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セルフレジ導入で締め作業が簡単に。人為的ミスも大幅削減 - TREE&TREE's -

stores 決済 TREE&TREE's

 

かんたんに使えるキャッシュレス決済端末 STORES 決済(ストアーズ 決済)は、さまざまな業種・業態でご利用いただいています。

 

今回は、ドムドムハンバーガーの新業態として東京・新橋にオープンした、TREE&TREE's (ツリーアンドツリーズ)の菱沼さまにお話を伺いしました。TREE&TREE’sは、セルフレジを活用し、「完全キャッシュレス化」を実装するため、クレジットカード決済部分に STORES 決済 を導入いただいています。

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TREE&TREE'sの菱沼さま

新しいメニューや取り組みを取り入れた、新業態「TREE&TREE's」

- TREE&TREE's さんについて教えてください。

TREE&TREE'sは、ドムドムハンバーガーの新業態として8月頭にオープンしました。


ドムドムハンバーガーが、2019年に六本木で行ったPOPUP店舗で提供していたメニューである「和牛バーガー」の人気が高く、お客様から「このハンバーガーでお店を出して欲しい」との声が多かったこと、たくさんのお客様にこのハンバーガーを召し上がって頂きたいという代表の思いがあって今回の出店となりました。

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和牛バーガー 塩(ハンバーガー+ポテト+ガリのセット)

新橋というエリアは、自社グループのビルがあったことと、今回の「和牛バーガー」のニーズにあっていると感じて選びました。

 

1つ目は客層。サラリーマンや若い女性の方が多く、幅広い層に受ける土地であり、人も多いという点です。

 

2つ目は、デリバリーの観点ですね。デリバリー対応した時に、エリアが月島などの下町から六本木などの高級住宅街まで全て網羅できます。「和牛バーガー」をいろいろな人に食べていただくために適した場所だと感じました。

 

- お客さまの層に合わせて、TREE&TREE’sならではのメニュー開発もされているのでしょうか?

お肉を使わない商品として「厚揚げバーガー」があります。

 

こちらはビーガンのニーズもあるのではないかということで作りました。最初は大豆ミートを取り寄せて試したのですが、どうしても納得のいく味にならなかったんです。

 

ドムドムハンバーガーは、日本初のハンバーガーチェーンなので、日本の食べ物でなにか他にいいものはないかと探したところ、大豆があるじゃないかと思いつきました。そこで厚揚げを入れてみたところすごくおいしかったので、この商品が誕生しました。

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厚揚げバーガー

- 厚揚げのボリュームがすごいですね!他にもTREE&TREE'sならではのことはありますか?

セルフレジの導入によるキャッシュレス化やフードロスをなくす取り組みですね。
これまでのドムドムハンバーガーでは取り組みができていなかったのですが、代表の思いもあり、TREE&TREE'sでは実現しています。

 

特にフードロスに関しては、ハンバーガーのパティを手切りで行っているので、どうしてもロスが出てしまいます。そのロス分を牛すじ煮込みにして、おつまみメニューとして夜に提供しています。

 

ただ、お酒の提供ができない状況の中でなかなか販売が進んでいない現状です。そのため、牛すじを使用したカレー屋さんのPOPUPショップを銀座にて2ヶ月くらい限定でやる予定です。

 

余った食材をうまく活用しないといけないと感じており、利益度外視での取り組み予定です。

時代を先読みした、セルフレジの取り組み

-いつ頃からセルフレジやキャッシュレス導入を決めていたのでしょうか?

出店することが決まった2年前頃から動きはじめていました。なので、コロナ前からです。

出店準備を進める中で、コロナが追い討ちをかけるように発生して、やはりこういった部分は今後もっと進めていかないといけない点となりました。

 

また、新橋というエリアの客層上、キャッシュレス決済を使用されているお客さまも非常に多いので、特に不便なく使っていただけるであろうという点もありました。

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-セルフレジを導入しているお店はまだあまり多くないですよね。どのように検討を進められたのでしょう?

最初に代表自らがネットで調べました。(笑)
そこでOkage(飲食店向けにモバイルオーダー、セルフレジ、モバイルPOSなどを提供)さんを見つけてお話を伺った時に、先方の代表の方のお話しがおもしろく、また、大変分かりやすく参考になり、意気投合したことから決定に至っています。

 

セルフレジの導入ははじめてですし、お店によってカスタマイズしないといけない部分もあると思います。使い勝手の改善や新しいシステム構築など、今後一緒に作っていくことができるか、という点は非常に大切だと考えており、正にぴったりな導入先となりました。

 

- 1階をテイクアウト専用で地下をイートイン専用と分けて、カスタマイズされていらっしゃいますよね。導入前の課題はありましたか?

最初は心配しかなかったですね。(笑)
ですが、セルフレジ自体の設定は、Okageさんをはじめ御社を含めた決済端末会社さんや内装業者さん、さらには近くの電気屋さんなど、たくさんの方にサポートいただけたのでなんとかできました。

 

ただ、セルフレジと連動するモバイルオーダーの仕組みを確立するために、お店のネットワーク環境を整える点は結構問題でしたね。イートインスペースが地下なのでネットワークの繋がりが悪かったんです。

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地下:イートインスペース用のセルフレジ

また、世の中の飲食業にあまりないと思うのですが、先払いレジ(1階:テイクアウト)と後払いレジ(地下:イートイン)の両方を作りました。なので、かなり複雑な仕組みになっていますね。

 

メニューもそれぞれに対応するように別で作っていますし、1階と地下に分かれて、それぞれのレジが独立し、注文は1階の厨房に届いて集約するという運営をしているので、結構カスタマイズしています。

 

お店自体は1店舗ではありつつも、2つのセルフレジを導入しているところから考えると、2店舗作っているような印象ですね。

セルフレジを活用しつつも、おもてなしの接客サービスを大切に

- セルフレジを実際に運用してみていかがでしたか?

注文がされているか・されていないかがお客さまもスタッフも不安な部分は少しあると思います。

なので、お客さまの様子はスタッフ一同よく見るようにしています。


具体的には、お客さまが携帯を置いたら注文が完了しているだろうなと目を配ったり、お席に着席されてから時間経っているのに注文が入っていないなと思ったらちゃんと確認したりするようにしていますね。

 

セルフと言いながらも、やはり人の目でお客さまの様子を確認して、対応しないといけないなと感じました。

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モバイルオーダーの画面

よく言われている”スタッフの頭数を減らせる”という部分は、たしかに体感的には少しありますが、弊社としてはそこには積極的に取り組んでいないです。

 

やはりお客さまへのサービスの部分を重要視したいと思っているので、コスト削減のためのものといった印象はあまり持っていないですね。

 

- なるほど、セルフレジと言えど、接客の部分は残っているということですね。

はい、でも逆にそれが良かったかなとも思っています。
お客さまとスタッフの接する機会を全くなくすこともできますが、対面でお話する部分を少し残すことがおもてなしの意味でいいのかなと思っています。

 

セルフレジにしたことで接客をするきっかけができた、ということでもあるので、弊社としてはポジティブに捉えています。

 

- 確かにまだ一般化していない分、スタッフの方にサポートいただけるとお客さまも安心ですね。他にも感じた点などありましたか?

締め作業が楽になりました。
現金の時はすべて手で数えて、入金して、売り上げがいくらか伝票を見て・・といった作業がありました。それがなくなった点はとても楽ですね。

 

あとは、おつりの渡し間違いや商品の提供間違いもなくなりました。現金や商品の取り扱いでおこっていたヒューマンエラーが解消されている点もよかったですね。

 

- お店としては、改善点はありつつも、メリットを感じているんですね。お客さまからの反響はどうでしょうか?

「意外と使いやすいね」というお声をいただいています。
ネットワーク環境でご迷惑をおかけしてしまうことはありましたが、システムとしては特に問題なく、受け入れていただきました。

 

お店としては、完全キャッシュレスの点はやや不安ではありましたが、きちんと説明すればお客さまも安心してご利用いただけていると感じます。キャッシュレス決済のシステム的なトラブルも特になく運用できていますね。

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セルフレジでのキャッシュレス決済

よりお客さまにとって便利なセルフレジを目指す

- 今回のTREE&TREE'sのオープンを皮切りに、今後も会社的にセルフレジやキャッシュレス化を進めていくのでしょうか?

将来的には同じシステムを活用し、出店を拡大したいです。
ただエリアによってニーズも異なり、今のシステムが受け入れられない可能性もあるので、そこの兼ね合いはありますね。

 

また、今後の改善として、システムの細かい点でいうと、サービス券の対応をどうしていくか検討しています。現状は個別商品で対応ができないんです。なので、一斉にすべての商品を値引きするか、システムを通さないで何かプレゼントを渡すかの対応しかできません。

 

また皆さまにご協力いただきながら、より便利なシステムを今後作っていきたいなと思っています。

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地下:イートインスペース

 

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文:STORES Magazine編集部
写真:TREE&TREE's さま 提供、STORES Magazine編集部
 

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