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おすすめのキャッシュレス決済システム5選。店に導入するメリットも

キャッシュレス決済 おすすめ

 

近年は、多くの業界でキャッシュレス化が進んでいます。店舗を開業するなら、現金不要の決済システムを導入することで、会計業務の効率化や顧客単価の向上につながるでしょう。

 

本記事では、おすすめのキャッシュレス決済システムや、導入のポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

普及が進むキャッシュレス決済システム

キャッシュレス 決済 おすすめ

 

最近では、買い物やサービスの利用をした際に、現金を使わず会計を済ませられる店が増えています。キャッシュレス決済システムは、今や小型の店舗でも導入が進んでいる便利なシステムです。

現在日本では、どの程度キャッシュレス決済の導入が進んでいるのでしょうか?

キャッシュレス決済の導入状況

経済産業省が2021年に行った調査によれば、飲食店や小売店・観光業などを中心にキャッシュレス決済システムの導入が進んでいます。

調査対象となった事業者のうち、約7割が何らかのキャッシュレス決済システムを導入しているという結果が出ました。客単価1,000~1万円未満の価格帯の事業者ほど、導入率が高くなっています。

キャッシュレス決済システムは、小規模事業者の間でも徐々に広まりを見せており、個人店舗でキャッシュレス決済を利用可能にしている事業者も、数多くあるのが現状です。

決済手段の多くはクレジットカードやQRコードによる決済で、現状、電子マネーによる決済は全体の1/4程度にとどまっています。しかし、スマートフォンを使った電子マネー決済は、利便性の高さから今後導入が進んでいくでしょう。

参考:キャッシュレス決済 実態調査アンケート|経済産業省

キャッシュレス決済の主な種類と特徴

キャッシュレス決済は、大きく分けてクレジットカードでの決済とスマートフォンのアプリを使った決済があります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

①クレジットカードでの決済

クレジットカードを使った決済は、現段階で最も利用が広がっているキャシュレス決済手段です。決済方法には『ICチップ』によるものと『磁気ストライプ』や『タッチ決済』があり、日本では『ICチップ』による決済が主流となっています。

クレジットカード決済は、多くの人が日常的に利用しているコンビニやスーパーでの利用が広がってきた手段です。少額からでも決済でき、利用すればカードのポイントが貯まるという魅力もあります。

ただし、購入金額が高くなると、決済のときにサインが必要になる場合があるのは面倒に感じる人もいるでしょう。

②アプリを使った決済

スマートフォンのアプリを使った電子決済も、幅広い分野で利用が広がっています。キャッシュレスと聞けば、スマホアプリを使ったタッチ決済やQRコードによる決済を思い浮かべる人も多いでしょう。

アプリ決済は2018年頃から急激に導入が進み、iOSの『Apple Pay』やAndroidの『Google Pay』などを中心に、手軽さから多くの人が活用するようになりました。

特にQRコードを使った決済は、さまざまな店舗で広がりを見せています。QRコードを使った決済なら、店舗側が専用端末を用意する必要がありません。導入コストを抑えられるので、個人の店舗でも導入が増えているようです。

キャッシュレス決済のメリット

店舗にキャッシュレス決済を導入するメリットはさまざまです。時代の流れに即していることや、顧客ニーズに合致していることの他にも利点は多くあります。

会計業務を効率化できる

キャッシュレス決済を導入すれば、顧客側はお釣り用の小銭を用意する必要がなくなります。店舗側のメリットは釣り銭を計算して渡す手間がなくなるため、会計業務を効率化できることです。

レジ作業のスピードが上がるため、多くの顧客が訪れる店舗ほど恩恵は大きいでしょう。顧客のレジを待つ時間が軽減されるため、店舗に対する満足度が向上するというメリットもあります。

さらに、キャッシュレス決済による売上は自動で計算・管理されるので、後から売上金を計算する手間がかかりません。会計時の計算ミスを防げるのは店舗にとって大きな利点です。

資金管理がしやすくなる

キャッシュレス決済における日々の取引データは、システム上で計上され、月ごとにまとめて入金されるシステムがほとんどです。現金で毎日入ってくるよりも、資金管理がしやすくなります。

週ごと・曜日ごとに売上の変化をチェックして、自店のマーケティングや販売計画を立てられるのもメリットです。

また、在庫管理システムと連携させれば、商品在庫をリアルタイムに確認できます。状況に応じて、仕入の増加や割引といった施策を考えられます。

顧客の利用機会を増やせる

キャッシュレス決済に対応していれば、顧客による店舗の利用機会を増やせるメリットもあります。現金決済のみだと買い物を控えようとする人でも、キャッシュレスで支払いが可能なら気軽に商品・サービスを購入したいと思う人が増えるでしょう。

キャッシュレス決済を利用すればポイントが貯まる場合、それが購入の後押しになるケースも少なくありません。

特に外国人観光客はキャッシュレスで買い物をするケースが多いため、導入により来店の機会を増やすことが可能です。

客単価の向上が期待できる

現金での買い物に比べてスムーズに購入を済ませられるキャッシュレス決済では、客単価の向上も見込めます。

顧客側からすれば、出ていく金額が分かりやすい現金決済よりも、キャッシュレス決済の方が所持金を気にせず購入できるでしょう。高い買い物への心理的ハードルが下がるため、高額なものでも買う傾向があります。

支払いを後に延ばせる感覚があるのも、キャッシュレス決済で客単価が上がる理由です。リアルタイムに手持ちのお金が減る感覚が薄いために、1回の支払金額が高くなる人もいます。

キャッシュレス決済の注意点

キャッシュレス決済には店舗側に多くのメリットがある一方、導入にあたって注意すべき点もあります。自分の店に導入を検討している人は、対策を取るためにも留意しておきたいポイントを把握しておきましょう。

初期費用の負担が必要

キャッシュレスに対応するためには、決済システムを導入しなければいけません。決済用の端末に加えて、決済アプリをインストールするためにスマートフォンやタブレット端末の導入が必要な場合もあります。

どのキャッシュレスシステムを導入するかによって、必要な設備や導入費用は異なるので、全体の予算を考慮した上で店舗に合ったシステムの選択が必要です。

近年は初期費用がかからないキャッシュレス決済システムも増えてきました。開業資金や月々の必要経費を考えて、負担が大きくないサービスを選びましょう。

決済手数料が発生する

キャッシュレス決済システムを利用するには、システムの提供会社に対して『決済手数料』を支払う必要があります。手数料はシステムによって違いますが、決済金額の3%程度が相場です。

決済手数料が高くなると、店舗側の最終的な利益が減ることになります。できるだけ利益を多く残すためには手数料の低いサービスを選択するとよいでしょう。

ただし手数料が高い分、さまざまな機能やサービスを利用できるシステムもあります。コストと機能のバランスを考えることも重要です。

実際の振込が遅いサービスもある

現金決済の場合、基本的に毎日手元にキャッシュが入ってきます。対してキャッシュレス決済では、毎月の特定日に店舗の口座へまとめて入金されるものがほとんどです。

入金日はキャッシュレス事業者によって異なります。入金時期が遅いサービスの場合、必要なときに資金が不足してしまう可能性がある点に注意しましょう。

仕入の支払いをはじめ、必要な資金が不足すると店舗の運営に支障が出ます。店舗運営に必要なキャッシュは、ある程度手元に残しておくと安心です。

また、万が一手元のお金も足りなくなったときに備えて、別の口座に緊急用の現金を用意しておくことをおすすめします。

キャッシュレス決済システムの選択ポイント

キャッシュレス決済システムを選択するときは、どこに注目すればよいのでしょうか?業種や店舗の規模・顧客層などによって最適なシステムは違いますが、最低限チェックしたいポイントは共通しています。

どのくらいの人が使っているか?

導入を検討しているキャッシュレス決済システムを、全体として何人程度が利用しているか確認しておきましょう。

利用者数が多ければ自店の顧客も使っている可能性も高いため、顧客のニーズを満たしやすくなります。できればユーザー数だけでなく、ターゲットとする層が多く使っている決済サービスに対応しているかどうかも見ておくのが理想です。

一般的に、20~30代はスマホを使った決済の利用率が高いとされています。年齢層が高くなるにつれて、徐々に現金での決済をする人が増えるという傾向です。

シニア層をメインターゲットにしている場合は、キャッシュレス決済と同時に現金決済にも対応できるようにするとよいでしょう。

なお、スマホ決済の利用率に地域差はほとんどありません。地方でもキャッシュレス決済システムは有効です。

複数の支払い方法に対応できるか?

一言でキャッシュレス決済といっても、クレジットカードやQRコード決済・スマホ端末によるタッチ決済など複数のタイプがあります。

できるだけ複数の支払い方法に対応している決済サービスの方が、より多くの顧客ニーズにマッチするでしょう。

まず、年齢層に関係なくクレジットカード決済は利用者が多いため、外せない決済手段といえます。

後は自店舗の顧客ターゲットや来店の多い客層に応じて、スマホによるQRコードや電子マネー決済に対応するべきかを検討しましょう。中には全ての決済方法に対応できるシステムもあります。

売上管理機能が実装されているか?

キャッシュレス決済システムの中には、店舗の売上管理のための機能が実装されているものがあります。特に多店舗経営をしている事業主の場合は、他の店舗の売上もまとめて管理できるので非常に便利です。

複数の店舗の売上を管理するには、POSレジとの連携が必要になってきます。POSシステムによって在庫管理もまとめて行えるものを選びましょう。

ネットショップを含む他店舗間でシームレスに連携できれば、よりよい顧客体験が実現してリピート率も向上するはずです。

キャッシュレス決済システムを導入する流れ

キャッシュレス決済システムを導入するまでには、どのようなステップを踏めばよいのでしょうか?細かい手順はサービスによって異なるものの、利用できるまでの手続きに大きな違いはありません。

1.契約方法を選択する

キャッシュレス決済システムには、クレジットカード会社と直接契約するタイプと、決済代行会社を経由して契約するタイプの2種類があります。

直接契約とは、『アクワイアラー』と呼ばれる加盟店契約会社(カード会社)と契約する方法です。まずはカードのライセンスを取得している加盟店に問い合わせましょう。各カード会社に個別に連絡して契約を結ぶという形です。

一方、決済代行会社を経由する方式では、クレジットカード会社と利用店舗との間に、決済代行に特化した企業が間に入ります。

代行会社が各カード会社と包括代理契約を結んでいるため、決済手数料は高くなるものの、主要なキャッシュレスサービス企業と一括で契約を結べるのがメリットです。

いずれにも一長一短ありますが、手軽にキャッシュレス決済システムを導入したいなら決済代行会社を利用した方が手続きはスムーズでしょう。

2.利用審査を受ける

契約方法を選択したら、各カード会社あるいは決済代行会社に利用を申し込みます。具体的な申し込み方法は契約の相手によって変わりますが、公式サイトから基本情報を入力して申し込むのが一般的です。

申し込みが完了すれば、決済会社側が利用審査を行い、無事に通過するとサービスを利用できるようになります。審査は通常2週間~1ヶ月程度ですが、決済会社によっては2ヶ月以上かかる場合もあるので、余裕を持って申し込みましょう。

3.サービスの導入

利用審査を通過したら、決済会社に本申込をしてシステムを導入します。店舗に端末を設置して決済するタイプのものは、決済企業から専用の端末が送られてくるので、開業までに設定を済ませておかなければいけません。

専用のアカウントが発行されるので、指示に従って決済できる状態にしておきましょう。申込から利用開始までの期間には、決済会社によってかなり幅があります。店舗の開業日から逆算して、開業初日から利用できるように準備を進めると安心です。

おすすめのキャッシュレス決済システム

キャッシュレス決済システムには数多くの種類があり、自店でどれを選べばよいか迷ってしまう人もいるでしょう。おすすめのサービスを参考に選定すると、ニーズに合うシステムが見つかりやすいはずです。

①STORES 決済

stores 決済

 

『STORES 決済(ストアーズ決済)』はクレジットカード決済や電子マネー・QRコード決済など、さまざまな支払い方法に対応しているキャッシュレス決済サービスです。

導入費用が不要で、実際に決済した分の手数料のみで運用できるのが大きな魅力。手数料の金額は1.98~3.24%と業界最安値となっており、決済用端末の導入費用もかかりません。

公式サイトから最短5分で申し込みが可能で、審査から端末の送付・利用開始まで3日程度というのも大きな魅力でしょう。全国の飲食店や小売店をはじめ、各種イベントでも導入されています。

また、POSレジシステム『STORES レジ』と連携できるため、ネットショップと実店舗を平行して経営したい人にもおすすめです。

STORES 決済(旧:Coiney) |お店のキャッシュレスをかんたんに

②stera pack

stera pack

 

『stera pack』は初期費用および端末導入費用を含めて、月額3,300円からキャッシュレス決済を実現できるサービスです。

直感的な操作性とさまざまな機能を利用できるのが特徴で、電子サインや自動音声での案内にも対応しています。決済手数料はVISAやMastercardで2.8%(初年度)で、その他の決済で3.25~3.74%です。

「stera pack」豊富なキャッシュレス決済に対応したSMBC GMO PAYMENTの決済サービス

③AirPAY

Air PAY

 

『AirPAY』は1台のカードリーダーで、主要なクレジットカードと電子マネー・QUIC Payの決済に対応できるサービスです。決済手数料はプランやカードの種類によって変わりますが、全て3%台に設定されています。

月額固定費と振込手数料も無料です。導入の際に分からないことがあった場合は電話で相談できるので、初めてキャッシュレス決済システムを導入する店舗も安心でしょう。

【Airペイ】カード・電子マネー・QRも使えるお店の決済サービス

④Square

square

 

『Square』はキャッシュレス決済や業務管理・オンラインでの販売管理など、一つのアカウントで店舗運営に必要なシステムをそろえられるサービスです。

ECサイトの開設やテイクアウトの事前決済などにも対応できます。飲食店や小売店・雑貨店など、幅広い業界で活躍するでしょう。申込が公式サイトから数分で完了する手軽さも、Squareの魅力です。

クレジットカード決済・タブレットPOSレジならSquare (スクエア)

⑤楽天ペイ

楽天ペイ

 

『楽天ペイ』は、スピーディーな入金が魅力の決済サービスです。楽天銀行を使っていれば最短で翌日に自動入金されるため、資金繰りが難しい店舗にとっては嬉しいところでしょう。

入金手数料も無料なので、日頃から楽天のサービスを使っている人におすすめです。実店舗の場合は、申し込みから2週間程度で導入できます。直接契約タイプで他の決済方法には対応していませんが、顧客の中にも使っている人は多いはずです。

楽天ペイ - 街もネットも簡単お支払い!期間限定ポイント使える!

キャッシュレス決済でレジ業務を効率化

キャシュレス決済システムは、現金を使わない決済手段を実現するシステムです。日本でも多くの店舗で、導入が進んでいます。店舗側のメリットとしては、会計業務の効率化や資金管理の容易化・客単価の向上が挙げられます。

導入するサービスを選択する際には、利用者数や店舗に合った決済手段かどうか、実装されている機能に注目しましょう。

サービスによっては、POSシステムと連携できるものもあります。実店舗とネットショップを連携させたい人や多店舗展開したい事業主は、まとめて売上や在庫を管理できるシステムがおすすめです。

 

 

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