STORES レジ の精算画面で、閉店後のドロア内の現金過不足の確認や、精算レシートの発行などのレジ締め業務が行えます。
また、レジごとにクレジットカードや商品券の会計件数と売上金額を確認したり、釣銭準備金の設定ができます。
レジ締めとは
1日の営業の終わりに、ドロア内の現金額が正しいかを精算する業務のことです。
レジ締めの目的は3つあります。
- 1日の売上を確認する
- 手元にある現金に過不足がないかを確認する
- 翌日の釣銭をドロア内に確保し、残りを銀行口座や金庫などの安全な場所に格納する
レジ締めを手作業で行う場合には、レシート控えなどから売上の総合計を算出する必要があります。 STORES レジ を利用すると売上が自動で集計されるので、レジ締めにかける作業時間を短縮することができ、計算ミスを防ぐことができます。
精算ログについて
「精算ログ」とは、毎日のレジ締めの記録のことです。
営業前にシフトを開始し、営業終了後にレジ締めをすることで、その日の釣銭準備金、売上、入出金、営業終了後のレジ内金額などを記録して、毎日のお金の動きを確認することができます。
精算ログで確認できること
全体の販売実績
シフト期間中の総売上や税率ごとの売上、税額、オーダー件数、キャンセル件数が確認できます。
決済方法別実績
現金やクレジットなど、決済方法別の売上、オーダー件数、キャンセル件数が確認できます。 カスタム決済方法を使用した場合も、カスタム決済方法ごとに表示されます。
カスタム決済の詳細については こちらをご確認ください。
※カスタム決済は レジ ベーシックプラン でのみご利用いただけます
現金履歴
シフト開始/終了日時、準備金、入出金額、予定現金残高、実際の残高、差額が確認できます。
項目 | 意味 |
準備金 | おつりなどのために事前にレジに入金する金額 |
予定現金残高 | 現金取引の合計金額 |
実際の残高 | レジ締め時に登録したドロア内の金額 |
差額 | 予定現金残高と実際の残高の差額 |
精算機能の使い方
①準備金を設定してシフトを開始する
釣銭準備金を入力してシフトを開始します。
②シフト中の入出金を記録する
シフト中に入出金があった場合は記録することができます。
シフト中に登録した入出金は、シフト終了後は削除できません。
③シフトを終了する
ドロア内の金額を確認し、あらかじめ入力されている予定現金残高と差額がない場合はそのまま確認へ移動します。
差額がある場合には、数えたドロア内の金額に修正しましょう。
予定現金残高、実際の残高、差額をご確認ください。
最後に翌営業日の準備金を入力します。
前回の準備金から変更がない場合にはそのまま完了します。
準備金をドロアーに残して、それ以外の現金は銀行口座や金庫に保管しましょう。
④精算レシートを発行する
シフト終了後、精算ログをレシートで発行することができます。
※レシートを発行するには、あらかじめプリンターとの接続設定を行う必要があります。 設定方法についてはこちらをご確認ください。