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調剤薬局にキャッシュレス決済を導入するメリット・デメリットとは?

調剤薬局 キャッシュレス

 

近年キャッシュレス決済が徐々に広まりつつあります。薬局でも、大手ドラッグストアなどではキャッシュレス決済を導入するところも増えてきましたが、中小の調剤薬局ではまだまだ現金決済のところも多いのではないでしょうか。

 

しかし、今後はキャッシュレス決済の浸透がさらに進むと予想され、遅かれ早かれキャッシュレス決済の導入を検討しなければならなくなるでしょう。

 

今回は、調剤薬局にキャッシュレス決済を導入するメリット、デメリットを解説します。キャッシュレス決済の導入を検討しているのであれば、ぜひご一読ください。

調剤薬局におけるキャッシュレス決済普及の現状とは?

調剤薬局 キャッシュレス

 

日本でのキャッシュレス決済の普及率は、2020年時点で29.7%です。2010年の13.2%から2倍以上に増えており、今後も普及が進んでいくことが予想されます。

 

政府もキャッシュレス決済の普及を後押ししており、2025年までのキャッシュレス決済の比率を40%程度まで増やし、将来的には80%まで高めるとしています。薬局界隈も例外ではなく、厚生労働省は薬局も含めた医療機関へキャッシュレス決済を普及させる環境づくりを進めています。

 

また、一般社団法人キャッシュレス推進協議会のキャッシュレス利用意向によると、「どんな金額・場所でもキャッシュレス決済で支払いたい(18%)」「どちらかというとキャッシュレス決済で支払いたい(31%)」を合計すると49%で、現金派の20%をはるかに上回る数値です。別の調査では今後キャッシュレス決済が使えたらいい場所として、39.2%の人が医療機関を挙げています。

 

こうした需要から、大手ドラッグストアなどではキャッシュレス決済の導入が進んでいるところもあります。中小の町の薬局では、まだそれほどキャッシュレス決済は普及していませんが、今後こうした小規模な薬局にもキャッシュレス化の波がくる可能性があるでしょう。

調剤薬局がキャッシュレス決済を導入するメリット・デメリット

キャッシュレス決済を調剤薬局が導入すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットとデメリットをそれぞれ解説します。

メリット

調剤薬局にキャッシュレス決済を導入すると、以下のようなメリットがあります。

 

  • 会計の効率化
  • 感染リスクの低減
  • 現金がなくても支払える
  • 顧客の流出を防ぐ

 

会計の効率化

まず、会計の効率化について解説します。

 

現金決済の場合はレジで患者さんが現金を出し、従業員が現金を確認して、お釣りを取り出して渡すという流れが必要でした。しかし、キャッシュレス決済であれば、決済端末でカードや電子マネーを読み取ったり、QRコードを読み取ったりするだけで、会計の流れが現金と比べてスムーズになります。

 

また、現金決済が減れば、釣り銭の準備や両替の回数も減るでしょう。さらに、レジ締めも現金がなければ時間を短縮できます。会計が効率化された分は、本来の業務により集中できるようになるでしょう。

 

感染リスクの低減

次に感染リスクの低減です。現金の受け渡しがある場合、各種感染症に感染する可能性を排除しきれません。また、現金決済で会計の待ち時間が長ければ長いほど、薬局内での感染リスクも上昇する可能性があります。

キャッシュレス決済は、決済端末のボタンを押す程度で患者さんとはほとんど接触がなく、待ち時間も短くなるため感染リスクを低減できるでしょう。

 

金がなくても支払える

キャッシュレス決済は現金がなくても支払えるメリットがあります。薬局が普通の小売業と異なるのは、会計まで金額がわからないことです。

薬局に来る前の病院でも代金を支払っているため、薬局の会計で代金が足りなくなった患者さんもいるのではないでしょうか。現金が足りない場合に後日支払いとして、そのまま代金が回収できないこともあるでしょう。

 

キャッシュレス決済であれば、現金不足を心配せずに安心して支払いができますし、後日支払いにする必要もなくなります。

 

顧客の流出を防ぐ

最後に、顧客の流出を防ぐ効果を解説します。

 

先ほども少し説明したように、患者さんのなかには、クレジットカードを使いたい人が一定割合でいるはずです。そうした患者さんはキャッシュレス決済を導入している薬局を優先的に選ぶと考えられることから、キャッシュレス決済の導入により患者さんをつなぎ止めておけるでしょう。

「カードつかえます」で選ばれる薬局に - 調剤薬局でのキャッシュレス決済導入事例

デメリット

キャッシュレス決済の導入には決済手数料がかかるなどのデメリットもあります(決済手数料については次項で詳しく説明します)。

 

キャッシュレス決済により業務負担が増えるという指摘もあるでしょう。IT機器に疎い場合は導入や日々の運用がうまくできるか不安かもしれません。

 

しかし、多くの決済代行会社には導入サポートがあるため、IT機器に不慣れであっても心配なく導入や運用ができます。また、決済機器やアプリも直感的に操作できるものが多く、導入当初は慣れが必要かもしれませんが、決して難しくはありません。

 

一方で、電子マネーやQRコードはサービスが多いため、決済サービスを増やしすぎるとわかりにくくなる面があるのも確かです。こうした不安がある場合は、一度に多くの決済サービスを導入するのではなく、少しずつ決済サービスを増やすなどの工夫が考えられます。

決済手数料の負担をどうとらえるか?

キャッシュレス決済を導入すると初期費用や決済手数料が必要です。

利益の薄い小規模な薬局ではランニングコストが負担になる可能性もあります。

 

しかし、初期費用や月額料金が無料の決済代行会社が多いですし、調剤薬局での決済手数料は自己負担分のみです。3割負担で決済手数料が3%の場合、実際の手数料は0.3×0.03×100=0.9%でそれほど高くはありません。

 

参考までに、STORES 決済 の手数料は、クレジットカード決済の場合3.24%もしくは3.74%で、電子マネー決済は1.98%のため、電子マネーを使えば手数料の負担はさらに軽くなります。

 

もちろん、現在の患者さんが現金払い中心の場合、わざわざ手数料の負担が増えるキャッシュレス決済を導入するのは無駄だと思うかもしれません。薬局はキャッシュレス決済にしたからといって客単価が上がる業種ではないからです。

 

しかし、先ほども説明したように、患者さんのなかには一定割合でキャッシュレス決済を使いたい人もいるはずです。さらに、今後キャッシュレス決済はさらなる普及が予想され、キャッシュレス決済を求める人は増えこそすれ減ることはないと予測できます。

 

キャッシュレス未対応のままでは患者さんが離れて、大きな機会損失になる可能性があります。決済手数料の負担と患者さんを失ったときの損失のどちらが深刻なのかを考えると、早めにキャッシュレス決済に対応したほうが良いかもしれません。

「カードつかえます」で選ばれる薬局に - 調剤薬局でのキャッシュレス決済導入事例

難しくはない!簡単に導入できるキャッシュレス決済

薬局 キャッシュレス

 

キャッシュレス決済の導入は難しくありません。決済代行会社を利用すれば、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など複数の決済手段を一度で導入できます。

 

STORES 決済 はクレジットカード6事業者、電子マネー9事業者に加えてWeChat Payにも対応しているほか、クレジットカードはタッチ決済にも対応済みです。

 

初期費用・月額料金は無料で、決済手数料としてクレジットカードは3.24%または3.74%、電子マネーは業界最安水準の1.98%、WeChat Payは3.24%です。

 

決済手段

対応決済サービス

手数料

クレジットカード(タッチ決済にも対応)

Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブ、ディスカバーカード

3.24%

電子マネー

Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん

1.98%

QRコード

WeChat Pay

3.24%

 

入金は、振込手数料無料の自動入金の場合、月末締めの翌月20日払いの自動入金です。入金を急ぐ場合は手動入金の依頼もできます。手動入金の場合、売上が10万円未満だと振込手数料が200円かかりますが、10万円以上であれば振込手数料は無料です。

 

次に、導入の流れを簡単に説明します。

 

  1. お申し込みフォームから申し込む
  2. 加盟店審査
  3. 1次審査
  4. 利用開始
  5. 2次審査

 

申し込みが済むと審査があります。審査は下表のとおり4段階に分かれています。

 

審査

審査開始のタイミング

審査日数

クレジットカード取り扱い 1次審査

申し込み後

最短2営業日

クレジットカード取り扱い 2次審査

クレジットカード取り扱い 1次審査通過後

最短5営業日

WeChat Pay

クレジットカード取り扱い 1次審査通過後

最短3営業日

電子マネー取り扱い審査

クレジットカード取り扱い 1次審査通過後

最短10営業日

 

1次審査の対象はVisaとMastercardで、2次審査の対象はVisaとMastercard以外のクレジットカードブランドです。1次審査が済むと、2次審査の結果を待たずにVisaとMastercardが利用できるようになります。

WeChat Payや電子マネー取り扱い審査は、1次審査通過後にWeb管理画面から申し込めば審査が始まります。

 

申し込みには事業内容がわかる資料が必要です。店舗実態や取り扱い商材を確認できるURLか写真データを用意してください。また、許認可が必要な業種では許可証の名義や番号が必要です。薬局の場合は薬局開設許可などが必要です。詳しくは申し込みの前にお問い合わせください。

 

ちなみに、STORES 決済 の導入に必要なものはスマートフォンまたはタブレットと決済端末のみです。決済端末は通常19,800円ですが、条件を達成すると決済端末が無料になります。この機会に STORES 決済 を導入してみてはいかがでしょうか。

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(平日10:00−18:00)

 

 

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