インターネットを利用しているとSSLという言葉、聞いたことありませんか?
STORESでは2017年10月24日より独自ドメインのURLもSSLの対応となったのですが、
- SSLってなんのことだろう?
- 聞いたことあるけれど、よくわからない…
という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、STORESの独自ドメインSSL対応化に合わせて、
- SSLって何?
- SSL対応によりSTORESで変わったこととは?
- SSL対応により注意しなければならないこと
について説明をしていきます。
SSLについて知っていた人も、「なんとなくわかったようなわかっていないような…」という人も、「全く知らなかった!」という人も、この機会に一度SSLについて確認してみましょう。
SSLについて知ろう
SSLとは?
インターネット上の重要なデータを暗号化することをSSL(Secure Sockets Layer)と言います。
ネットショッピングをする時に、自分の住所や電話番号を始め、クレジットカード番号などの重要な個人情報を入力しますよね?
この大切な個人情報が
- 盗まれる
- 第三者に改ざんされる
- なりすましをされる
など、悪用されることがないように、インターネット上ではSSL(Secure Sockets Layer)によって情報を暗号化をした状態で通信を行なっています。
特にインターネットの広がりが大きくなってきている今、第三者によってインターネットの情報が盗まれないようにしっかりとした保護をすることが重要になります。
最近では、全てのサイトにSSLの対応が推奨されているため、SSLに対応していないサイトを見た時に、「保護されていません」といった警告メッセージが表示されてしまう場合もあります。
お買い物をしようとしたネットショップでこのような警告メッセージが表示されてしまったら、お客さまも怖くてお買い物ができなくなってしまうかもしれません。
つまり、「サイトがSSLに対応しているかどうか」は個人情報を取り扱うネットショップではお客さまにとっても非常に重要なポイントになるんです。
SSLに対応しているかの判断は?
自分のネットショップがSSLに対応しているかどうかは、インターネット上の住所であるURL(Uniform Resource Locator)を確認することで判断することができるので、一度チェックしてみましょう。
URLがhttpの場合:SSLに対応していない
URLがhttpsの場合:SSLに対応している
SSLに対応しているメリットとは?
安心
まず第一に「安心」ということが挙げられます。
インターネットでのショッピングというと、個人情報を入力する部分でとても不安に感じる方が多いと思います。そういった方たちにも、SSLに対応していることで安心してお買い物を楽しんでもらうことができます。
検索で上位にランクインしやすくなる
Googleではサイトの安全性、セキュリティという部分にとても力を入れています。
そのため、SSLに対応していないサイトでは、警告メッセージを出すなどの対策を行なっており、今後はさらに強化を進めていくようです。その代わり、きちんとSSLに対応し暗号化されているサイトは、安全で良質なサイトとして検索結果の上位に上がりやすくなるということも発表されています。
つまり、今からきちんとSSLに対応させておくことで、検索エンジンでの表示結果にも優位な影響を与えることになります。
STORESでは何が変わったの?
独自ドメインもSSLに対応
STORESでは、ネットショップのオーナーさんが自分の情報を入力する管理画面はもちろん、ショップのURL(https://△△△△.stores.jp ※△△△△にはストア開設時に申請されたものが入ります )やお客さまの住所、メールアドレス、クレジットカード情報を入力するページまで、サービス開始当初から広範囲に渡ってSSLに対応したURLを用意しています。
※STORESのログイン画面
それに対して、スタンダードプラン(旧プレミアムプラン)にお申し込みいただいた方が利用することのできる独自ドメイン(.com/.net/.shop)に関しては、商品を閲覧するということに重点を置いていたため、SSLに対応していませんでした。
- http://△△△△.com
- http://△△△△.net
- http://△△△△.shop
※お客さまがカートに商品を入れ『注文画面に進む』を押した時点で、SSLに対応したURL(https://△△△△.stores.jp)のページへ自動的に移動する仕様になっています。自動でSSLに対応しているページに移動することで個人情報をしっかりと保護しているのでご安心ください!
しかし、セキュリティレベルの高いソフトを利用しているお客さまエラーメッセージが表示されてしまうというお問い合わせをいただいたり、SSLに対応したサイトが推奨されるようになったことを踏まえ、今までのSSL対応ページに加え、独自ドメインでの商品閲覧ページまで、幅広くSSLに対応するようになりました!
SSL対応になったことで注意したいこと
告知しているURLを変更しよう!
InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSや自分のホームページでサイトを紹介していたストアオーナーさんもたくさんいると思います。
SSLに対応する前の独自ドメイン(http://〜 で始まるURL)からお店にアクセスした場合でも、自動でSSL対応のURL(https://〜 で始まるURL)のページに移動するようになっているので、変更する必要はいりません。
しかし、はSSLに対応している安心なサイトであることをアピールするためにも、新たにお知らせをする時はぜひhttpsで始まるURLで告知をしていきましょう!
アクセスの分析をしている場合はURLの変更を!
Google Search Consoleなどでストアの検索結果や検索キーワードなどをチェックしているストアオーナーさんは、SSL対応に合わせて注意が必要です。
SSLに対応したことで、ストアのURLは変更されたことになっています。
そのため、Google Search Console に登録されURLが以前の独自ドメイン(http://〜 で始まるURL)になっている場合は、検索結果が0になってしまい計測の結果は0になってしまいます。
Google Search Consoleを活用しているネットショップのオーナーさんは、必ずSSLに対応したURL(https://〜 で始まるURL)で新しく登録をするようにしましょう!
まとめ
サイトがSSLに対応していることは、これからもっとインターネットが広がっていく中で大前提の項目となることは説明してきた通りです。
では最後に、STORESでSSLに対応したサイトを作るメリットについて、他のサービスとちょっと異なる一押しポイントについても説明したいと思います。
それは、SSLサーバー証明書の更新を自分で行う必要がないということです。
「SSLサーバー証明書ってなに?」と思った方もいるかもしれません。
サイトをSSLに対応させるためには、「SSLサーバー証明書」と「認証」が必要になります。
- きちんと暗号化され、データが保護されていることを証明するSSLサーバー証明書
- サイト運営組織が存在していることはもちろん、悪用をしないきちんとした運営組織であると認証されること
このうち、SSLサーバー証明書は期限が決まっているので、期限ごとに更新を行う必要があります。
ネットショップを作ることができる他のサービスでは、独自ドメインの取得から運営ストアへの紐付け、証明書の更新…とネットショップのオーナーさんが自分自身で作業をしなくてはいけないものもありますよね?
面倒くさそうだな…よくわからないしな…と諦めてしまった方もいるのではないでしょうか?
しかし、STORES ではSTORESがまとめて独自ドメインの申請を行なっているため、SSLサーバー証明書などの更新も全て自動でSTORESが行います。
つまり、STORES には
- SSLサーバー証明書を更新する手間が省ける
- SSLサーバー証明書の更新をし忘れてサイトが使えなくなること防ぐ
といった大きなメリットもあるんです!
これからネットショップを開設しようと思っている人はもちろん、これまで独自ドメインを使わずにショップを運営してきた方も、この機会に独自ドメインを取得してみませんか?
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