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商品の配送方法と送料を決めよう!

ご注文を頂いた後の「商品の届け方」は決まっていますか?

ここでは、商品の配送方法と送料の設定について学びましょう。

STORES の送料設定でできることや、主な配送方法、送料の決め方、業種ごとの設定事例をご説明してまいりますので、送料を設定する前に必ず確認しましょう。

 

記事の内容は、資料をダウンロードして確認することも可能です。あわせてご活用ください。

 

代替テキスト

 

【こちらの記事はこんな方におすすめ】
☑︎送料の設定方法に迷われている方
☑︎他のネットショップの設定事例を学びたい方

送料設定の流れ

まずは送料設定のおおまかな流れをつかみましょう。
お客さまから送料をいただく際の方針を決めてから、詳細設定に移りましょう。

<流れ>

①送料の方針を決める
②送料を設定する
③配送方法を決める

送料の方針を決める

送料の考え方

はじめに、送料に関するネットショップの方針を決めましょう。
考え方には、下記の3パターンが存在します。
方針を決める際は、オーナーさんの意向と最も合うものをお選びください。


① 発送費用のすべてをお客さまから送料としていただく

<特徴

発送にかかるすべての費用をお客さまにご負担いただく方式です。

複雑な計算も発生しないことから、利益計算をシンプルにおこなうことができます。

 

<デメリット>

一部のネットショップでは送料をオーナーさんが全額負担されているケースもあり、同じ商品を同じ価格帯で販売されている場合は送料無料のネットショップが選ばれやすくなります。

送料設定の際は、他ネットショップが送料をいくらで設定されているかに着目してみましょう。

② 発送費用をオーナーさんが全額負担する

<特徴>

発送費用をすべてオーナーさん側で負担する方式です。お客様には送料無料となります。

送料分、利益が減ることになりますが「送料無料」のインパクトから、お客様の購入のハードルを下げることができます。


<デメリット>

送料分、利益が減少します。

「利益が減ってでもオーダーを獲得したい!」といった意向が無い限り、1個購入でも充分に利益が取れるような金額に設定しましょう。

③発送費用の一部をお客さまから送料としていただく

<特徴>

発送費用をオーナーさんとお客さまそれぞれで負担する方式です。

ネットショップの利益を減らしつつも、送料を少しでも安く設定したい場合に利用します。主に「全国一律送料¥500!」といった、送料を一律で設定する際は、この考え方を用います。

送料の一部をオーナーさんが負担することで、送料を懸念される遠方のお客さまの獲得にもつながり、同じ商品を扱う競合ショップがいる場合は、価格の差別化もおこなえます。

 

<デメリット>

お客さまからいただく送料の設定次第では、ネットショップの利益を大幅に減らすことにつながります。また送料を全国一律とした場合は売上と利益の計算が複雑となります。

STORES の送料設定でできること

つぎにSTORES の送料設定でできることについてご説明します。
STORES には大きく分けて二種類の設定方法があります。

 

①送料詳細設定(初期設定):発送する地域や商品によって、個別に送料を設定したい場合

②送料一律設定:どの地域・商品であっても、一律で同じ送料に設定したい場合

①送料詳細設定(初期設定)

送料詳細設定は、「配送先の都道府県別の送料」や「アイテム(商品)別の送料」を設定する機能です。

配送先の都道府県ごとに、異なる送料が設定できます。

また、商品ごとに異なる送料を設定できます。例えば、アクセサリーのように小さく軽いものにはメール便、衣類には宅配便など、アイテム(商品)ごとに設定が可能です。

アイテム(商品)ごとに設定した場合は、複数購入時の送料の計算方法も、合わせて設定しましょう。

 

<参考>

アイテム個数ごとに送料加算する

1回のオーダーにおけるアイテム個数にかかわらず、1アイテムごとに送料が加算される方式です。

例:Tシャツ(ポスト便送料500円)、スニーカー(宅配便送料1,000円)を販売した場合

発送手段ごとに送料を加算する

1回のオーダーで複数のアイテムを購入される場合に、発送手段の種類ごとに送料を加算する方式です。

例:Tシャツ(ポスト便送料500円)、スニーカー(宅配便送料1,000円)を販売した場合

送料が一番高い発送手段でまとめて発送する

1回のオーダーで複数のアイテムを購入された場合に、一種類(最も高い送料)のみ、送料がかかる方式です。

例:Tシャツ(ポスト便送料500円)、スニーカー(宅配便送料1,000円)を販売した場合

※「アイテム個数ごとに送料を加算する」「送料が一番高い発送手段でまとめて発送する」のいずれかで送料設定する場合は、送料の上限金額を設定できます。

※送料詳細設定手順は こちら

②送料一律設定

全商品・全国一律で同じ送料を設定できます。どの商品をいくつ・どの地域から購入されても一律で同じ送料となります。

それぞれの詳しい設定方法や送料無料設定に関しては、下記のFAQをお読みください。

よくある質問:送料の設定方法を教えて下さい

よくある質問:「送料無料設定」について教えて下さい

 

送料の考え方

お客さまが送料を確認できるのは、お買い物の際の「商品ページ」と「お会計画面」です。
商品ページでは、「その商品にいくらの送料が設定されているか」が表示されます。



送料詳細設定の「発送手段の名称」と「送料の計算方法」は、お客さまには表示されませんのでご注意ください。

お会計画面では、お名前や住所の個人情報、お支払い方法を入力したあとに、最終的な送料が表示されます。

 



最終的な送料は、このタイミングでしか確認ができません。
 

そのため送料詳細設定を利用する際は、 ABOUTページ FAQを活用し、詳細を記載いただくことをオススメいたします。


※送料が分かりづらいと、カゴ落ち(商品を買い物カゴにいれたものの、購入されずにページを離れてしまうこと)の原因にもなるため、丁寧な説明を心がけましょう。

主な配送方法

主な配送方法

商品の大きさにあわせ、配送方法を選びましょう。

配送方法は大きく分けて「メール便」と「宅配便」の2種類です。

 

メール便

軽い商品を発送するのに向いており、日本郵便のゆうメール・ヤマト運輸のネコポス・佐川急便の飛脚メール便などがあります。配送料が比較的安く、全国一律料金のサービスが多いのでわかりやすいのもメリットです。

 

宅配便

大きな商品を配送するのに向いており、日本郵便のゆうパック・ヤマト運輸の宅急便・佐川急便の飛脚宅急便などがあります。配達の速さや、時間指定、紛失等の保険などがメリットとしてあげられます。

 

各社の配送サービスの詳細は、下記の記事に詳しく記載しておりますのでご確認ください

officialmag.stores.jp

 

業種ごとの設定事例

さいごに、STORES オーナーさんの送料の事例をご紹介します。
送料設定に迷ったときは、こちらをご参考ください。

アパレル

<傾向>

「送料詳細設定」よりも、「送料一律設定」にしているネットショップ数が上回っています。 

それに加え、 送料無料設定(購入金額が一定以上の場合に送料を無料にする設定)をしているショップが、多い傾向があります。

 

<送料無料設定について(アパレルの場合)>

送料が無料になる購入金額を、1万円〜2万円に設定しているショップが多く見られます。
これは「1万円になるように2点買おう」と、お客さまに複数点購入いただくためのショップ側の工夫が背景にあります。

送料を無料にする設定金額は、ご自身のショップで扱う商品の平均単価を計算し、2点以上購入すると到達する金額にご設定いただくことをおすすめします。

(衣類がメインのショップの場合、アクセサリーなどの小物と合わせて購入した金額で設定すると良いでしょう)

 

食品

<傾向>

「送料一律設定」よりも、「送料詳細設定」をしているショップが多く、計算方法は「発送手段ごとに加算」が多い傾向にあります。

また常温の商品と冷蔵の商品の両方を扱う場合は、宅配便とクール便をそれぞれ設定していることが多いです。

 

<宅配便とクール便の使い分け>

宅配便とクール便では、配送業者に支払う料金が大きく異なります。

クール便は高額のため、商品全てに適用してしまうと、本来安くお送りできる常温の商品まで、高い送料をいただくようになってしまいます。

反対に、クール便を通常の宅配便の送料に合わせてしまうと、ショップの費用負担が大きくなってしまいます。

「クール便の送料が他よりも高くなる」のは、お客様にとっても納得感のある理由なので、それぞれを明確にすることをおすすめします。

クール便の商品はまとめて買っていただくよう、アイテム説明でおすすめするのも
お客様に喜ばれる工夫の一つです。


<送料無料設定(食品の場合)>

アパレルと比較すると、食品のほうが商品単価が安くなるため、送料が無料になる購入金額は、5,000円〜1万円にしているショップが多く見られます。

 

<シール機能の活用> 

どの商品が、どの配送方法に設定されているかは、お客さまからは見えません。

クール便と宅配便を使い分ける場合は、商品名やカテゴリを活用してわかりやすく設定しましょう。

シール機能も活用すると、よりわかりやすくなります。

おすすめのシールは、こちらからダウンロードしご利用頂けますので、ぜひご活用ください。

 

紹介した内容をもっと詳しく知りたい方へ

今回ご紹介した記事の内容は、資料でまとめて確認することができます。あわせてご活用ください。

 

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▼次に読む記事はこちら

officialmag.stores.jp

 

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