ネットショップの売上を伸ばすには、来店者数、購入率、注文単価のいずれかの数値を改善する必要があります。
・来店者数:サイトにきてくれた人の数
・購入率:サイトにきてくれた人のうち、購入してくれた人の割合
・注文単価:1回のオーダーの平均購入額
安定した来店者数があり、注文単価も一定の金額を維持できている場合は、購入率の改善を行うことが重要です
ストアデザインを変更する、クーポンや送料無料・ノベルティプレゼントといったキャンペーンを組むなど、購入率を改善させる方法はさまざまですが、今回は「SNS を使った購入率の改善方法」をご紹介します。
普段から集客に活用しているSNS の運用を少し変えるだけで、お客さまの購入意欲が上がり、購入率の改善が期待できます。
今日からすぐに実践できる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみましょう。
なお、購入率について詳しく知りたい方や、購入率を改善させる4つの方法すべてについて知りたい場合は、「(仮)購入率まとめ」の記事もあわせてご覧ください。
【こちらの記事はこんな方におすすめ】
☑ 来店者が多く、商品在庫もあるのに、売上が伸び悩んでいる方
☑ 購入率が低い原因が、「欲しい商品が見つからない」ことにある方
☑︎ 自分のネットショップの購入率が、平均購入率(※)よりも低い方
※平均購入率の目安:アパレルや雑貨:2%、お酒や食品の嗜好品:3〜4%
SNS 投稿の改善ポイント概要
購入率を上げるために、2つのポイントを意識してSNSを投稿してみましょう。
1. 欲しいと思ってもらえるようなコメント・写真・動画を添える
写真や動画をただ投稿するのではなく、商品の特徴や買うべきポイントを、雑誌のキャッチコピーのように端的にまとめることが大切です。
2. 商品に最短で辿り着ける動線を作る
SNS に掲載するリンク先は、ネットショップのTOPページではなく商品ページにすることがポイントです。
Instagram / Facebook であれば、ショッピング機能の利用もおすすめです。
ストーリーの活用
アプリ利用者の70%以上が利用しているInstagram ストーリー投稿は、お客さまの購入を促す際にも活用することができます。
※機能詳細は、Instagram を集客に活用しよう Part2 の記事からご確認ください
ストーリー投稿は、テキスト挿入機能を使うことで、写真や動画に簡単に文字を入れることができます。投稿の際は、掲載した商品の特徴を必ず記載するようにしましょう。
キャッチーなフレーズを用いてスッキリまとめ、雑誌のような投稿をすることで、お客さまの購入意欲を上げる工夫が重要です。
具体的な方法は、資料10ページでご紹介しています。
また、初心者さんでも簡単に操作できるおすすめの画像作成サービスもご紹介しています。
無料で利用できる、Instagram ストーリーのテンプレートも用意されているので、Instagram での画像編集が難しい…という場合は、あわせてご活用ください。
ショッピング機能の活用
Instagram のショッピング機能は、アプリ内ブラウザで購入ページまでお客さまを誘導できることができるのが特徴です。
※機能詳細は、Instagram を集客に活用しよう Part2 の記事からご確認ください
Instagram の投稿から購入したい商品ページにすぐに遷移できるので、購入意欲をおとさずに来店していただくことが可能です。
1人でも多くのお客さまの来店が促せるよう、ストーリー投稿だけでなく、フィード投稿やリール投稿など全ての投稿に設定しておきましょう。
ショッピング機能を使った具体的な購入率の改善方法は、資料8〜9ページをご確認ください。
また、Instagram ショッピング機能が使えない場合の対策方法についてもご紹介しています。
資料9ページより、ご確認ください。
Instagram と機能が連動しているので、Facebook でもショッピング機能を使うことができます。
ただ、Instagram と比べるとショッピング機能を使っていることが目立ちにくいため、投稿本文に商品の紹介文章と商品ページのURLを貼り、来店を催促する方法を併用することをおすすめします。
ショッピング機能同様、アプリ内ブラウザで商品ページを開くことができるので、購入意欲が高い状態のまま購入ページまで誘導することができます。
文章の書き方やリンクの貼り方の詳細は、資料11ページでご紹介しています。
また、資料内では、Facebook と Instagram の複数運用を楽にするポイントもご紹介していますので、資料ダウンロードボタンよりご確認ください。
X
Instagram のようなショッピング機能はありませんが、X は、投稿文章の中にリンクを貼ることができます。
X の場合もアプリ内ブラウザが開き、そのまま商品購入ページまで辿りつけるので、商品紹介文と商品ページのURLを投稿文にいれるようにしましょう。
また、X はテキストでのコミュニケーションが比較的多いため、写真がついている投稿は注目を集めやすい傾向があります。
必ず写真も一緒に投稿し、お客さまの興味関心を高める工夫をしましょう。
さらに、X は「スレッド」という形で、1つの親投稿に対して補足の投稿を何個もつけられるので、複数商品の紹介にも最適です。
商品の紹介数が多いほど、たくさんのお客さまの来店催促につながるので、積極的に使っていきましょう。
具体的な活用方法については、資料 13ページ〜14ページをご確認ください。
紹介した内容をもっと詳しく知りたい方へ
今回ご紹介した内容は、資料でまとめて確認することができます。
いつでも見直せるよう、資料はダウンロードしておくことをおすすめします。
ぜひご活用ください。
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