新型コロナウィルスのワクチン接種が始まり、医療従事者や高齢者からの徐々に接種が行われています。ニュースでは連日取り上げられている話題ですが、いつから受けられるの?どこで受けられるの?と不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では現在発表されている情報をまとめていきたいと思います。
- コロナワクチン予防接種とは?
- コロナワクチン予防接種の副反応は?
- コロナワクチン予防接種の対象者や接種の順番は?
- コロナワクチン予防接種はいつからどこで受けられる?
- コロナワクチン予防接種における各自治体の抱える課題や対応は?
- 東京23区のワクチン接種スケジュール(4/13更新)
- 最後に
コロナワクチン予防接種とは?
東京医師会によれば、予防接種(ワクチン)は以下のようなことを指しています。
“毒性を弱めた病原体(ウイルスや細菌)や毒素を、前もって投与しておくことにより、その病気に罹り(かかり)にくくすることを予防接種といい、投与するものをワクチンあるいはトキソイドといいます。”
つまり、あらかじめ病原体(ウイルスや細菌)に対する免疫を作り出すことで、その病気にかかりにくくすることを指します。
今回薬事承認されたのはファイザー社の新型コロナウィルスワクチンです。発症予防効果は約95%と報告されているそうで、新型コロナウィルスに対して有効とされています。
コロナワクチン予防接種の副反応は?
ワクチンには副反応が起きる場合があります。今回のファイザー社のワクチンにおいては、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーが挙げられます。
ただし今回のワクチンは、まだ新しい種類のため、今はまだ明らかになっていない副反応が出る可能性があります。体調に不安がある場合また接種後に何らかの症状が出た場合には、接種した病院もしくはかかりつけ院に相談しましょう。
また、副反応による健康被害が起きた場合には、救済制度が設けられています。救済制度とは、予防接種によって何らかの健康被害が生じ、治療が必要になったり、障害が残ったりした場合、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金などの給付)が受けられる制度のことです。
今回の新型コロナウィルスでも救済制度の利用が可能です。救済制度について詳しい内容についてはこちらをご参照ください。
コロナワクチン予防接種の対象者や接種の順番は?
ワクチン接種の対象者は、ワクチン接種日に16歳以上の方です。またワクチンは以下の優先順位に従い、順次の接種となります。
(1)医療従事者等
(2)高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
(3)高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方
(4)それ以外の方
最初は、医療従事者等から接種が行われます。その後、高齢者、基礎疾患を有する方等の順に接種が行われる予定です。高齢者への接種は、一部の市町村で4月12日に開始される見込みです。最終的には全国民分の確保を調整しておりますが、現時点では、優先順位(1)より接種が行われるため、前項に記載の通り、お住いの市区町村より通知が届くまでお待ちいただくことになります。
コロナワクチン予防接種はいつからどこで受けられる?
今回のワクチン接種を行う期間は、令和3年2月17日から令和4年2月末までの予定です。接種は各地方自治体にて行われます。そのため、人によって接種できる時期や場所は異なります。市町村から届く「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届き次第、接種を受けることが可能です。郵便物を必ずチェックするにしましょう。
「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届いたら、ご自身でワクチンが受けることができる医療機関や接種会場を探し、電話やインターネットから予約をします。当日は、身分証明証と「接種券」を持参することを忘れないようお気を付けください。またワクチンの接種は無料ですので、ご安心ください。
コロナワクチン予防接種における各自治体の抱える課題や対応は?
各市区町村の医療機関や接種会場は、ワクチン接種がより一般化し普及が始まっていく前に環境を整える必要があります。密を避けるための問診時間の短縮や接種体制の構築、予約に関するお問い合わせ対応、またワクチンの温度管理や接種状況の管理なども必要です。
こういった状況を鑑みて、heyが提供する予約システム「STORES 予約」では、予約管理業務を効率的に実施いただくために特別プランの提供と専用相談窓口での導入支援の実施をしております。
本システムを利用することで、自治体職員は予約受付や手入力業務の軽減が見込め、また地域のワクチン在庫数と接種数の一括管理ができ、接種状況をリアルタイムに把握することも可能となります。利用者側は、場所や時間を問わず24時間オンライン上でもワクチン接種予約の手続きを完了することができ、市民の利便性向上にお役立ていただけます。
特設サイトはこちらです。
東京23区のワクチン接種スケジュール(4/13更新)
①接種券発送 | ②接種予約受付開始 | ③接種開始 | |
足立区 | 4/26 | 5/6 | 5/15 |
荒川区 | – | – | 5月中旬以降 |
板橋区 | ①75際以上:5月上旬以降 ②65〜75歳未満:5月中旬以降 ③基礎疾患を有する方 高齢者施設等の従事者 60歳から64歳までの方 上記以外の方:5月下旬以降 |
– | ①5月中旬以降 ②5月中旬以降 ③未定 |
江戸川区 | 4/21 | インターネット予約:5/1 電話予約:5/6 |
5/15 |
大田区 | 5月中下旬 | – | – |
葛飾区 | ①医療従事者 ②高齢者施設入所者(65歳以上)特別養護老人ホーム:4月中旬 ③高齢者施設入所者(65歳以上)特別養護老人ホーム以外:4/26 ④75歳以上の方(高齢者施設入所者以外):4/26 ⑤65~74歳の方(高齢者施設入所者以外):未定 ⑥16~64歳の方:未定 |
– | ①3月 ②4月下旬以降 ③4月下旬以降 ④5月下旬以降 ⑤未定 ⑥未定 |
北区 | 4月中旬以降 | – | 4月下旬以降 |
江東区 | 4/22 | ||
品川区 | 5月上旬以降 | ※高齢者の方は4月以降に接種が開始 | |
渋谷区 | 4月下旬 | 予約システムは5月中旬開設予定 | – |
新宿区 | ①75歳以上:4/26 ②65歳から74歳:5月下旬 ③64歳以下:未定 |
①5/6 ②6月初旬 |
①5/17 ②- |
杉並区 | ①75歳以上の方:4/23 ②65歳~74歳の方:5/6 ③65歳未満:未定 |
①4/30 ②封筒届き次第 ③未定 |
①5/17 ②5/17 ③未定 |
墨田区 | ①高齢者:4月上旬 ②一般:6月上旬 |
・4/19:高齢者施設入所者等 ・5/10:高齢者 ・6/21・基礎疾患・施設従事者 ・6/28:60-64歳 ・7/5:一般 |
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世田谷区 | ①75歳以上の高齢者の方:4/23〜4/27 ②65歳~74歳の高齢者の方:5/1〜5/12 ③基礎疾患を有する方、 高齢者施設等で従事している方:未定 ④60歳~64歳の方:未定 ⑤その他の方:未定 |
4/28 | ・4/12:高齢者施設入所者 |
台東区 | 65歳以上高齢者:4/23 | 5/17 | |
千代田区 | 決まり次第 | ||
中央区 | – | – | – |
豊島区 | ①高齢者:4月下旬以降 ②高齢者以外:6月以降 |
– | – |
中野区 | ①75歳以上の方:4/15 ②65歳から74歳までの方:5月中旬から ③65歳未満の方:6月中旬から |
①4/28 ②5月中旬から ③6月下旬から |
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練馬区 | ①65歳以上の方:5月中旬以降 ②その他:未定 |
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文京区 | 65歳以上高齢者:4/23 | ||
港区 | ・高齢者施設入所者:4月中旬以降施設へ発送 ・施設入所以外の高齢者:4月末から5月6日まで ・その他:調整中 |
・高齢者:5月 ・高齢者以外:7月以降 |
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目黒区 | ・75歳以上の方:4/19 ・65歳以上75歳未満の方:5/17 |
・85歳以上:4/23 ・80歳以上:4/26 ・75歳以上:4/30 |
予約時に確認 |
※各自治体のホームページ情報を参考に作成しております。
※転用はご遠慮ください
※各自治体ホームページもご確認ください
すでに予約システム「STORES 予約」を活用し、ワクチン接種の予約スキームを整え始めている病院もありますので、現在予約のシステム構築をご検討中の担当者さまはぜひお問い合わせください。
なお、予約システムについては「無料で簡単に作れる予約システム」「おすすめ予約システム比較」の記事を参考にしてください。STORES 予約 については「予約システム・サイト導入でSTORES 予約 を使うべき10のメリット」の記事が参考になります。
STORES 予約 については、下のサービス紹介資料で詳しく解説しています。STORES 予約 について詳しく知りたい方は、下記のボタンより資料をダウンロードしてください。
新規導入の電話相談はこちら
TEL:03-6705-8497
(平日10:00−18:00)
最後に
ワクチン接種に関わる情報は日々更新されています。各地方自治体でも接種の準備が進められておりますので、最新情報についてはご自身がお住まいの市区町村のサイトをご確認ください!