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ネットショップオーナーインタビュー vol.11 sayurinishikubo さん

STORESのネットショップオーナーさんインタビュー!

今回は、インスタグラムで人気になったイラストレーターのニシクボサユリさんのインタビューです!

 

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イラストレーターニシクボサユリさんについて

 

昼間は保健師のお仕事、プライベートではイラストのお仕事をする、異色のご経歴を持つ、ニシクボサユリさん。

 

三重県の熊野古道がある大自然で育ち、看護系の大学へ進み、名古屋で看護師として働いた後、東京に出て来て保健師として働きながら空間デザインの専門学校に通い、今に至る。

 

独学で身につけたイラストは、インスタグラムを始めて1年半足らずでで人気を博し、今ではイラストのお仕事を数多く手がける、今注目のイラストレーターさんです! 

 

今、本業がありながら、副業をしたい方、本業はあるけど、新しいことをチャレンジしていきたい方必見です!

 

STORES:https://sayurinishikubo.stores.jp/

ストア開設:2015年4月〜

 

まずはやってみるという行動力でイラストレーターへの道を切り開いたニシクボサユリさん

 

STORES編集部(以下S):初めまして!今回、ネイバーフッドアンドコーヒー玉川3丁目店で行われている、SAYURI NISHIKUBO EXHIBITION vol.4『for CITY BOYS』にお邪魔させていただいてありがとうございます!よろしくお願いします!

 

ニシクボさん:

よろしくお願いします!

 

S: 保健師とイラストレーターの2つの顔を持った活動、すごいですね!それぞれどのような時間配分で活動をしているのですか!?

 

ニシクボさん:

今は、平日の日中は、保健師として仕事をしているので、イラストレーターとしての時間は、平日の仕事が終わった後の夜と、土日のお休みの時間のみです。

 

私、家に帰って何にもできないタイプなんですよねー!寝ちゃうんです・・・。

 

なので、家に帰る前に、だいたいスタバ(=スターバックス、)に寄って、イラストやデザインの仕事を23時くらいまでやって帰宅したり、深夜にやる気が出るので仮眠して0時からやりだすという生活をしています。

 

土日の時間はほぼそちらに費やしているので、プライベートの時間が危ういです。非常に有り難いんですが、もっと寝たいし、遊びたいです。笑

 

さすがにそろそろスケジュールが大変なことになってきたので、4月からは、クリエイターとしてやっていくつもりです。

  

実は、こうしている今も、とても気になる締め切りがあり・・・笑

 

S:お忙しいところ本当に、合間を縫ってお時間ありがとうございます!!イラストの方では、最近はどんなお仕事をされていますか?

 

ニシクボさん:

企業さまからの依頼で雑誌やWEB、本の挿絵であったり、Tシャツや食器などのデザインイラストなんかを。


あと、個人の方のロゴや名刺の制作なんかもつくっています。最近は百貨店とかの広告のお仕事や、動画なんかのお話もいただくようになりまして、世に出て行くのが非常に楽しみです。

 

S:様々な活動されているんですね!どうして今のようになれたと思いますか?! ニシクボさんのように、普段のお仕事をしながら、自分のやりたいことを実現したい!って思う方は多いと思いますが、ついつい、日々忙しいことを言い訳にしてしまうっていう。。

 

ニシクボさん:

そうですね、やはり、まずは何事も行動してみるということが大事だと思うんです。

 

できるかわからないことも、やりたいことをやってみる。そして、継続する。

 

インスタも まず続けてみて、という感じでしたし、そうしたら自然とそこからお仕事もいただくようになりましたし。

 

 S:ニシクボさんのご経歴も、まさに、まずは進んでみる、やってみる!という感じですもんね。

 

ニシクボさん:

そうですね!やると決めたら、とりあえずやる。

 

普通の日常では満足できないたちなんです。笑 

とにかく楽しいことが好きなので、面白いことがしたいと常に思ってます。

 

でも、そう思っていると、周りに同じようなタイプの人が集まってきてその人から受ける影響っていうのも、凄く大きいと思います。

 

東京に出てデザインやろう!というタイミングも、友達の影響も少なからずありました。

 

名古屋で看護師で働いてる時に、同期で仲よかった子が、アートな感じでぶっ飛んでて(笑)

 

その子はアートの道に進みたい!と宣言してからお金を貯めて、海外に1年くらいでさらっと行って。

 

それで私も、やばい!!!動かないと!と思って。刺激を受けたんですよね。

私も、デザインやろう、東京に行こう、って思って。

 

ちなみに その子は今、アートの道で生きているわけではないですが、そのまま向こうで最愛の相手を見つけて幸せに暮らしているようです。動いてよかったですね。

  

インスタグラムはフォロワーさんとのコミュニケーションを大切に

 

 

ニシクボさんのインスタグラムページ

ニシクボさんのインスタグラム(@sayurinishikubo)


 S:それで東京に出てきて、デザイン学校に通いながら、インスタグラムを始めていかれたんですね。

 

ニシクボさん:

そうなんです。

デザイン学校に通い始めた時に、友達とインスタでフォロワーをいかに増やすかっていうのでスタートしたんです。

 

写真かイラストで統一しようという話になり、友達は写真を私はイラスト選びました。ワンピース(漫画)模写にはまっていて、たまに描いていたので。

 

で、別の友達に、めっちゃ似顔絵が描きたくなるような顔の子がいたんですけど(笑)、その子の似顔絵を描いたら、思いのほか反響がありまして。

 

お誕生日とかに似顔絵をプレゼントするようになり。そうするとみんなに喜ばれまして。 

 

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それで、イラストでインスタは投稿しよう、って決めていきました。(ニシクボさんのインスタ@sayurinishikubo

 

S:そんなタイミングもあったんですね。ご縁とタイミグを大事に、行動を起こしていく、というのが今のニシクボさんを作っていく原点なのですね。

 

インスタは、フォロワーさんがたくさんいらっしゃいますよね。

フォロワーさんを増やすコツや大切にしていることはありますか?

 

ニシクボさん:

なるべく、1日1投稿はしていました。

 あとは、インスタの「タグ」を活用して同じような雰囲気の方にいいね!参りに行ったり、コメントをいただいたらコメントを返しに行ったり。

 

あとは、なるべくタイムリーな話題のものを描いてアップするようにしてます。

 

この間「マツコの知らない世界」を見ていて、今年もチョコレートのやつきたー!と思い、マツコさんと楠田枝里子さんを描いたりしましたねー。

 

インスタで投稿されたPOPEYEの表紙シリーズ

インスタで投稿されたPOPEYEの表紙シリーズ


 

 

インスタで投稿されたマツコさんと楠田枝里子さんのイラスト

インスタで投稿されたマツコさんと楠田枝里子さんのイラスト

 

S:今回の展示されているイラストも素敵ですね!シンプルで、おしゃれっていう雰囲気がとても素敵です。絵を描く時のインスピレーションってどういうところから来ているのですか?

 

ニシクボさん:
ありがとうございます、これって決めているわけではないのですが、日常の中で見つけています。

 

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愛読の雑誌を読んだ時や、朝皆さんに「おはよう!今日も1日がんろう!」の気持ちを込めたいい感じの朝食であったり、今欲しいものや、好きな音楽、面白い人など。

 

日常で感化されたものや、普段の何気ない暮らしで感じたものを表現しているようです。

 

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S:そうなのですね、そういった自然な日常の一瞬をおしゃれに切り取っているのですね!好きなアーティストさんやブランドなどありますか?

 

ニシクボさん:
雑誌だと、POPEYEさんやGINZAさんの世界観が大好きですね。

 

イラストレーターだと、ストマックエイクさんが大好きでめちゃめちゃ影響されています。

 

最初に雑誌などの挿絵に興味を本気で持ったのも、あの方々のイラストがきっかけでした。

 

シンプルに、絶妙なくずしを入れていて、全てをオシャレに表現しているっていう。


そして、何より見ていて楽しい!
好きすぎて私の画風も完全にストマックエイクさんに寄っていると思います。笑


洋服でいうと、1LDK(セレクトショップ)に置いてあるものがかなり好きですね。1LDKでは話しすぎて長時間居座ることもあるので、店員さんにはいつも大変お世話になっています。

 

ユニセックスな感じが好きなので、AURALEE(オーラリー)や、1LDKのMY、LIVING CONSEPTをよく買います。もちろん、ベースに無印やユニクロの存在があるんですけど。笑

 

好きなものからのインスピレーションは大きいかもしれません。

 

POPEYE表紙の様々なイラストが展示されている SAYURI NISHIKUBO EXHIBITION vol.4『for CITY BOYS』

 

S:続くコツはなんですか?

 

ニシクボさん:

それが好きだというのは大前提で、好きだったらそれだけでいいっていうのもあると思うんですが、やっぱり、皆さんからの反応が励みになっています。


ちゃんと見てくれている人がいて、さらに楽しんでくれたり、イラストでもパワーを与えられていると感じた時は、描いていてよかったなぁ〜、もっと色んな人に喜ばれるものを描きたいなー、と次への原動力となります。

 

S:確かにそうですよね、見てくれてる!というのがわかるのって嬉しいですよね。

 

ニシクボさん:

はい、そうなんです、この前も、インスタで、ライブ配信機能がついたじゃないですか。なので、やって見たんです、それでたくさんのフォロワーさんが見てくれて、コメントいただけて。とても楽しかったです!

 

ずっと、ラジオだったりオンタイムで配信するものに興味があったので、これをきっかけにもっと面白いことををやりたいと思いました。

 

今回、iPhone7対応の新しいiPhoneケースを発売したんですけど、そのモノも、インスタのライブ配信で披露したりしました!

 

今回は、受注生産で販売を試みています。

 

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▲今回受注生産をしているiPhoneケース

 

STORESを利用している理由は、ストアデザインのシンプルさ

  

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 S:STORESで販売してくださってありがとうございます!どうしてSTORESを使ってくださるようになったんですか?

  

ニシクボさん:

私の兄が教えてくれたんですよね。なんか、ごちゃごちゃしてないから。

ベーシックでシンプルなストアが良かったので、そういうのがなかなかなくって。

 

そうしたら、兄が、STORESっていうのがあるよ。って、

 

それで決めました。

 

S:ありがとうございます!便利なところや気に入っているところはありますか?

 

ニシクボさん:

私は、基本のシンプルな機能しか使ってないんですけど、商品登録のところで、複製機能がついた時には、すごい便利!と思いました。

 

商品を追加登録する時に助かっています!

 

S:STORSE.jpの運営にどれくらい時間をかけていますか?

 

ニシクボさん:

基本的には、インスタでの活動が多いので、ネットショップ側は、必要な時にしか利用しないので、毎日ではありません。1週間に数時間程度ですね。

 

 

S:STORESの 改善して欲しいところはありますか?

 

ニシクボさん:

そうですねー、最近忙しくて、そんなにいじってないんですけどね笑!

 

でも、忙しくて、全部自分一人でできなくなって来ているので、今後、配送サービスなどは使ってみたいなと思っています。

 

今の配送サービスは、全国一律800円で提供されているかと思いますが、私の販売しているものは小さいものが多いので、送料も高くつくところもあるので、どうしようかなと。。

 

S:貴重なご意見ありがとうございます!

こちら、今そういったご要望にお応えできるように整えておりますので、お待ちください!

 

ニシクボさん:

 ぜひ!お願いします! 

 

今後はアニメーション制作やプロダクトデザインなどにチャレンジしていきたい

 

S:今後チャレンジしてみたいことはありますか? 

 

ニシクボさん:

今は、動画に興味があるんです。今は止まったものを描いてるんですけど(笑)、これ動いたらめっちゃ楽しいだろうなーと思うんです。

 

今回、このイベントの動画を勝手に作ったんですけど、音が必要だなぁと思って、探した時に無料のものではしっくりくるものがなくて。

 

自分で作るしかないな、とガレージバンドを適当にいじってみて音を作りました。

 

初めてやってみたんですけど、それもまた楽しくて。

 

楽曲制作なんてさっぱり分かりませんが、とりあえず形にしてみたら、「音楽ってたのしい!」って1人でテンションあがりました。

自分でアニメーションに加え、音楽までつくれるようになったら最高だな!と思っています。 

 

S:貪欲に、新しいことにチャレンジする姿がとても素敵ですね。

ネットショップでは、グッズ販売もされていますが、作ってみたいグッズなどはありますか?

 

ニシクボさん:

雑貨のプロダクトデザインとかチャレンジしてみたいですね。

 

今は出来上がったものに、絵をつける、ということをしていますが、その「モノ」自体のデザインからしてみたいです。

 

Tシャツとか、洗剤のボトルとか、そのもの自体から。

 

S:へ〜!いいですね!ニシクボさんらしいシンプルでおしゃれなものができそうです!これからも応援しています!インタビュー、ありがとうございました!

 

 STORESスタッフ後記

 お話をお伺いして、「何事も、まずはやってみる」という行動によって道が開けるチャンスがあるということを体現されている方だと心から思いました!

 

頭ではわかってはいるものの、なかなか行動に起こせないことも多いものだとは思いますが、それを超えた人だけが、次の機会に巡り会い、チャンスを掴める可能性を広げられるのだな、というのを改めて実感です。

 

人のご縁と感謝を大切にしている、笑顔のキュートな女性でした!

 

 

ニシクボサユリさんの公式情報

ストア名:sayurinishikubo

https://sayurinishikubo.stores.jp/

 

HP http://www.sayurinishikubo.com/

Instagram @sayurinishikubo 

Twitter @sayurinishikubo 

Youtube @sayurinishikubo 

 

文:STORES Magazine 編集部

 

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