お知らせ 資料ダウンロード

1点もので在庫管理や連動が難しい古着も、STORES レジ で解決 - tonari -

 

毎月10,000件のショップがお商売を始めている STORES(ストアーズ)には、個性豊かなショップオーナーさまがたくさんいらっしゃいます。

今回は、東京・祐天寺にて和食器などの雑貨も取り揃えている古着屋tonari(トナリ)のオーナー井上さまにお話を伺いました。

鳥居の隣で、和と洋の混沌とした雰囲気を表現

- tonariさまについて教えてください。

鳥居の隣にあるので、「tonari」という店名です。

 

取り扱っている古着は、90年代以降がメイン。古着は1点もので、巡り合いです。なので、市場の付加価値よりも、着心地のいいものや着ていて気分が上がるものなど、お客さまの普段のワードローブの中心となるアイテムを提供したいと思っています。

 

- 祐天寺でお店を開業することになった経緯を教えてください

僕は、アパレル業界で約20年マーケティングの仕事をしていました。会社やブランドのために長年仕事をしてきて、このタイミングで一度自分のために仕事をしてみたくなったんです。

 

古着屋をやりたいなと思い開業に向けて動き始めたら、この物件に出会いました。このお店は祐天寺商店街から歩いて3分ほどの場所にあり、お稲荷さんの隣にあります。

 

祐天寺は20代の頃に住んでいた町で、渋谷界隈で働く感度の高い人もいますが、平日の昼間は下町っぽさもあり、地域の人と共存しています。

 

地域に根付くお店を作りたかったので、ここならそれが実現できると思いました。

井上さま

- tonariさまでは、古着だけでなく和食器も取り扱っていますよね。

以前から古着と和食器を一緒に置きたいという思いがありました。和と洋の混沌とした雰囲気を表現したかったからです。

 

食器は益子を中心に買い付けをしています。和食器の柄や手に取った時の感触って、日本人なら潜在的に落ち着くと思うんですよね。

 

また、チェックやペイズリーなど海外のテキスタイルと、和食器の柄が合わさったときにしっくりきたんです。新鮮味もすごく好きだなと思いました。

 

和食器があることで、おばあちゃんがふらっと入ってきてくれるなど、商店街の人とのコミュニケーションツールにもなっています。

 

- 古着屋さんでは珍しく、商品カタログであるルックを作っていますよね。なぜ作ることにしたのでしょうか?

僕は、第一にブランドの人格を大切にしています。その人格を適切にSNSや外部メディアといった、あらゆる媒体でアウトプットしたいという思いがあります。
なので、tonariとして制作するアセット全てをパッケージ化させて、統一性を持たせることは必須です。

 

あと、ただ販売するだけの一方通行のコミュニケーションではなく、洋服を通してお客さまと雑談がしたいんです。

 

どういうシチュエーションでどういった感じの空気感で着て欲しいかをビジュアルで表現することで、お客さまとのディスカッションが生まれる。商品と着る人にリアリティーを持たせて、その2つの乖離を解消できたらいいなと思いました。

 

今回のルックに関して言えば、祐天寺に来るきっかけを作りたかったのもあります。店を好きになってもらう前に、まず祐天寺という街を好きになってもらいたい。
そのためには来たくなる仕掛けが必要です。なので、洋服というより祐天寺の街並みを主役に添えました。

ルックの写真

古着という1点もののデメリットを在庫連動が解決

- 実店舗だけでなく、ネットショップも作られたのはなぜでしょうか?

コロナ禍でオンラインビジネスが加速していたのもあり、ネットショップは必須でした。
ネットショップがあることによって、このお店にどんな商品があって、どんな価格帯なのかを示すきっかけになります。

 

ネットショップをきっかけに実店舗へ来てほしいですね。

 

- STORES レジ、STORES 決済 の導入にあたって、課題や解決したかったことはありましたか? 

店舗では、お客さまの導線を極力増やし、お客さまとの壁を無くして安心感を提供したいという思いがありました。お店の入口を観音開きにして、間口を大きくしたのもそのためです。

 

なので、このお店にはレジカウンターがありません。壁際に置いてあるだけなので、お客さまに見えてしまいます。

 

レジも含めてレイアウトと考えていたので、見えてしまってもデメリットが少ないということは結構気にしました。

 

- さまざまなサービスがある中で、ネットショップ、POSレジ、決済端末とすべて STORES サービスを選んでいただいた決め手を教えてください。 

古着は1点ものなので、在庫がありません。お店で売れたものがネットショップに載っていることや、ネットショップで売れたものが店頭に並んでいることは絶対あってはならないことです。

 

なので、導入するにあたって、在庫連動が一番しっかりしていることが第一でした。
古着の一点ものというデメリットをどう解決できるかを考えたときに、STORES が一番安心できると思い、導入を決めました。

 

あとは、知人がみんな STORES を使っていたという安心感もあります。

商品カテゴリごとに会計作業。管理も簡単!

- 実際に導入してみてサービスの使いやすさはいかがでしたか? 

僕はPCの操作が不慣れですが、ネットショップに商品を上げる工程が想像以上に楽でした。これまでさまざまなサービスを利用していたことがありましたが、どれも少し使いづらかったです。なので、使いやすさや触りやすさを実感しています。

 

また、ネットショップではキャプションを大事にしています。STORES は、文字要素が見やすいレイアウトや作りになっているので、商品ページが見やすくよかったです。

 

- 古着は1点ものがほとんどですが、お会計はどのように対応をしているのでしょうか?

tonariでは商品の回転率を意識していて、来るたびに新しい洋服と出会えるよう、在庫を極力抱えずに売れた分だけ毎週補充をしています。

 

レジに商品を1点1点登録するのは大変なので、Tシャツ、スウェットなどの商品カテゴリごとに金額を手入力し、お会計をしています。
カテゴリごとの売上把握がしやすく、とにかく管理が楽です。

デジタルとアナログが共存し、人対人のサポート体制

- 導入してみて、その他に嬉しかったことはありますか?

サポートが非常に手厚く、意見を伝えやすいところです。なにかあったときにすぐ電話が繋がりますし、メールだとしてもレスポンスをちゃんとしてくれます。

 

最近ではどのサービスも電話窓口がなくて、メールでの問い合わせが多いです。なので、デジタルとアナログが共存し、人対人の会話が成立するのは嬉しかったですし助かりました。

スタンスを変えずに成長し、地域と共存するお店に

- tonariさまが目指すゴールや、直近の目標を教えてください。 

この場所を起点にビジネスが大きくなったとしても、今のスタンスは崩したくないです。このまま成長できたらなと思います。

 

あとは、もっともっと地域の人が買い物にきてくれたら嬉しいです。
先日、息子さん用にTシャツを購入してくれたお母さんがいました。毎日下校時に立ち寄ってくれる小学生もいます。それって、ジェンダーも世代も関係なく入りやすい空間だからこそ、実現できたことだと思います。

 

もしかしたら、年配の方には古着屋に対してマイナスなイメージを持っている人もいると思います。それを紐解いて、地域の人に来てもらい、全世代の憩いの場のようになりたいです。

 

- 最後にSTORES 、STORES レジ、STORES 決済 の導入を検討されている方に一言お願いします!

STORES を導入して感じた最大のメリットは、人対人。サポートが手厚いところです。

 

何かトラブルがあったとき、こちらは慌ててしまいますよね。そんなときに、しっかりとしたコミュニケーションをとって安心させてくれるのが一番の魅力です。

 

とても助かっていますし、僕はそこが一番重要かもしれないです。

 

 

 

STORES レジ サービス資料の
ダウンロードはこちら

 

文:STORES Magazine編集部

 

関連記事

STORES で、ネットショップの開設から、お店の
キャッシュレス化、予約システムの導入まで誰でも
かんたんにはじめられます。