は一切かかりません。 - 販売手数料
基本は商品が売れた時の商品価格の12%(税別)が手数料金として発生します。
ただし、
・前3ヶ月の売上が9万円以上〜21万円未満:商品価格の9.5%(税別)
・前3ヶ月の売上が21万円以上:商品価格の8%(税別)
と、手数料が売上によって変動します。
これ以外にも、
・フードの販売:決済額の 14%(税別)
・台湾、香港サイトでの販売:決済額の16%(税別)※40円の決済手数料もプラスで発生します。
詳しい内容はCreemaのヘルプページを確認しましょう。 - その他料金
・合計金額が30,000円未満の場合は172円
・合計金額が30,000円以上の場合は270円
が振込手数料として別で発生します。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずCreemaの公式ガイドなどから確認するようにしてください。
ネットショップを開設して販売しよう
ネットショップの特徴とは?
ネットショップ開設サービスは、フリマアプリやネットオークション同様に、企業はもちろん個人でも簡単に利用することができます。
楽天やAmazonなどのようにモール型のネットショップもあれば、STORESやBASEなどのASPカート型のネットショップもあります。
フリマアプリと比較して、
- フリマアプリはアプリユーザーしかお客さまになれないが、ネットショップはインターネットを利用している全ての人がお客さまになり得る
- オリジナルのテンプレートを用いてショップを開くことができる
といった特徴があります。
ただ、ネットショップの場合は独自で集客を行わないといけない=ただ出品しただけでは売れないというデメリットもあります。
楽天市場やAmazonなどのモール型と呼ばれているサービスの場合は、オリジナルでネットショップを開設した場合とくらべると、比較的宣伝をしなくても売れる可能性はありますが、売上を伸ばしていくためにはしっかりとした宣伝が必要になります。
おすすめのネットショップ開設サービス(ASPカート型)
1.STORES
①STORES の特徴
ヘイが運営するネットショップ作成サービスです。
個人から法人まで、インターネットの知識がない人でも簡単に登録・利用を開始することができます。
- おしゃれなデザインが豊富
- 管理画面が見やすくわかりやすい
- 決済手段が豊富
- 海外からの決済にも対応している
- メールマガジン配信やクーポン発行機能、アナリティクス解析などのネットショップに必要な機能がそろっている
といった点を強みとし、約70万人の方に利用されています。
②STORES の利用料は?
- 利用料
0円で利用できるフリープラン/月額2,980円(税込)のスタンダードプラン(旧プレミアムプラン)のいずれかを選択することができます。 - 販売手数料
全ての決済において、お客さまご購入された代金(商品代金+送料)の5%が販売手数料として差し引かれます。 - その他料金
売上を振込する際に振込手数料が発生します。
• 10,000円以上の売上の場合:振込手数料無料
• 10,000円未満の売上の場合:振込手数料275円(2019年10月1日より消費税増税のため、振込手数料が変更)
また、売上が申請した次の日に振込されるスピードキャッシュを利用する場合、販売手数料・振込手数料に加え、スピードキャッシュ利用料として振込申請額の1.5〜3%(※手数料はプランによって異なります) が追加で発生します。
【重要】2023年4月1日よりスタンダードプラン料金の改定をします詳しくみる>
2.BASE
①BASEの特徴
株式会社BASEが運営するネットショップ作成サービスです。
ものづくりを行う個人やビジネスを展開する法人、地方自治体をはじめとする行政など、幅広いユーザーが利用しています。
必要なアプリを無料で追加(一部有料あり)し、ネットショップに必要な機能を揃えていくことができるのが特徴です。
②BASEの利用料は?
- 利用料
月額費用・初期費用は掛かりません。 - 販売手数料
注文ごとの合計金額(商品代金+送料)より
BASEかんたん決済手数料3.6% + 40円 + サービス利用料3%
が差し引かれます。 - その他料金
振込手数料一律250円が掛かります。
また、振込申請額が2万円未満の場合は500円の事務手数料が掛かります。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずBASEの公式サイトなどから確認するようにしてください。
3. カラーミーショップ
①カラーミーの特徴
GMOペパボ株式会社が運営する、月額900円(税込)からECサイトを作成できるサービスです。
機能の種類も多く、サイトデザインのHTML・CSS編集やAPIを使った外部連携など、専門的な知識は必要になりますが、自分のショップをより自由にカスタマイズすることができるのが特徴です。
②カラーミーショップの利用料は?
- 利用料
・初期費用一律3,240円
・月額費用
- エコノミー:900円(税込)〜/月
- スモール:1,332円(税込)〜/月
- レギュラー:3,240円(税込)〜/月
- ラージ:7,800円(税込)〜/月 - 販売手数料
0円 - その他料金
・クレジットカード: 4.0%~
・後払い:4.0%~
・コンビニ払い:130円~
・代引き決済:280円~
・AmazonPay:月額2,000円 + 4%
・楽天ペイ オンライン決済:月額2,000円 + 5%
決済方法によって決済手数料が変動します。
より詳しい内容は、カラーミー公式サイトより確認をしましょう。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずカラーミーなどから確認するようにしてください。
なお、ネットショップ開業・開設に興味がある方は、『ネットショプ(ECサイト)を成功させる10の手順と始め方!無料のおすすめサービスは?』や、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』の記事を参考にしてください。
おすすめのネットショップ開設サービス(モール型
1. 楽天市場
①楽天市場の特徴
楽天株式会社の運営する楽天市場は、日本最大級のインターネット・ショッピングモールです。
楽天トラベルや楽天カードなど、様々な楽天サービスに加入している約9,520万人以上もの楽天会員がいるため、集客力を強みとしたサービスです。
また、お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどの楽天を主体としたキャンペーンも楽天の特徴の1つです。
②楽天市場の利用料は?
- 利用料
・初期費用一律60,000円
・月額費用
- ライトプラン:39,800円(税込)/月(3ヶ月間一括払)
- がんばれ!プラン:19,500円(税込)/月(年間一括払)
- スタンダードプラン:50,000円(税込)〜/月(半年ごとの2回分割払)
- メガショッププラン:100,000円(税込)〜/月(半年ごとの2回分割払) - 販売手数料
平均の決済単価と月間決済高によりことなります。
平均決済単価
月間決済高
100万円まで分
200万円まで分
300万円まで分
500万円まで分
1000万円まで分
3000万円まで分
1億円まで分
5億円まで分
5億円超
0〜7000円
3.5%
3.4%
3.4%
3.3%
3.3%
3.2%
3.2%
3.0%
2.9%
7000円超〜1.5万円
3.4%
3.3%
3.3%
3.2%
3.2%
3.0%
2.9%
2.8%
1.5万円超〜2.5万円
3.3%
3.3%
3.2%
3.2%
3.0%
2.9%
2.8%
2.7%
2.5万円超〜3.5万円
3.3%
3.2%
3.2%
3.0%
2.9%
2.8%
2.7%
2.6%
3.5万円超〜5万円
3.2%
3.2%
3.0%
2.9%
2.8%
2.7%
2.6%
2.5%
5万円超
3.2%
3.0%
2.9%
2.9%
2.7%
2.6%
2.5%
2.5%
- その他料金
システム利用料は全プラン共通の料金+プラン毎の料金により成立します。
【共通の料金】
・楽天スーパーポイント
楽天会員が購入した代金の通常1.0%
・モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料(税別)
月間売上高の0.1%
・楽天スーパーアフィリエイト(税別)
アフィリエイトを経由した売上の1.3%~
・R-Chat(税別)月額固定費3,000円~
会話数に応じての従量課金
【プラン別料金】
・ライトプラン:月間売上高の3.5~7.0%
・がんばれ!プラン:月間売上高の2.0~4.5%
・スタンダードプラン:月間売上高の2.0~4.5%
・メガショッププラン:月間売上高の3.5~5.5%
楽天市場公式サイトに月間費用シミュレーションが用意されているので、詳しく知りたい方はこちらよりご確認ください。
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならず楽天市場公式サイトなどから確認するようにしてください。
2. Amazon
①Amazonの特徴
Amazon.co.jpが提供しているネットショップサービスが、Amazon出品サービス。
大口出品サービス/小口出品サービスの2タイプが用意されており、楽天市場などのモール型タイプのサービス中でも低価格での利用ができるという特徴があります。
また、Amazon出品サービス利用者はフルフィルメント by Amazonが利用でき、お急ぎ便などに対応している「Amazonプライム対象商品」として商品を扱うことが出来るという点もAmazon出品サービスならではのサービスです。
②Amazonの利用料は?
- 利用料
・初期費用 0円
・月額利用
- 0円(小口出品)
- 4,900円 税抜(大口出品) - 販売手数料
販売手数料は8〜15% ※販売する商品によって手数料が異なります - その他料金
メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD)には、販売手数料とは別にカテゴリー成約料が発生します。
商品カテゴリー カテゴリー成約料 書籍 ¥80 ミュージック ¥140 DVD ¥140 ビデオ(VHS) ¥140
※これらの料金は2018年10月現在のものとなります。最新の料金形態や金額は、かならずAmazon出品サービスのホームページ などから確認するようにしてください。
どのサービスを使ってインターネットで販売するべき?
『サービスの種類はわかったけど、どの方法で販売すれば良いんだろう?』
と悩む方へ、タイプ別におすすめの販売方法をまとめてみました。
コレクション品を売りたい場合:インターネットオークション・ネットショップ
リサイクル品を売りたい場合:フリマアプリ
ハンドメイド品を売りたい場合:ハンドメイドアプリ・ネットショップ
食品・仕入れた商品を販売したい場合:ネットショップ
コレクション品を売りたい場合におすすめの販売方法
フィギュアやポスター・マンガやアイドルグッズなどのコレクション品は、
- グッズを欲しいと思っているお客さまにインターネット検索されやすい
- 高い値段を払ってでも欲しいと思っている人がいる
といった理由から、インターネットオークション/ネットショップでの販売方法がおすすめです。
リサイクル品を売りたい場合におすすめの販売方法
売りたいと思うタイミングが不定期にやってくる洋服やカバン、おもちゃなどのリユース品は、
- 売りたいと思った時にできるだけスピーディーに販売できる
という点からも、フリマアプリを利用して販売することがおすすめです。
ネットショップやインターネットオークションでは、売れるまでに時間がかかってしまうケースもあるので、断捨離目的など、少しでもスピーディーに商品を手放したい場合には少し不向きと言えるでしょう。
それに対し、メルカリをはじめとしたフリマアプリでは、出品してから1〜2日後に売れることもあるので「少しでも早く、でもリサイクルショップよりは少しでも高く売りたい」という意図にあっていると言えます。
こうした理由から、洋服やカバン、おもちゃなどのリユース品はフリマアプリを利用した販売方法がおすすめです。
ハンドメイド品を売りたい場合におすすめの販売方法
ハンドメイド品を売りたい場合は、
- ハンドメイドアプリ
- ネットショップ
を使った販売方法をおすすめします。
まず、ハンドメイドアプリで販売することで、ハンドメイド品を欲しいと思っているお客さまに自分の商品を見てもらえるきっかけが増えます。
つまり、自分の作品を知ってもらい、自分の作品のファンになってくれるお客さまをハンドメイドアプリで集客することができるのです。
ただ、ハンドメイドアプリだけでは、
『ハンドメイドアプリをやっている人以外のお客さまに買ってもらえない』
といったデメリットがあります。
せっかくハンドメイドアプリで話題になったのに、商品を購入できる導線がハンドメイドアプリしかないと、もしかしたら購入を諦めてしまう人もいるかもしれません。
こうした時に、ネットショップを用意しておくことで、フリマアプリを利用していないお客さまでも簡単に購入に踏み切れることができます。
また、ASPカート型のネットショップは、インターネットの知識がない人でも簡単に自分のオリジナルデザインでショップを作りあげることができるので、商品だけでなく、ネットショップのデザインからも自分の商品の雰囲気や世界観を表現することができます。
こうした理由から、ハンドメイド品の場合は、ハンドメイドアプリとASPカート型ネットショップとを合わせて販売することがおすすめです。
食品・仕入れた商品を売りたい場合におすすめの販売方法
食品もインターネットオークションやフリマアプリで販売することができますが、 インターネットオークションやフリマアプリはどうしてもリユース品が販売されているイメージを持っている人が多くいます。
また、インターネットオークションやフリマアプリでは一部食品の販売ができないケースもあります。
そのため、自分の農場で収穫した農作物や手作り品などは、こだわりのある商品/オリジナル商品として、ネットショップを開設して販売すると良いでしょう。
※食品を販売する際に必要な許可や資格については、インターネットで販売する時に必要な許可・資格・届け出まとめの記事も合わせて確認するようにしましょう。
また、仕入れ商品の場合は、販売数が膨大になることからも、
- 完売品は非表示にできる
- 掲載順を自由に変更できる
など、できるだけ購入に繋げるために、販売ページをより見やすくする必要があるので、デザイン性・自由度の高いネットショップを使って販売することをおすすめします。
まとめ
インターネットで販売する方法は、下記のようにまとめることができます。
- インターネットオークション
- ヤフオク!
- モバオク - フリマアプリ
- メルカリ
- ラクマ - ハンドメイドアプリ
- minne
- creema - ネットショップ(カートサービス型)
- STORES
- BASE
- カラーミーショップ - ネットショップ(モール型マーケット)
- 楽天市場
- Amazon出品サービス
それぞれの特徴をもとに販売商品別におすすめのサービスをまとめると、
- コレクション品
インターネットで検索されやすいため、インターネットオークションやネットショップでの販売がおすすめ - リサイクル品
『少しでも早く、でもリサイクルショップよりは少しでも高く売りたい』という目的にあっている、フリマアプリでの販売がおすすめ - ハンドメイド品
ハンドメイド品購入を目的としたお客様の多いハンドメイドアプリと合わせて、 ハンドメイドアプリ利用者以外にも購入してもらえることができ、自分の世界を自由に表現でき、簡単に開設できるASPカート型ネットショップを利用した販売がおすすめ。ハンドメイド品については、【2021年最新】ネットショップでハンドメイド商品を販売するには?おすすめの販売サイトは?の記事も参考になります。こちらもご覧ください! - 食品や仕入れ品
インターネットオークションやフリマアプリはリサイクル品が販売されているというイメージがある他、販売商品によっては利用できないこともあるので、ASPカート型ネットショップ、モール型ネットショップを利用した販売がおすすめ
となります。
自分が販売したい商品と各サービスの特徴をうまく組み合わせ、ぜひインターネットで販売をスタートさせてみてくださいね!
- ネットショップで売れる商品とは?ネットショップ販売におすすめの商品まとめ
- ネットショップを始めよう!商品の仕入れ方やおすすめの仕入れ先
- インターネットで販売する時に必要な許可・資格・届け出まとめ