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ネットショップインタビューvol.18 JACKSON NICHE

JACKSON NICHE
 

 

シンプルで美しいフォルムが特徴のアクセサリーを販売されている、

JACKSON NICHE(ジャクソンニーチェ)

 

今回は普段制作をされているという蔵前にあるアトリエBOREDに直接お伺いし、デザイナーの小川さんにインタビューさせていただきました。

 

  

STORES編集部(以下S): 本日はお忙しい中、アトリエにお招きいただきありがとうございます!おしゃれで素敵なアトリエですね!

 

小川さん:ありがとうございます!

アクセサリーと革製品、3つのブランドのアトリエとして利用しており、ここで販売もしております。

 

 

S:アクセサリー以外のブランドさんも共同で利用されているんですね!アトリエはどのような繋がりで始められたんですか?

 

小川さん:実は革製品のブランドを運営しているのは専門学校の同級生なんです。一緒にやらないか、と声をかけてもらったのがきっかけで、今のような形になりました。

 

 

JACKSON NICHEの作業スペース

(小川さんの作業スペース。道具が沢山並べられていました。)

 

 

S:そうなんですね!素敵な繋がりですね。専門学生の頃からアクセサリー製作をされていたんですか?

 

小川さん:そうですね、文化服装学院のジュエリー科に属していたのですが、当時からラフォーレ原宿のイベントで販売したりもしていました。学校の紹介ではあったのですが、ぜひ販売したいということで自ら手を挙げて参加させていただきました。

当時はビーズを使ったアクセサリーを主に製作してましたね。

 

 

S:学生の頃から販売活動をされていたんですね。現在、実店舗としてはどのような形で販売されているんですか。

 

小川さん:駅ビルやファッションビルで限定販売をしたり、地方の方からはオーダーを受け付けたりして販売しております。

都内ではこちらのアトリエのみでの販売なので、ネットショップの存在はありがたいです。

 

 

S:お役に立てて嬉しいです・・!

 

毎日身につけられるものを意識して

 

S:JACKSON NICHEというブランドについて教えて欲しいのですが、どのようなコンセプトになっていますか?

 

小川さん:現在、2つのラインがあって、1つは真鍮のカジュアルライン、もう1つはシルバーのジュエリーラインです。

カジュアルラインに関しては自分が学生の時、素敵なデザインで欲しいと思えるアクセサリーは大抵お値段が張るものばがりで、、。

その時の自分の想いから、学生さんがちょっと頑張って手に入れられるものを作りたくて、それがコンセプトになっています。

 

 

S:なるほど。ご自身の経験がコンセプトになっているんですね。素敵です!ジュエリーラインについてはいかがですか? 

 

小川さん:大人の日常に馴染むようなアクセサリーというのを意識しています。

カジュアルラインに比べると少し金額は高くなってしまうのですが、一つ一つが手作りになっています。

また、どちらのラインも共通して毎日身につけられるものを作りたいので、肌馴染みというのは一番意識しながら作っています。

 

 

S:今日小川さんがされているリングも、一見特殊な形に見えますが、、実際つけてみるとどんな感じなんですか?

 

小川さん:よかったらつけてみてください! 

  

Choux Ring 1
 (インタビュー当日、小川さんがされていたChoux Ring 1

 

 

S:ありがとうございます!・・・見た目と違って指にすぅっと馴染みますね。不思議です。このようなデザインはどんなところからインスピレーションを受けているのでしょうか?

 

小川さん:実はあんまり雑誌などは見なくて。建物の鉄鋼などの写真を撮ったりして参考にしています。

 

 

 S:!!!(編集部一同、驚き)そうなんですね!建物にもアクセサリー作りへのヒントがあるとは思いませんでした。

 

小川さん:ただ手作りでやっている分、作っているうちにデザインは変わっていくんです。作りながら、最終的にいいと思ったデザインが商品になってますね。

 

 

 S:なるほど。ちなみに今1番人気の商品はどちらですか?

 

小川さん:ジルコニアのストーンがついたこちらのリングです。

 

Choux Ring 9
(手前のストーンがついている、Choux Ring 9

 

 

 S:すごいかわいいです!ストーンの輝きが美しいですね。このような石を含めた材料もご自身で仕入れされているんですか?

 

小川さん:そうですね、近くだと御徒町の問屋さんで石やシルバーを購入したり、たまに大きい会場で開催されているショーなどで買い付けたりしています。基本的には自分で探してますね。

 

 

S:仕入れもアイテムの作成も全てご自身でされているんですね。ブランドの運営としてはどのような活動をされていますか?

 

小川さん:他ブランドさんとの合同展示会や、ワークショップを開催を行うこともありますが、年に一回、新作を展示会に出すという事は自分で決めてます。

展示会は毎回違う場所で行っていて、渋谷でやることも多いですが、昨年は蔵前のアトリエやカフェでも開催しました。

せっかく蔵前という場所にアトリエを置いているので、この地を盛り上げるという意味でも、今後も蔵前で何かしていきたいですね。

 

 

ペーパーアイテムにもこだわりをもって  

 

S:材料仕入れから作品づくり、展示会への出店と大変お忙しいかと思いますが、ネットショップの運営はどの程度時間を割いてますか?

 

小川さん:オーダーが入った時は全体の4割ぐらいですが、オーダーが落ち着いている時は1割ぐらいですかね。

 

 

S:商品の発送などもご自身でされているんですよね!何か工夫されていることはございますか?

 

小川さん:梱包資材も用意していて、カードを添えたり、クリスマスの時はリボンで装飾したりしてお送りしていました。お直しもご希望であれば無料で対応していますので、そちらのご案内と手書きのメッセージなども添えています。

 

S:心のこもったメッセージやお直しのお気遣い、とても素敵です。。ちなみに実際の梱包資材はどんな感じですか?

 

小川さん:よかったら手に取ってみてください!

 

リング用のボックス

リングの配送に使用されるボックス

 

同封しているペーパーアイテム

同封しているペーパーアイテム

 

S:かわいい、、!資材にまで作り手のこだわりとぬくもりが感じられます!素敵です!配送するときの資材もお客様の心を掴む大事な要素ですよね。

 

小川さん:そうですね!これらの資材の他に、STORESにアイテム画像として掲載している写真の撮影やホームページの作成は、イトウ ナツミさんにしていただいてます。 

実はSTORESもイトウさんの紹介なんです。

(イトウナツミさんのネットショップ:Hut av Natsumiito

 

 

S:そうなんですか!嬉しいです!実際にSTORESを使ってみていかがですか?

 

小川さん:デザインがすごく可愛くて全体的に見やすいという点が気に入っています。

写真も沢山載せられますし、アクセス解析でショップの訪問者数が確認できるのも便利です。

 

S:ありがとうございます!逆に直してほしい点はありますか?

 

小川さん:直してほしいところはないのですが、始めた頃は商品金額は税抜きの表示になるのか、税込みの表示になるのか、分かりづらいというのはありました。今は全て税込みというのは理解してるんですけどね。

 

 

S:設定金額の部分ですね。なるほど。貴重なご意見ありがとうございます。他にネットショップの運営で大変だなって思うことはありますか?

 

小川さん:以前は違うサービスを使っていて、代引きの手続きをしたり振込確認をしたり、キャンセルの対応をしたりというのが大変でしたが、STORESにしてからは注文状況などが全て自動で確認できて助かってます。

 

 

S:お役に立てて嬉しいです。では最後に、今後の展望などがあれば教えてください!

 

小川さん:今後は真鍮ライン、ジュエリーラインというそれぞれのラインをもっと主張していきたいと思っています。また自分でアイテムを作っていくのと同時に、コラボレーションなども積極的に進めていきたいですね。

ネットショップに関しては、クーポン機能を使ってキャンペーンを行ったり、イベントのお知らせなどもメルマガでお送りしたりしていければと思っています。

 

 

S:ありがとうございます!今後の新作も楽しみにしております!

 

 

編集後記

 

おしゃれな蔵前エリアに構えるアトリエでは商品の販売も行っており、インタビューの終わりに商品を見させていただきました。

 

繊細で美しくシンプルでありながら、他にはない特徴的なデザインのリングに魅了され、終始うっとりする編集部一同でした。

 

デザイナーの小川さんが語るブランドへの想いが一つ一つ商品に表れており、身につけると幸せな気分になるアクセサリーです。

 

今後の蔵前での活動にも目が離せません! 

 

 

公式情報 

 

ストア名:JACKSON NICHE(ジャクソンニーチェ)

https://jacksonnicheinfo.stores.jp

 

HP http://jacksonniche.com

Instagram @jacksonniche

Twitter @JacksonNiche

 

文:STORES Magazine 編集部