お客さまにとって、お店からの「ちょっとした気遣い」は嬉しいものです。
本資料では、商品に同梱するショップカードや、購入後のおまけ(ノベルティ)についてご紹介します。
上手に活用することで、リピーターの増加や購入金額の向上にもつながるため、ぜひご参考ください。
【こちらの記事はこんな方におすすめ】
☑︎お客さまへ日頃の感謝を伝えたい方
☑︎リピーター育成に興味のある方
同梱物
同梱物の種類
同梱物とは「購入いただいた商品以外に、一緒に梱包するもの」を指します。
ネットショップの場合、実店舗の様な接客対応は出来ません。
同梱物を活用することで、ネットショップの情報発信や、購入後のお客さまとのコミュニケーションができ、リピーター育成にも繋がります。
<代表例>
①ショップカード:
ショップの情報が書かれた小さなカードで、「ショップの名刺」を指します。
ショップからのご挨拶として、ショップ名だけでなく、運営しているホームページのURLやSNSのアカウントなども記載しておくと良いでしょう。
また実店舗も運営している場合は、お客さまの来店につながるよう、店舗の所在地を記載することもおすすめします。
②サンクスカード:
購入してくれたことに感謝を伝える「メッセージカード」を指します。
商品と一緒にお届けすることで、リアルタイムで感謝の気持ちをお伝えでき、ネットショップに親近感を持っていただけるようになります。
③パンフレット:
パンフレットは、複数の印刷物を束ねた冊子を指します。一般的には8〜16ページ程度で構成され、多くの情報を盛り込みたい場合に使われます。(それ以上のページ数となる場合、ブックレットとも呼ばれます)
ページ数も多いため、ブランド紹介や商品への思いなど、ストーリー仕立てで情報を届けることに向いています。
④チラシ:
「届けたい情報を1枚の紙に印刷したもの」を指します。
パッと見でメッセージを受け取ることができるため、新商品の発売やイベント案内など1つの情報を集中して届けたい場合に向いています。
⑤リーフレット:
「1枚の紙を折りたたんでいる印刷物」のことを指します。
パンフレットの様に複数の紙を使わないため、紙面は1枚の紙サイズ内に収まることが必要となります。
パンフレットほど情報量が多くないため、読み手への負荷も少なく、読んでもらいやすいことが特徴です。
アパレルの例)商品のお手入れ方法やおすすめのコーディネイト など
食品の例)レシピ紹介や商品の保存方法 など
メリットとデメリット
同梱物を入れることで、ブランディングの向上に期待ができる一方、作成にあたっては費用や手間が発生します。作成負荷を考慮しつつ、ブランドのスタイルに合わせて、使い分けしましょう。
<メリット>
・ブランディングの向上
・口コミによるブランド拡散
・ライバル店との差別化
<デメリット>
・費用がかかる
・手間がかかる
・デザインセンスが必要
作成手順
ここでは同梱物を作成する際の手順をご紹介します。
作成時は以下ステップで進めてみましょう。
<作成手順>
①カードに載せる情報を整理する
・ショップ名
・ロゴ
・ショップのメールアドレス
・ショップの電話番号
・(実店舗がある場合は)お店の住所
・SNSアカウントやブログURL(QRコード)
・ショップのURL(QRコード)
②カードのデザインを決める
・ブランドカラー
・カード表面・裏面に載せる情報の位置
・大きさ
・文字カラー
・装飾の模様
③印刷する
・自宅のプリンター:
カードの場合は名刺サイズ印刷に対応している機種(家庭用インクジェットプリンター)に用紙をセットするだけで印刷が可能です。
・印刷サービス:
外部委託のため、費用は発生しますが、綺麗かつ手軽に印刷が可能です。
※印刷サービスの例)以下バナーから外部サイトに遷移します
ノベルティ
ノベルティの種類
「先着△名!〇〇円以上の購入でトートバッグプレゼント!」といったフレーズをお聞きになったことはないでしょうか。
ノベルティとは、購入してくださったお客さまに対する、いわゆる「おまけ」です。
上記の場合は「トートバッグ」がノベルティとなります。
普段の購入時とは違う「特別感」や「一般販売されない限定アイテム」といった点を押出すことで、お客様の購買意欲を高め、オーダー単価(購入点数)のアップに繋げることができます。
<代表例>
①トートバッグ:
日常使いはもちろん、レジ袋の有料化に伴ってエコバックが重宝されていることもあり ノベルティの中でもポピュラーなアイテムです。比較的低価格で作成できるため、ノベルティの中でも作りやすいという特徴があります。
②ポーチ:
コスメ・お菓子・文房具など、細々したアイテムを収納するポーチは「高いお金を払ってまで自分で買うほどではないが、あると便利なアイテム」としてノベルティに重宝されます。
デニム生地や色味などを変えれば、パソコンの充電器やイヤホンなど、電子機器をまとめるための袋として、男性でも使えるアイテムとなります。
③マグカップ・タンブラー:
自宅でも職場でも使えるアイテムとして、人気があります。
2つ揃えるとペアになるデザインや、豊富なバリエーションを用意しておくと、全種類揃えようと何度も購入されるケースもあります。
愛用のマグカップやタンブラーはSNSで紹介されやすいため、売上と認知の両方に期待 ができるアイテムです。
④タオル:
ポーチと同様に、高いお金を払ってまで購入するものではありませんが、日用品の中でも比較的消耗頻度が高いアイテムの一つです。
大好きなブランドのタオルをおまけとして貰えると嬉しいと感じる人も多く、ノベルティの中でも人気のあるアイテムです。
⑤ステッカー:
PCやスーツケース、スマートフォンケースなどに自由に貼れ、特に若い世代に人気のノベルティです。
デザイン入稿だけですぐに発注でき、低価格で大量に生産できるため、初めてのノベル ティとしてもチャレンジしやすいことが特徴です。
メリットとデメリット
ノベルティを配布することで、売上の向上に期待ができる一方、作成にあたっては費用が発生します。同梱物と同様に作成の負担を考慮しつつ、ブランドのスタイルに合わせて、使い分けしましょう。
<メリット>
・売上Upに繋がる ※1
・口コミによるブランド拡散 ※2
※1:ノベルティプレゼントの条件を購入金額にすることで、ノベルティをもらえる金額に達するように商品を買おうとする心理が働くため。
※2:一般販売されないので、ノベルティそのものに希少価値があります。ノベルティを手にしたお客様は『特別感』を感じやすく、SNSなどへ投稿される可能性が高くなります。
<デメリット>
・費用がかかる
・作成までの時間がかかる
配布時の注意点
ノベルティをお客様へプレゼントする際は、商品やサービスを誇大広告させないために定められた『景品表示法』という法律の範囲内でキャンペーンを行う必要があります。
⚠️詳しくは消費者庁のホームページをご確認ください
出典:景品規制の概要 | 消費者庁
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