お得感満載でお客様の心を掴む〜クーポン機能の上手な使い方の記事でも紹介したように、集客方法の1つとして戦略的な使い方ができる『クーポン機能』。
実際に、
クーポンがあることによる、購入・申込への影響度は新規・継続ともに80%以上する
※ クーポン利用に関する実態調査 より
という結果がMMD研究所の調査で明らかにされており、クーポンを活用した集客効果が高いということがわかります。
もちろん、集客に有効活用できるクーポンはSTORESのおすすめ機能の1つとして用意されており、クーポンの種類×設定方法の組み合わせの種類の多さが自慢のポイントの1つです。
<STORESで設定できるクーポンの種類>
- 割引(%)/ 値引き(円)/ 送料無料 を自由に設定ができる
- 発行枚数に制限がつけられる
- 利用回数に制限がつけられる
- 使用条件(◯◯円以上の購入時のみ利用可能)を設定できる
- 有効期限を設定できる
- クーポン発行のお知らせメールを自動送信できる
クーポン機能にも色々なオプションが追加されているので、今回は STORES のクーポン機能の使い方を改めて確認してみましょう。
初めてクーポン機能について勉強するという方はもちろん、すでに使い慣れているというオーナーさんも
- この場合の設定ってどうするんだっけ?
- こういった条件でお客さんにクーポンを配る方法ってあったっけ?
など、オーナーさんからよくお問い合わせをいただく『ついついつまずいてしまうポイント』も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【2019/07/10 追記】
7月10日より「クーポン」機能はフリープランをご利用いただいている皆さまにもご利用いただけるようになりました!
STORES のクーポン機能の特徴
STORES のクーポンの仕組み
STORES のクーポン機能は、購入時にチェックアウトページ(購入情報を確認するページ)で各ストアで発行されたクーポンコードをお客さん自身が入力することでクーポンが反映される仕組みになっています。
つまり、クーポンコードを知ってるお客さんは誰でもクーポンを使ってお買い物ができるようになります。
STORES で発行できるクーポンの種類
1. 割引(%)クーポン
クーポンの定番といえば、『10%OFF』や『20%OFF』などのようにパーセンテージで割引率を表示させたもの。
クーポン発行画面から、「割引(%)」の項目を選択し、パーセンテージを設定・保存したらクーポン作成完了です。※STORES のクーポン機能でよくあるお問い合わせ も合わせて確認してください。
2. 値引きクーポン
「200円引き」「500円引き」などのように、割引率ではなく割引額でクーポンを発行することもできます。
クーポン発行画面から「値引き」の項目を選択し、割引額を設定・保存したらクーポン作成完了です。
3. 送料無料クーポン
割引の中でも、商品代金を割り引くのではなく送料が無料になるクーポンを発行することもできます。
人件費などの問題から配送料金が値上がりしているため、送料が無料になるという条件はお客さんにとって「買ってみよう!」を促す効果があると言えます。
クーポン発行画面から「値引き」の項目を選択し 、保存をしたらクーポン作成完了です。
STORES のクーポン機能につけられるオプション
クーポンの種類を決めたら、次はオプションを決めていきましょう。
オプション項目は「割引(%)」 「値引き」「送料無料」のどの場合も同じなので、まとめて紹介します。
1. クーポン発行数
クーポンを何枚発行するかが設定できます。
任意の項目なので、「とにかくたくさんの人にクーポンを使ってお買い物をしてもらいたい!」という場合は特に設定する必要はありませんが、
「限定100枚だけにして特別感を出したい!」
「超お得クーポンなので大人数に利用されてしまうと赤字になってしまうかも…」
という時などに設定をしておくと便利です。
2. クーポン使用回数
1人のお客さんがクーポンを何回利用できるかを設定する項目です。こちらは必須項目なので、必ず選択する必要があります。
・何度でも可
1人のお客さんが何度も同じクーポンを使ってお買い物ができるオプションです。
クーポンを使って何回も自分のお店で購入してもらいたい場合などは、この設定にすると良いでしょう。
・1人1回まで
いわゆる『お一人様一回限り』のことで、1人のお客さんが1回だけクーポンを使えるオプションです。
お店の負担を考慮したり、お客さんの購買心理(何度も使えると一回のお買い物量が少ないのに対し、一度しか使えない場合はたくさん購入してもらえる心理)を考慮したい場合などに設定すると良いでしょう。
クーポンの使用回数のオプションが追加された時の記事も合わせてチェックみてくださいね!
3. クーポンの使用条件
発行するクーポンが利用できる条件を設定するオプションです。購入金額で条件をつける仕様になっています。
こちらは任意のオプションなので、設定しなくても問題はありません。
4. 有効期限
クーポンが利用できる期間が設定できるオプションです。
最初は「有効期限設定なし」で登録されているので、設定を変更する場合はブルーの歯車マークをクリックします。
設定できる有効期限のパターンは2パターンあります。
- 開始日と終了日
開始日の0時〜終了日の23時59分までクーポンが適用されます。
- 開始日・時間と終了日・時間
開始日に設定した時間〜終了日に設定した時間までクーポンが適用されます。
時間も分単位で設定ができるのが特徴です。
初期設定では、右上の「終日」にチェックが入っているので、時間設定をする時は「終日」のチェックを外してから設定をします。
有効期限も任意のオプションなので、期間を設定しなくてもクーポンを発行することができます。
ただし、期間を設定しない場合は、クーポンを自分自身で「無効」にしない限りずっとクーポンが利用できる状況が続いてしまうので注意が必要です。
「うっかりクーポンを無効に変更するのを忘れてた!」といったトラブルが起きそうで心配だな…という方は、有効期限のオプションを設定しておくことをおすすめします。
5. お知らせメール
発行したクーポンを、ストア会員のお客様に自動で配信するオプションです。
こちらも任意で設定ができるので、お知らせメールをOFFにしていても問題はありません。
「クーポン発行のお知らせを改めて送るのは少し大変だな」
「クーポン発行しましたのお知らせを忘れてしまいそうだな」
という時はお知らせメールをONにしておくと良いかもしれませんね!
また、クーポンコードのお知らせ方法は、このお知らせメールだけでなく『お得感満載でお客様の心を掴む〜クーポン機能の上手な使い方』の記事でも紹介したように、
- NEWS機能を使ってお知らせ
- メールマガジン機能を使ってお知らせ
- SNSでお知らせ
- ストアのトップページでお知らせ
といった方法も有効的です。
STORESのクーポンを発行してみよう
クーポンの種類やオプションを把握できたところで、実際に自分のストアでクーポンを発行して見ましょう!※スマートフォンでも同様の手順で操作できます。
- 「機能を追加」からクーポン機能をONにします。
- クーポンのボタンをクリック
- 「クーポンを作成」のボタンをクリック
- クーポン名を登録
いつ・どんな時のクーポンかを把握しやすくするために、わかりやすいクーポン名をつけるようにしましょう。
クーポン名はお客さんには公開されないので安心してください。 - クーポンコードを登録
お客さんが入力しやすいコードにするように心がけましょう。また、オーダーCSV出力時にお客さんが利用したクーポンコードが表示されるので、自分自身も把握しやすいコードにするのがおすすめです。
例)specialsale2018 など
どうしてもクーポンコードが思いつかないという場合は、「自動入力」のボタンから、ランダムなクーポンコードを自動で発行できるので、安心してください。 - 状態を選択
有効:クーポンが使える状態
無効:クーポンが使えない状態
を意味しています。
ただし、有効期限を設定した場合は、開始日時になるまで状態が『有効』のまま保存しても自動で『無効』になるので安心してください。
有効期限のオプションを使わない場合、『有効』に設定して保存した瞬間からクーポンが利用できてしまうので、注意しましょう。 - 「内容」からクーポンの種類とオプションを登録
クーポンの種類とオプションは、STORESで発行できるクーポンの種類/STORES.のクーポン機能につけられるオプション から確認をしましょう!
- 保存ボタンを押して完了!
STORES のクーポン機能でよくあるお問い合わせ
STORES のカスタマーサポートに寄せられるクーポン機能のお問い合わせをまとめてみました。
「この設定ってできるんだっけ?」
「これってどうやるんだっけ?」
といった疑問が湧いた時は、参考にしてみてくださいね。
1. 特定の商品だけにクーポンを適用させることはできますか?
ストアで発行されたクーポンは、ストア全体に適用される仕組みになっています。
そのため、特定の商品だけに適用させることや、特定の商品をクーポン適用対象外に設定することはできません。
2. クーポンの割引率(%)は自分で設定できないのでしょうか?
割引率は、選択式になっており、5%〜95%まで5%刻みの中からご選択いただく形となります。
なお、値引きの場合はストアオーナー様ご自身で金額を入力することが可能です。
3. クーポンを複数発行しているのですが、お客さんがどのクーポンを利用したかを確認することはできますか?
オーダーCSVまたはオーダーリストより、お客さんが入力されたクーポンコードを確認することができます。
4. クーポンはデジタルアイテムにも適用できますか?
クーポンを利用できる販売商品は下記の通りです。
- 物販
- デジタル販売
- 電子チケット
※定期便はクーポンを利用することができませんので、ご注意ください。
まとめ
STORES のクーポン機能の設定はとても簡単!
STORES で利用できる割引きの機能としては、他にまとめ販売やディスカウント機能も用意されています。
クーポンの上手な使い方をしているストア例や、クーポン発行のコツなどを紹介した『お得感満載でお客様の心を掴む〜クーポン機能の上手な使い方』の記事なども参考に、上手に割引機能を利用して、新規のお客様やリピーターのお客様獲得に繋げていきましょう。
また、クーポンの配布や送料キャンペーンなどを通して売り上げ・集客を伸ばしていく「ネットショップのプロモーション」については『売れるネットショップはプロモーションが上手い!販売促進につながるキャンペーンとは?』という記事で細かく解説しています。プロモーションの実施方法にお悩みのオーナー様などはぜひチェックしてみてください!
- Instagram ショッピング機能 (Shop Now) の使ってみよう!
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