ネットショップを運営していく上で、お客様への数少ないコミュニケーション手段である「メールマガジン(メルマガ)」は重要です。
特に売り上げを伸ばしたい・リピーターを増やしたいと考えているネットショップにとっては「いかにメルマガを使ってアプローチするか」は難しい問題なのが現状。
とはいえ、これからネットショップやメルマガを始めたいと考えているオーナー様の中には「そもそもメルマガはどうやって使えばいいの?」とお思いの人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は
- ネットショップがメルマガをやる理由
- 具体的な活用例
- デザインをおしゃれにする方法
- 主要なメルマガ配信サービス
- メルマガが使えるネットショップ運営サービス
など「ネットショップでメルマガを活用しよう!」をテーマに、いますぐメルマガをはじめられるように様々な情報を紹介していきます。
- ネットショップがメルマガをやる理由とは?
- メルマガの活用例をチェックしよう
- 実際にメルマガを書いてみよう!
- STORESで簡単にメルマガを活用しよう
- 最後に
ネットショップがメルマガをやる理由とは?
具体的な活用例や実践方法を紹介する前に、まずは「どうしてメルマガをやる必要があるのか?」について説明していきます。
理由は様々ありますが、大きく分けると以下の2つが挙げられます。
- 一度でも商品を購入してくださったお客様に商品の情報を提供できる
- 新規のお客様をリピーターに誘導する事ができる
お客様に商品の情報を提供できる
最初にも紹介しましたが、お客様とコミュニケーションが取れないネットショップにおいては、メルマガはほぼ唯一と言ってもいいお客様へのアプローチ方法。
ネットショップを利用しているお客様は、毎日ネットショップを見ているわけではないので、新商品が追加されてもしばらく気付いてもらえない可能性もあります。
そのため新商品を追加した時・セールを開始する時など、節目のタイミングで定期的にメルマガを配信することで、お客様に対して商品に関連する様々な情報をお届けすることができます。
新規のお客様をリピーターにする事ができる
新規で購入してくれたお客様がリピーターになってくれるかは、ショップの売り上げを左右する重要な問題になってきます。
一度商品を購入してくれたお客様に対して定期的にメールを送信することによって、ショップのことを覚えてもらったり、再び商品を購入してくれる可能性が上がります。
上記2つの点から、メールマガジンはしっかりと取り組むことによって、最終的にショップの売上向上に貢献してくれる可能性が高くなるんです。
メルマガの活用例をチェックしよう
ネットショップがメルマガをやるべき理由について説明してきました。メールマガジン、効果ありそうじゃないですか?
ここからは「メルマガをどのように活用すればいいの?」という疑問に対して、実際の活用例をいくつか紹介していきます。
セール商品を紹介する
『期間限定!あの商品がxx%オフ!!』といったタイトルのメールマガジン、受け取ったことのある人は多いのではないでしょうか。
セール商品の紹介は、メルマガの活用例としては最も基本的なものです。
セールを行うタイミングにあわせて「ショップ一押しの商品」を紹介するメールマガジンを送ることで、お客様の目に商品が止まる可能性が大きくなります。
おすすめ商品・新商品を紹介する
おすすめ・新商品の紹介は、セール商品の紹介と並んで多くの人が使うメルマガの活用例です。
季節のオススメ商品やシーズンごとの新商品を紹介することで、お客様にその商品をアピールできます。
商品に関連する情報を紹介する
上記2つはメルマガでよく見られる活用例なのですが、セール情報や新商品情報ばかりを配信していても、「また宣伝か...」とお客様がネガティブに捉えてしまうので、次第とメールを読んでもらえる可能性は下がってしまいます。
そのため、よりメールを読んでもらえるように、メルマガでは商品を売り込む以外に商品に関連する情報も合わせて紹介していく必要があるんです。
- 商品のお手入れに関する情報
- 商品の制作秘話
- 商品に関連する専門情報
など、お客様に読んでもらいやすい内容のメールマガジンも定期的に送るといいでしょう。
オーナー様の近況を伝える
繰り返しお伝えしますが、メルマガはお客様とコミュニケーションが取れる数少ない機会になります。
そのため商品紹介・関連情報の紹介といった機械的な情報提供ばかりだと、メルマガを読んでもらえる可能性が減少してしまいます。
オーナー様のショップがどのような商品を販売しているかにもよりますが、オーナー様の人間味溢れる近況を添えることで、メルマガをさらに読んでいただけたり、商品を購入してもらいやすくなります。
実際にメルマガを書いてみよう!
メルマガをやるべき理由・メルマガの活用例についてこれまでまとめてきました。
ここからは実際に「メルマガを作る」と仮定して
- どのようなサービスを使えばいいか?
- どのようなデザインにすればいいか?
- 文言はどうすればいいか
など、メールマガジンを始めようとしているオーナー様の疑問に答えます!
メルマガ配信サービスを選ぼう
メルマガを作るにあたってまず最初に決めなければいけないのは「メルマガ配信サービス」です。
通常のメールと違ってメールマガジンは多い時で一度に1000人以上に送信することがあるので、同時送信することができる専用の配信サービスを使用する必要があるんです。ここでは無料サービスを2つ、有料サービスを1つ紹介します。
まぐまぐ(無料)
まぐまぐは株式会社まぐまぐが運営するメール配信システム。知名度が高く、日本で一番使用されているメルマガ配信プラットフォームです。ホリエモンなどの有名人もこのプラットフォームを利用しているので、知っているオーナー様も多いのではないでしょうか?
どれだけメルマガを発行しても基本的に無料で使用できるので、これからメルマガを始めたいと考えているオーナー様にはおすすめのサービスです。またこのあと紹介する、高度なテンプレートを使用するためのHTMLメール配信にも対応しています。
ただし無料でメルマガを発行している場合、メールの先頭と最後にまぐまぐ!の広告が表示されてしまうので、広告を外したい場合は月額2,600円の「有料配信メニュー」に登録する必要があります。
ブラストメール(有料)
ブラストメールは株式会社ラクスライトクラウドが運営するメール配信システム。
前の2つと違って有料プランのみの展開となっていますが、省庁や大手企業など8100社以上に導入されているシステムなので、信頼性が高いのが特徴です。
主な機能としてはHTMLメール配信・開封率/クリック率測定・バックナンバー機能など。指定した特定のターゲットに対してメールを送信することも出来るので、メールマガジンで効果を生みたい人にはおすすめのサービスです。
料金は3000アドレスまで登録できるプランで月額2000円。アドレスが増えてもプラン変更が出来るので、オーナー様のメールマガジンの規模に合わせた設定が可能です。
配配メール
最後に紹介する配配メールは、株式会社ラクスが提供するメール配信サービス。
先ほど紹介したブラストメールと同様に、企業や教育機関における導入実績が多く、安定性という面では信頼度の高いサービスとなっています。
また配配メールではHTMLメール配信・開封率計測といった、本格的にメルマガを始めたい人におすすめの機能に加えて、英語・中国語など多言語での翻訳配信に対応しているので、海外のお客様に対してメルマガを送りたい時に活用できます。
具体的な利用料金は非公開(資料請求の必要あり)ですが、ブラストメールと同様に、メルマガを本格的に取り組みたいオーナー様におすすめです。
テンプレートをおしゃれにしよう
メルマガを配信するサービスを決めたら、次はどんなテンプレート(デザイン)にするかを考えていきます。このテンプレートの部分に力を入れて、メルマガをおしゃれにしたいオーナー様も多いのではないでしょうか?
メルマガのテンプレートは、大きく分けると
- テキストタイプ
- HTMLタイプ
の2種類があります。それぞれの特徴を解説していくので、どちらにしようか迷っている人は参考にしてみてください。
テキストタイプのテンプレート
テキストタイプのテンプレートはほとんどのメールマガジンで見られる一般的な形式。このタイプのメルマガを購読していたり、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
テキストテンプレートの特徴は大きく分けると2つ。
- テキストなので見る端末を選ばない
- オリジナリティを出すことが難しい
テキストなので見る端末を選ばない
テキストタイプのテンプレートを使用したメールマガジンは、メールマガジンが登場した当時からずっと使われている一般的なもの。このタイプのメールマガジンを見たことがあったり、実際に登録している方も多いのではないでしょうか?
このタイプのテンプレートはHTMLなどを使用していないため、基本的にプレーン。そのためスマートフォン・タブレット・PCのどの環境でメールを見ても、レイアウトが大きく崩れることがないのが特徴です。
オリジナリティを出すことが難しい
大きくレイアウトが崩れないのがメリットのテキストテンプレートですが、オリジナリティを出すことが難しいというデメリットも存在します。
先ほど紹介したように、テキストタイプのメルマガは非常に多く流通しています。加えてテキストテンプレートも似たようなものが多く、どのメールマガジンも似たようなデザインになってしまうんです。
テキストタイプのメルマガはお手軽にデザインを変更できますが、他のメールマガジンに埋もれてしまう可能性があるので、注意しましょう。
HTMLタイプのテンプレート
HTMLタイプのテンプレートは、その名の通りWebサイトのデザインに使われるHTMLとCSSを使って作られたテンプレート。
STORES.jpのユーザーさん向けに配信しているメールマガジンも、このHTMLタイプのテンプレートを使用しています。
HTMLテンプレートの特徴は大きく3つあります。
- テキストテンプレートと比較してクリック率が高い
- HTMLやCSSの知識が必要になる
- どの環境でも同じように表示されるとは限らない
テキストテンプレートと比較してクリック率が高い
HTMLテンプレートはWebサイトと同じようなデザインが再現できることから見た目のインパクトが大きく、メールボックスを流し読みしている中でも目に止まりやすいのが特徴。
加えて、ボタンやリンクなども様々なデザインに設定できるため、テキストテンプレートに使用される普通のリンク(テキストリンク)と比較しても、クリック率の上昇を狙うことができます。
HTMLやCSSの知識が必要になる
おしゃれなメルマガを作成できるHTMLテンプレートですが、作成にはHTML・CSSという2つの言語を使う必要があります。
多くのメールマガジン配送サービスはHTMLメールの配信には対応しているものの、一方でHTMLテンプレートの作成方法についてのサポートはしていない場合が多いです。
HTMLテンプレートを使うにはHTML・CSSについて専門の書籍を読んで学習する必要があるので、ネットショップの運営に注力したいというオーナーさんにはあまり向いていないかもしれません。
どの環境でも同じように表示されるとは限らない
HTMLテンプレートの欠点として「どの環境でも同じように表示されるとは限らない」ことが挙げられます。
テキストテンプレートと異なり、HTMLテンプレートではメールの横幅や画像の大きさを数字で指定する場合があるので、パソコンで作成したテンプレートをスマートフォンで見ようとした場合、レイアウトが大きく崩れてしまう可能性があります。
ただしHTMLテンプレートに「レスポンシブWebデザイン」対応のものを使っている場合は、テキストテンプレートと同様にスマートフォン・タブレット・パソコンでレイアウトが崩れる可能性は低くなります。
テンプレートサイトを使ってみよう!
ここまでの紹介で「もしかしてHTMLテンプレートってかなり難しいかも?」と思ったオーナー様も多いのではないでしょうか。
確かにHTMLテンプレートは1から作ろうとするとHTML・CSSなどの勉強コストを始め、オーナー様にかかる負担は大きくなってしまいます。
しかしHTMLテンプレートはインターネット上にクオリティの高いものが多数公開されているので、これらを使うことで簡単におしゃれなメールマガジンにすることができるんです。
ここでは、代表的な無料テンプレートと、自分でテンプレートを作れる無料サイトを紹介していきます。なおここで作成したテンプレートは、先ほど紹介したメールマガジン配信サービスで使用することが出来ます。
sendwithus Open Source Email Templates
sendwithusが提供している無料のテンプレートは、エアメールを模したものなど、実在のものにインスピレーションを受けたデザインが多いのが特徴。
ほとんどのデザインに使用パターンに応じたテンプレートが含まれているので、必要に応じて様々なテンプレートをダウンロードすることができます。
Cakemail free newsletter templates
Cakemailの提供している無料のHTMLテンプレートは、先ほど紹介したsendwithusと同様に様々なテンプレートが提供されています。
加えて、Cakemailはブラックフライデーやハロウィンなど季節イベントを取り上げたテンプレートも無料で提供されているので、イベントに合わせてセールを行うときなどは有効に活用できそうです。
BEE Free
上で紹介した2つと異なり、Bee Freeはいくつかのテンプレートを選択し、自分でカスタマイズすることができるサービス。
カスタマイズ可能な項目は
- タイトル画像
- ソーシャルボタン
- 画像
- レイアウト
など多彩で、ここで作成したテンプレートはダウンロードして使用することも可能です。
また有料プランに別途加入すると、さらに高機能なテンプレートを作成したり、カスタマイズしたテンプレートをそのまま送信することもできるようになります。
文章を書いてみよう
メールマガジンをどのサービスで配信するか、テンプレートを使う/使わないのかを決めた後、いよいよ重要となるメルマガの文章の書き方を紹介していきます。
しかし、ここで「おしゃれなデザインにしたから文章は適当でも...」と考えてはいけません。タイトルや本文の文章もしっかり工夫しないと、せっかくメールマガジンを購読してくれているお客様に届きづらいものになってしまいます。
タイトル・本文・フッターなど、メルマガの要素1つ1つにも重要なポイントがたくさんあるので、しっかりと作り込んでいきましょう!
メルマガのタイトルを考えよう
メルマガを購読してくれているお客様が一番最初に目にするのが「タイトル」です。
2019年にSmartInsightsが行った調査によると、Eコマース分野のメルマガ開封率は15.66%。これはトップのホビー分野(27.35%)に大きく差をつけられていて、紹介されているものの中でも下から2番目という低順位なんです。
多くのお客様はタイトルを見てからメルマガを開封するので、この調査結果を考察すると「どんなに内容が良くても魅力的なタイトルがついていないと読まれない確率が高い」ということが分かります。
このことから、読まれるメルマガを作るにはまず開封率を上げるタイトルを付けることが必要になります。
以下で開封率を上げるタイトルのコツを紹介しているので、参考にしてみてください。
コツ1: 具体的で簡潔なタイトルにする
タイトルに限らず文章全体に言えることですが、特にタイトルの場合、具体的で簡潔なタイトルにする必要があります。
悪い例: xxアクセサリーショップからお知らせ
良い例: 新作ネックレスが販売開始!xxアクセサリーショップの新作をチェックしよう
悪い例の場合「お知らせ」が一体どんなものか分からず、お客様が混乱してしまう原因になりますよね?
一方、良い例であればタイトル通り「新作ネックレスの販売が始まるんだな」と、具体的なイメージをお客様に抱いていただくことができます。
コツ2: 最初の数文字に魅力的なタイトルを入れる
メルマガを読んでいるお客様に限らず、人間は基本的に文頭→文末という順番で文章を読んでいくため、メルマガのタイトルにおいても最初→最後という流れで読み進めていきます。
また、メールビューアーではメールのタイトルが長すぎる場合自動で省略される仕組みになっている場合もあるので(スマートフォンの場合17文字前後)、重要なキーワードをタイトル後半に入れていた場合でもそのキーワードが省略されてしまう可能性もあります。
このため、タイトル最初の数文字にはメリット・特徴など魅力的な言葉を書き、購読してくれているお客様に「おっ」と思っていただけるようにしましょう。
コツ3: タイトルでの割引訴求は避ける
メルマガのタイトルで「10%OFF!xx〜」といったものをよく使いがちではありませんか?
こういったタイトルでの割引訴求は他のネットショップでもよく行われている戦略のため、かえって開封率を下げてしまう可能性もあります。
そのため開封率を上げるためにはタイトル、特に最初の数文字で割引を訴求することは避け、コツ2で紹介したような魅力的なタイトルにすることを心がけましょう。
メルマガに目次は必要か
メールマガジンの内容が長くなってしまう場合、お客様は内容を一目で把握することができないので、メールを必要以上にスクロールしたりなど余計な動作を取らせてしまいます。
こういった場合はメルマガの本文序盤に目次を用意しておくことで、お客様に前もって内容を伝えたり、お客様に欲しい情報の位置を事前に把握していただくことが出来ます。
なので、本文にある程度のボリュームが予想される場合は目次を用意しておくといいでしょう。
また目次を作る際は単に本文の内容を箇条書きにするだけではなく、掲載している本文の順番に合うように作りましょう。
メルマガの本文を書こう
メルマガの本文は、当然ですがメルマガの中で最も重要となるコンテンツです。
魅力的なタイトルでメルマガを開封してもらったとしても、本文が読みづらかったり、何を伝えたいかわからないようなものだった場合、お客様がその先の行動(リンクをクリックする・商品を購入する)を起こしてくれる確率は低くなります。
したがって本文を作る時には、お客様目線に立ってわかりやすい文章を考える必要があります。
具体的には以下のことを意識しながら文章を組み立てることで、お客様に「読みやすい」という印象をもっていただくことが出来ます。
5W1Hを意識しよう
When(いつ)・What(何を)など、5W1Hを意識した文章を作ることで、お客様はメルマガの内容を適切に理解することが出来ます。
起承転結をつけた構成にしよう
本文の構成を「起承転結」を考慮した構成にすることで、お客様がメルマガ全体の構成が掴みやすくなります。
主語と述語を明確にしよう
過度の主語の省略は避け、「何が」「どうだ」がお客様に伝わるような文章を作りましょう。
1文の長さは多くても50文字程度にしよう
1文があまりにも長いと、それだけでお客様は「このメルマガは読みづらい」という印象を持ってしまいます。
2〜3行に1回は改行を入れよう
1文が短くても、改行が一回もないと先ほどと同様「読みづらい」という印象を与えてしまいます。適切に改行を入れることで全体がすっきりし、可読性が上がります。
回りくどい表現は減らそう
「移転することになります」など、回りくどい表現は「移転します」とすることによって、より短く意味の通った文章になります。
句読点は適切な位置に適切な数だけ入れよう
当然ですが、句読点がない文章は読みづらい印象を与えます。あまりにも句読点が多い場合でも同様の印象を与えてしまうので、句読点は適切な位置・適切な量を使いましょう。
メルマガの最後に必須なフッター
本文で商品の紹介が一通り終わった後は、「フッター」と呼ばれる結びの部分を作っていきます。
フッターでは、最後まで読んでいただいたお客様への挨拶のほかに
- メルマガの購読を解除するためのリンク
- 発行者情報
を記載する必要があります。
これは総務省の「特定電子メール等の送信に関するガイドライン」によって定められているもので、より具体的に紹介すると
- 送信者の氏名もしくは名称
- 購読解除ができることを示すテキストと、解除するためのリンク
- 送信者の住所、お客様からのお問い合わせが受け取れるURL・メールアドレス
といったものを記載する義務があるんです。
この記載はメルマガの文中であればどこでも大丈夫なのですが、メールの「署名」がわりに文末に記載しておくといいでしょう。
またこれらの表示と合わせて、個人情報の取り扱いに関する事項が記載されているページへのリンクを掲載する、もしくは事項をそのまま掲載してしまうのも、お客様に信頼感を持っていただくのに効果的でしょう。
STORESで簡単にメルマガを活用しよう
さて、ここまで
- メルマガ配信サービス
- テンプレートの選び方
- 本文の作り方
など、メールマガジンの作り方を様々な観点から紹介してきましたが、「そもそもメルマガ配信サービスを使うのが面倒だ」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
そんなオーナー様におすすめしたいのが、無料でネットショップが開設できるSTORES。月額2,980円(税込)の有料プランもありますが、メルマガをはじめとした多くの機能が無料で使用することができます。
メルマガ機能では、あらかじめ用意されているHTMLテンプレート7つの中から好きなものを選択してメールを作成することが可能です。
テンプレートには
- 画像を横並びにできるもの
- 横幅の大きな画像を綺麗に表示するもの
- クーポン情報・新商品情報を発信するときに使えるもの
など全7種。上のメルマガ活用例で紹介した活用例に即したテンプレートが用意されているので、この記事で紹介した内容をすぐに活用することができますよ!
テンプレート機能の具体的な使い方については『メールマガジンの機能のアップデート第二弾!各種レイアウトを利用できるようになりました!』という記事で紹介しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
最後に
今回の記事では「ネットショップでメルマガを活用する!」をテーマに、メルマガを始めるべき理由・メルマガの活用例・メルマガ作成サービスなど様々な情報をお伝えしてきました。
最近ではTwitter・Facebook・InstagramなどのSNSを活用した販売促進が大きく取り上げられていますが、SNSを使っていないお客様にとってはメールマガジンがショップの情報を教えてくれる重要な情報源であることに変わりありません。
今回紹介した情報をうまく活かしながら、より読まれるメルマガを作ってみてください!
なお、ネットショップの開業については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
- おすすめの配送方法をチェックしよう
- 送料の決め方に悩んだらこの記事をチェック!
- ネットショップでよくあるトラブルをまとめました