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イラスト専門のネットショップを開設しよう!イラスト販売方法を紹介

ネットショップ イラスト

 

さまざまなモノがネット上で取引される昨今、「イラストを販売したい」と考える人もいるでしょう。イラストを販売する場合、どのような選択肢があるのでしょうか?

 

今回はイラストの販売方法や、イラスト専門のネットショップを開設する方法を紹介します。

STORES サービス資料の
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イラストをネット販売するには

SNSやブログで気軽にイラストを発信できる今の時代、見た人からのリアルな反応がすぐに返ってきます。周囲のイラストに対する反応がよく「イラストが収入につながるかもしれない」と思えた場合、どのような販売方法があるのでしょうか?インターネット上にある、イラストのニーズについて見ていきましょう。

デジタルコンテンツとして販売する

近年の主流は、イラストをデジタルコンテンツとして販売する方法です。自身のイラストをデジタルデータ化し、ウェブサイト上で購入者を募ります。イラスト作成から販売までを全てネット上で行えるため、手間の少ない販売手法といえるでしょう。

ただし、販売で利用するサイトによっては、著作権の譲渡を求められる場合があります。販売に使うサイトについては、利用規約をしっかりと確認しましょう。

もしも著作権を譲渡してしまった場合、イラストの権利はサイトに渡ります。たとえ作者本人でも、今後同じようなイラストを描くことは著作権侵害に当たる恐れがあります。

人物や背景素材などの需要がある

デジタルコンテンツとして販売するイラストのうち、特にニーズが高いのは素材としてのイラストです。人物・背景のニーズは特に高く、売れ筋上位に位置しています。

インターネット上でイラスト記事を求める人の多くは、個人の楽しみのためにイラストを欲している場合よりも、自社の資料・メディア用・ウェブ記事用というケースがほとんどです。


素材としてのイラストを販売する場合は、求められるテーマ・シチュエーションを適切に理解した上で、ニーズを満たす作品を提案することが必須です。

タグを付ける、作品を増やしてダウンロード獲得

欲しいイラストが決まっている人は、キーワードで検索を掛けることがほとんどです。作品を販売する際は、適切なキーワードでタグ付けしましょう。イラストを求める人に見つけてもらいやすくなり、ダウンロード数の増加が見込めます。

また、イラストのバリエーションは、なるべく多めにそろえておくのがベターです。キーワード検索でピンポイントに引っ掛かりやすくなる上、関連イラストのダウンロードも期待できます。

一つイラストを描いたら、同じようなシチュエーションでいくつか描いてみましょう。「誰がこれを購入するんだろう」というニッチなニーズのものが、意外にもたくさん売れることがあります。

ネットショップでイラストを販売する方法

ネットショップ イラスト

 

ネットショップでイラストを販売するといっても、方法はさまざまあります。イラストで収入を得たい場合は、販売方法や収入を得る仕組みについてきちんと理解しておきましょう。ネットショップでイラストを販売する方法について、主な3パターンを紹介します。

①依頼を受けて制作する

描いたイラストに値段を付けて販売するのではなく、依頼者の「こんなイラストが欲しい」という希望に沿ってイラストを描きます。ニーズとしては、SNSのアイコンやYouTube等のキャラクター・小説のイラスト・似顔絵などがあるでしょう。

報酬は依頼者側が提示してくるケースがほとんどですが、「あなたにお願いしたい」と指名された場合は交渉も可能です。自分で値段を付けてイラストを販売するよりも、高額な報酬を得やすくなります。

ただし指名がくるほどのレベルになるには、それなりのスキルが必要です。他のクリエイターと差別化を図れるよう、SNSでのアピールや地道な売り込み活動も行わなければなりません。

②素材として販売する

イラストを素材として登録し、ダウンロードによって収入を得る方法です。登録式のサイトの場合、自身のイラストは他のクリエイターのイラストとともに並べられます。イラストそのものの魅力が大きく物をいうため、イラストの魅力を高める努力が必要です。

一方、ウェブ記事等の素材用のイラストは、使いやすいこと・利用者のニーズを満たしていることが重要なポイントとなります。

イラストを素材として販売する場合、受注生産のように「こんなイラストが欲しい」という提案が受けられません。市場のニーズは自分でカバーする必要があり、常にアンテナを張り巡らせておくことが必要です。

③イラストを使ったグッズを販売する

デジタルコンテンツ以外では、イラストをグッズにプリントして販売する方法があります。商品の作成から発送までを一気通貫で行うサービスもあるので、気軽に利用してみましょう。

在庫のリスクを無くしたい場合は、完全受注生産にすると安心です。本格的に始めるなら、自身のネットショップを作って販売するとよいでしょう。ネットショップが軌道に乗ってくれば、グッズのバリエーションや量を増やしていくことも難しくはありません。

ダウンロードごとに報酬を受け取りたい場合におすすめ

イラストAC

質の高いフリー素材を提供する、イラストのアップロード&ダウンロードサイトです。イラストがDLされれば1回に付き3.56円、『素材の安全性確認』を行えば、1回に付き4円の報酬を得られる仕組みです。年賀状に特化した『年賀状AC』、シルエットに特化した『シルエットAC』もあります。

ユーザーの種類は、無料会員の他、低価格で上限枚数なしのプレミアム会員があります。低コスト・使い勝手の良さから個人・法人・官公庁まで幅広く使われており、描いたイラストに目を留めてもらえる可能性は高いでしょう。

またイラストACに登録すれば、メッセージ機能の利用も可能です。ユーザーからダイレクトに依頼が来ることもあり、より多くの仕事受注も期待できます。

参考:イラストAC

PIXTA

クリエイターがアップロードしたイラストや写真を素材としてユーザーに提供する、ストックイラスト・フォトサイトです。ユーザーがクリエイターの素材を購入した場合、規定に則って『獲得クレジット』が支払われます。1クレジットは110円で、10クレジット以上貯まると換金が可能です。

ただし、会員登録しただけではイラストのアップロードはできません。PIXTAでイラスト販売するには審査を通過する必要があり、『ストック素材に適さない』と見なされるとリジェクトされます。

イラストを作成する際はPIXTAの規定をしっかりと確認し、トリミングミスや誤植・タグの付け忘れ等がないように注意することが必要です。

参考:PIXTA

自分で価格を設定したいなら場合におすすめ

「イラストの価格は自分で決めたい」という人は、購入者と直接つながれる販売サイトを利用しましょう。あなたの付けた価格に納得した人が、イラストデータをダウンロードしてくれます。

自由に価格設定できる、二つのサイトを紹介します。

SKIMA

クリエイター登録を行うと、自分が描いたイラストを出品したりイラストの仕事を受注したりできるようになります。オリジナルキャラクターを販売するカテゴリもあり、自身の世界観を大切にしたいクリエイターに向いています。

SKIMAに登録料等は必要ありませんが、取引が成立すると11~22%の販売手数料がかかります。コンビニ決済にした場合はコンビニ決済手数料、振込手数料も必要です。

なお、出品ページはTwitterやInstagramなどと直につながっています。出品が完了したら、ページからそのままSNSにシェア・アピールできます。

参考:SKIMA

elu

デジタルコンテツの売買のみに限定した、売りたい人と買いたい人を結び付けるサービスです。自分が描いたイラストに金額を付けてアップロードすれば、欲しい人が決済し、ダウンロードしてくれます。取り引きはこれで完了となり、イラストの代金が支払われる仕組みです。

登録料・月額料金等は不要ですが、売り上げからは『商品の税込単価の3.2%+39円』『決済利用手数料 3.6%』が差し引かれます。

機能はシンプルで使いやすいと言えますが、利用登録するためにはTwitterアカウントが必要です。Twitterアカウントを持っていない人は、あらかじめ作成しておきましょう。

参考:elu

イラストオーダーで報酬を得る方法も

クラウドソーシングサービスが便利

クラウドソーシングサービスとは、スキルを売りたい人と買いたい企業・個人が集うマッチングプラットフォームです。サイトではさまざまなサービスが売買されており、イラスト・デザインの案件もたくさんあります。

報酬は案件によって異なりますが、高額報酬案件はライバルも多くなります。実績がないと受注が難しいため、まずは安価な案件で実績を積むのがおすすめです。

契約が完了すれば、クラウドソーシングサービスから代金が振り込まれます。登録料・月額料金は不要ですが、ほとんどの場合、報酬からはクラウドソーシングサービスの定める手数料が引かれます。

受注型でイラスト作成・販売するなら

依頼を受けてからイラストを作成・販売したい場合は、スキル販売サイトの利用もおすすめです。自身のイラストスキルをしっかりアピールして、受注件数を増やしましょう。イラスト案件の受注が期待できる、人気サイトを紹介します。

ココナラ

ココナラは、個人の持つ知識やスキル・経験等を商材にできるマーケットサイトです。月額料金・初期費用等は不要ですが、報酬からは決済手数料(代金の22%)が差し引かれます。

『イラスト・漫画』カテゴリもあり、イラスト作成・似顔絵などと多彩なイラスト関連の案件があります。納期・料金については制作者で決められるため、無理な注文を受ける心配はありません。

サービス出品時に対応可能な内容・イラストのサンプルを登録しておけば、絵柄を気に入った人が個別に見積もり相談をしてくれるでしょう。

参考:ココナラ

Bizseek

多彩なカテゴリをそろえるクラウドソーシングサービスです。企業案件の他、個人が依頼する軽作業もあります。大手クラウドソーシングサービスと比較すると小規模ですが、競合が少なく案件を獲得しやすいメリットがあります。

受注型でイラストを作成したい場合は、作業計画や見積もりを提案して案件を受注する『プロジェクト式』を選択しましょう。作品をあらかじめ提示する必要はなく、クライアントと調整・相談を行ってから作業に入る仕組みです。

月額料金・初期費用は不要ですが、システム利用料は必要です。10万円以下なら依頼金額の10%、10万円超なら5%が差し引かれます。

参考:Bizseek

オリジナルグッズにして販売する方法も

イラストに一定のファンが付いていたりSNSなどでの反応がよかったりする場合は、イラスト付きのオリジナルグッズを販売してもよいでしょう。オリジナルグッズを販売するときのポイントや注意点を紹介します。

オリジナルグッズを発注して販売する

最も一般的な方法は、自分のイラストを業者に渡し、グッズ作成をしてもらう方法です。ニッチなニーズをカバーする企業は少なからずあるので、個人の注文に応えてくれる企業も見つかるでしょう。

発注のときのポイントは、最小ロットを確認することです。オリジナルグッズを作るとき、注文個数が少ないと、企業側に利益がありません。そのため多くの場合、注文時には『クリアファイルは6,000部から』『カレンダーは1,000部から』などの規定があります。コストの負担を減らしたい場合は、1個単位で注文できる企業を探しましょう。

また、スムーズにオリジナルグッズを作成するには、元となるイラストの入稿をスムーズに行うことが必須です。新しくイラストを作成する場合は納期内に完成するように計画を立て、制作に入りましょう。

缶バッジやTシャツ、エコバッグなど

イラストを使って作れるオリジナルグッズは、さまざまあります。イラストの魅力をしっかりアピールしたい場合は、絵面が鮮明な缶バッジやTシャツ、タオルなどを選ぶとよいでしょう。

一方、「機能性も重視したい」という場合は、何かと出番の多いエコバッグやトートバッグ、マグカップなどがおすすめです。この他、マスクやマスクケース・フェイスシールドなども実用性は高いでしょう。

イラストの雰囲気とグッズの相性を見て、違和感がないものを選ぶのがおすすめです。

グッズを製作するときの注意点

イラストを使ってグッズを製作するときは、『オリジナルイラスト』を使用しましょう。既存のキャラクターをオリジナルグッズに描くのはもちろん、自己流にアレンジするのも厳禁です。

また、キャラクターそのものでなくても、キャラクターを連想させる意匠や形状を使うのも望ましくありません。すでに公表されているイラスト・キャラクターは、知的財産として保護対象となっています。安易に使うと著作権侵害と見なされて、訴訟に発展する恐れがあります。

ネットショップでイラストを販売してみよう

オリジナルイラストで収入を得る方法は、マーケットストアやクラウドソーシングサービスの活用だけではありません。自身のネットショップを開いて、デジタルデータとして販売可能です。

「ネットショップは難しそう」と敷居高く感じている人は、ネットショップがかんたんに作れる STORES を活用してみてください。コストゼロで、自由度の高いショップを簡単に作れます。

STORES でのイラスト販売について見ていきましょう。

STORES はデジタルコンテンツに対応

STORES は、インターネットの知識がない人でも、気軽にネットショップを構築できるサービスです。初期費用・月額料金無料でスタートできるため、「とりあえず試してみたい」という人のニーズにも応えられます。

ショップの商品について『現物限定』という決まりはなく、デジタルコンテンツのみの販売も可能です。アドオンで『ダウンロード販売』を有効にすれば、デジタルコンテンツのダウンロード販売ができるようになります。

STORES にイラストを登録する際は、アイテム登録のときに『デジタル』を選択し、ファイルをアップロードするだけでOKです。購入してくれた人には自動のサンキューメールでダウンロードボタンが提示されるので、個別にURLを送って…等のフォローは必要ありません。

商品が売れた場合は、決済手数料として代金の5%が差し引かれます。

受注生産商品の設定も簡単

顧客の要望に応えたイラストを提供したい場合は、『受注生産』で販売するとよいでしょう。

STORES は『予約販売』『販売期間の設定』が可能です。これらの機能を使えば一定数の注文が入ってからイラスト作成に取り掛かれる上、納品までの納期をしっかりと確保できます。受注数管理がしやすく、効率的にショップを運営できるでしょう。

いずれの機能も、アドオンで機能を有効にするだけで適用されます。商品を登録するときに具体的な販売期間の設定を行ったり、発送予定日の入力を行ったりしましょう。入力内容を適切に保存すれば、特に何もしなくてもブラウザ上で予約販売と販売期間の限定が実行されます。

STPORES 公式サイト

やりたいことに合わせてイラスト販売方法を選ぼう

イラスト販売方法としては、ストックイラストサイト・マーケットサイト・クラウドソーシングサービスなどがあります。登録料・手数料・規約等はサービスによってまちまちなので、詳細をきちんと確認しておくのがベターです。

また、自身がショップオーナーになってイラストを販売したい場合は、ネットショップ構築サービスを構築するのもおすすめです。得意のイラストをデジタルコンテンツとして販売したり、オリジナルグッズを作って販売したりしましょう。

STORES の豊富な機能・デザインを使えば、理想のネットショップをオープンすることも難しくありません。まずは料金がかからないフリープランから始めてみてはいかがでしょうか。

 

また、ネットショップの開業については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。

 

ネットショップを開業するために実践したい12の行動リスト』『ネットショップ開業の7ステップ!開業の基本的な流れと集客・販促のコツ』もぜひ参考にしてください。

 

 

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