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「繊細な、女性らしいデザイン」で人気!ストアインタビューvol.38 押し花ケース専門店 ROSE WITH TOO

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2019年2月23日にオープンするSTORES初の常設店舗「WHITE GALLERY produced by STORES.jp」にも出店する、ROSE WITH TOO。幅広い年齢層の方に人気の押し花のスマホケースブランドです。今回はブランドを立ち上げた岩永さんにお話を伺いました。

 

自分のほしいスマホケースを作る

 

STORES:
ROSE WITH TOOを始めたきっかけを教えてください。

 

ROSE WITH TOO ストアオーナー 岩永さん(以下、岩永さん):
ほしいと思うスマホケースがないなぁといつも思っていたんです。ある時、ネイリストの友人が押し花を使ったネイルをしているのを見て、これをスマホケースにしたらかわいいかもしれないと。押し花にはどういう特徴があるのか、押し花の扱い方を教えてもらって、作ったのが始まりです。

 

作ったスマホケースを友人のネイルサロンで販売してもらったら、評判がよかったんです。自分がかわいいと思ったものを、他の人にもかわいいと思ってもらえるのがわかったので、ハンドメイド専用のマーケットやフリマアプリで販売し始めました。

 

人気が出てきたなぁと思っていた頃、友人に「クラウドファンディングをしてみたら?」と勧められて、ROSE WITH TOOをもっと多くの人に知ってもらうためにMakuakeでクラウドファンディングを実施しました。

 

その友人は、押し花のスマホケースに可能性を感じてくれたみたいで、オンラインストアも本格的にやった方がいいとSTORESを勧めてくれて、ROSE WITH TOOのオンラインストアをオープンしたんです。

 

STORES:

ROSE WITH TOOのこだわりを教えていただけますか。

 

岩永さん:

ひとつは花の種類ですね。

生花を使っているのですが、花屋さんではなく、市場で仕入れています。市場だと種類が豊富なので、花屋さんに並んでいない花を使って作れるのは強みですね。

 

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生花から押し花に加工して作る、ROSE WITH TOOのスマホケース



 

その花が活きるように、デザインにもこだわっていて、繊細な、女性らしいデザインを心がけています。人とは違う、ちょっと変わったものがほしいという方に、選んでいただけているんじゃないかと思います。

 

あとは、押し花のスマホケース専門ブランドとしてやってきた年数が長いので、お客様にいただく声を基に、クオリティをあげてきました。一度、工場に生産をお願いできないか聞きに行ったのですが、このクオリティは出せないとお断りされて。ハンドメイドですが、高品質なものを作れています。

 

STORES:

ブランドができた当初からのお客様もいらっしゃるんですね。

 

岩永さん:

毎週新しいデザインを販売しているんですが、その度にご購入いただいているお客様もいらっしゃいます。季節でお花が変わるので、スマホケースも衣替えする感覚なんだと思います。スマホはいつも持ち歩くものなので、ファッションの一部ですよね。

 

『憧れのケースブランド』に

 

STORES:

集客について、工夫していることを教えてもらえますか。 

 

岩永さん: 

集客のためにやっているのはInstagramTwitter、Facebookです。

www.instagram.com

 

販売日は必ず事前に告知して、販売開始時間はお客様のライフスタイルに寄り添うようにしています。

 

発信で気をつけていることは、ブランドイメージを保つこと。スマホケースとしてみると高い方だと思うんですが、『憧れのケースブランド』というイメージになるようにしています。

 

写真もかなりこだわっていますね。私が撮影をして、レタッチもしているのですが、ブランドイメージを表現できるように何枚も撮り直し、実物になるべく近くなるように色味を調整してから、アップしています。オンラインストアだと、実物を見てお買い求めいただくわけではないので、ご購入いただいたお客様が画像を見て、違和感がないように気をつけています。

 

STORES: 

そのこだわりがブランドを作っているのが伝わってきます。

ブランドが大きくなったきっかけは何だと思いますか。

 

岩永さん:

きっかけは、法人化したことだと思います。法人化する前からも、有名なアパレルメーカーさんから記念品に出したいと言われたり、大きいお仕事もいただいていたんですが、法人じゃないことで逃してしまったお仕事も多かったので、法人にしたことで、より色んなお仕事ができるようになったと思います。

 

Instagramを見て、お問い合わせしましたと言われることが多いですね。雑誌『FUDGE』や、サムスン電子ジャパン様とのお仕事はInstagramがきっかけだったので、Instagramのすごさを感じます。

 

STORES: 

クラウドファンディングを2回実施されていますが、2回目どういう意図で実施されたのでしょうか。

 

岩永さん:

1回目が好評だったことを受けて、makuakeの担当の方から「2回目をやりましょう!」と声がかかりました。ちょうど出産でお休みをいただいていたので、休んでいた分を巻き返そうという気持ちもありました。

 

STORES:

そのバイタリティがすごいです!

 

岩永さん:

仕事があるから子育ても頑張れています。かわいいものが好きで、趣味で始めたスマホケースが仕事になったので、仕事はある意味、息抜きですね。周りの友人にも「行動力がすごい!」と言われますが、好きなことやったらいいやん!と言ってます。やろうと思ったら何でもできる気がします。

 

WHITE GALLERYで限定デザインを販売&ワークショップ開催!

 

STORES:

2月23日にオープンするWHITE GALLERY produced by STORES.jpにて、限定デザインを販売されますが、どのようなイメージでデザインしましたか。

 

岩永さん:

WHITE GALLERYのコンセプトを聞いて、イメージビジュアルを見せていただいたのですが、ビジュアルが印象的だったので、それに近いものになればいいなとデザインしました。ビジュアルは色んなカラーがミックスされつつもシンプルだったので、デザインもシンプルめにしています。

 

STORES

3月2日(土)にはワークショップも実施いただきますが、過去に実施されたワークショップでは、参加者の方からどんな感想をもらっていますか。

 

岩永さん:

毎回アンケートをとっていて、「またやりたいです」「楽しかったです」と言っていただくことがほとんどです。初めてだとお花を選ぶのが難しいと思われる方もいるのですが、適宜アドバイスをさせていただき、かわいいスマホケースが出来上がるようにお手伝いしています。

 

STORES:

WHITE GALLERYでのワークショップも楽しみです!

最後に、今度のROSE WITH TOOの目標を教えていただけますか。

 

岩永さん:

スマホケースはiPhoneとGalaxyしか対応していないので、スマホリングなどのアクセサリー類も増やせていければと思っています。あとは、軸をぶらさずに続けていきたいですね。

 

STORES:

ありがとうございます。これからのROSE WITH TOOも楽しみです。

 

ショップ情報

・オンラインストア:ROSE WITH TOO

rosewithtoo.com

 

・公式SNS Instagram / Twitter / Facebook

 

文:STORES Magazine 編集部