ワンちゃん専用のアクセサリーを販売しているm@rihana(マリハナ)。「作品を通して、ワンちゃんへの愛情を感じる瞬間が幸せ」と話すオーナーの小松さんに、ブランドが生まれたきっかけや、こだわりをお話いただきました。
- 「やりたいことは全部やろう」ワンちゃん専用のアクセサリーブランドが生まれるまで
- こだわりは「ワンちゃんにやさしい」こと
- 雑誌の表紙やペットフードのパッケージに採用!集客で工夫しているポイント
- 「原動力は、かわいいワンちゃんの写真」
- ショップ情報
「やりたいことは全部やろう」ワンちゃん専用のアクセサリーブランドが生まれるまで
STORES:
ワンちゃん専用アクセサリーの販売をスタートしたきっかけを教えてください。
m@rihanaオーナー 小松さん(以下、小松さん):
m@rihanaを始めるまでは普通の主婦だったんですが、ある時病気になって。病気をきっかけに『やろうと思ったことは全部やらないと後悔する』と思い、お花やカメラの教室に行ったり、トリマーの勉強をしたりと、やりたいことを手当たり次第始めてみたんです。
子どもがいるので、家にいながら好きなことをできないかと考えて、プリザーブドフラワー協会・フラワーエデュケーションジャパンのディプロマ資格を取りました。資格があればレッスンを開くことができるので、レッスンをしながら、フラワーアレンジメントを販売しようと思い、準備をしていました。
ある時、友人から花冠のオーダーが入ったんです。作りながら、これをワンちゃんに付けたらかわいいんじゃないかと思って、ワンちゃん用サイズを作り、飼い犬につけてみたらかわいくて。ブログにアップしたら「ほしい!」という反響がたくさんありました。
考えてみると、ワンちゃん用の本格的なお花のアクセサリーを販売しているところがなかったんです。プリザーブドフラワーと一緒に、ワンちゃん専用のアクセサリーも作って販売してみようと、ハンドメイド専用マーケットでm@rihanaをスタートしました。
STORES:
そうだったんですね!いつからSTORESでオンラインストアを始めたのでしょうか。
小松さん:
はじめて2年は1人で運営していたのですが、オーダーが受けきれないほど入るようになったんです。ありがたいことなんですが、お断りせざるを得ない状況で。
それを見た夫が「せっかくチャンスがあるなら、本格的に始めたら?」と言ってくれたので、 アトリエを借りて、スタッフを集めました。オンラインストアも本格的にm@rihanaとして立ち上げたいと思って、STORESに変更しました。
ハンドメイド専用のマーケットは、マーケット内のお客様を集客できることが魅力だったのですが、集客のメインがInstagramになっていたので、お客様の移行もスムーズでした。
STORES:
アトリエを借りて、人を雇って、と大きな決断だったかと思うのですが、緊張はなかったのでしょうか。
小松さん:
とりあえずやってみよう、という気持ちでした。一人でも多くのお客様に作品を届けたいという気持ちの方が大きかったと思います。
こだわりは「ワンちゃんにやさしい」こと
STORES:
m@rihanaのこだわりを教えてもらえますか。
小松さん:
大事にしているのは『ワンちゃんにやさしい』ことです。私自身もワンちゃんを飼っているのですが、ワンちゃんがおめかししてかわいくなると、嬉しいですよね。
でも、ワンちゃんに負担をかけたくはないので、毛が抜けにくいパーツを使ったり、素材を軽くしたりと、4年前に販売を開始してから、継続して改良を続けています。
STORES:
その思いが伝わって、お客様に支持されているんだと思います。お客様はリピーターの方が多いのでしょうか。
小松さん:
お花のアクセサリーは、季節ごとにお花が変わるので、新作を発売する度にご購入いただく方もいらっしゃいます。最近だと、プロのカメラマンによるワンちゃんの撮影会用にと、オーダーをいただくことも多いですね。
ウェディングの前撮り用にと、花嫁のブーケとワンちゃんのアクセサリーをセットでオーダーいただいたこともありました。人生の大イベントでm@rihanaを選んでいただけるのは嬉しいです。
STORES:
商品はすべてハンドメイドですが、デザインや制作はどのように分担しているのでしょうか。
小松さん:
私がデザインをして、サンプルを作り、スタッフがそれを見て複製しています。
どういうデザインにするかを考えるのに時間がかかりますね。普段の生活、例えば、花屋さんで見た色の組み合わせや、雑貨屋さん・アパレルのお店で気になったものなど、色んなものからインスピレーションを受けて、それを頭の中で形にしてから、制作しています。
元々ハンドメイドが好きで、ほしいと思ったものは作ってみていたので、その経験が活きているのかもしれません。
雑誌の表紙やペットフードのパッケージに採用!集客で工夫しているポイント
STORES:
集客はInstagramがメインだと仰っていましたが、工夫されている点を教えていただけますか。
小松さん:
昨年末から着画モデルの募集を始めました。500数件応募があったので、一旦応募は締め切ったのですが、毎月色んなワンちゃんに付けていただけるのが楽しみですね。
また、モデルの方の投稿をきっかけに、m@rihanaを知ってもらえると嬉しいです。
以前はブログも書いていたのですが、写真だけで手軽に更新できるInstagramがメインになりました。お客様の着画をオンラインストアで紹介しているのですが、その募集もInstagramで #マリハナ をつけて投稿してください、とお願いしています。
STORES:
雑誌やペットフードのパッケージにも作品が掲載されていますが、どのようなきっかけなのでしょうか。
小松さん:
色んなパターンがあるのですが、お客様がm@rihanaのアクセサリーをつけて撮った写真を応募したら選ばれました、ということもあれば、ペットサロンからオーダーをいただくこともあります。『銀のスプーン・三つ星グルメ』のパッケージに選ばれた時は、ユニ・チャームのペット部門の方から直接問い合わせがあり、びっくりしました。
「原動力は、かわいいワンちゃんの写真」
STORES:
先ほど、STORESでオンラインストアを開くことになったきっかけを教えていただきましたが、決め手は何だったのでしょうか。
小松さん:
他のECサービスと機能や手数料などを比べたのですが、「ここだ!」と思いました。シンプルで、STORESを利用しているストアが素敵だったので、印象がよかったです。
実際に使ってみると、使いやすくて、助かっています。
STORES:
ありがとうございます。オンラインストアで工夫されていることはありますか。
小松さん:
届いた時に嬉しくなるように、ていねいな梱包を心がけています。開けた時に「わぁ」と喜んでもらいたくて、どれだけ忙しくても、ひとこと手書きのメッセージを付けて送っています。
STORES:
その思いはきっとお客様に伝わっていると思います!
最後に、今後の目標を教えていただけますか。
小松さん:
デザインや制作に打ち込む日々で大変だと感じることもありますが、自分が思いを込めて作った作品をつけたかわいいワンちゃんの写真を見ると、飼い主さんのワンちゃんへの愛情を感じて、幸せな気持ちになります!ワンちゃんの着画が私の原動力ですね。
今はスマホの画面越しにそれを感じているんですが、今後はドッグカフェや撮影会など、喜ぶ飼い主さんを見られる場所を作っていけるといいなと思っています。
STORES:
今後も楽しみです!ありがとうございました。
ショップ情報
・オンラインストア m@rihana