毎月10,000件のショップがお商売を始めている STORES(ストアーズ)には、個性豊かなショップオーナーさまがたくさんいらっしゃいます。
今回お話を伺ったのは、プロダクト開発を行っているクリエイティブユニットTENTの治田さんと青木さん。
STORES でのネットショップ販売を中心とされていましたが、2021年4月下北沢に専門ショップTENTのTEMPOをオープンしました。そこでは、 STORES レジ を導入していただいています。導入の経緯や使い勝手についてお伺いしました。
TENTのお二人には、過去にもお話をお伺いしています。
記事は こちらからご覧ください。
一つ一つ丁寧に、こだわり抜く商品作り
- TENT さまのはじまりについて、改めて教えてください。
治田さん:最初は私1人でフリーランスのプロダクトデザイナーとして活動していました。そのときに共通の知り合いを介して、クライアントと受注先という形で知り合いになりました。当時青木さんはまだ会社に勤めていらっしゃいましたね。
- その関係性から一緒にやっていくことになるのはすごいですね。
青木さん:実際に一緒にやり始めたのは、知り合ってからでいうと、3〜4年は経っていました。当時は展示会が盛り上がっていて、若手のデザイナーブースがあったんです。ただ出展には結構費用がかかるので、折半して出そうとなったのが始まりですね。
その後、しばらくは別々で活動しつつ、展示会がきっかけで商品化の話がきたり、逆に企業にもちこんだりもしました。そのご縁で結果的に2人に対する仕事が増えてきたので、じゃあいっそ会社を統合するかとなったんです。
- 商品はどのように作っているんですか?
治田さん:ディスカッションしながら作っていて、本当に小さい商品でも最短で1年かかっています。アイディア出しをしてから3ヶ月くらいで形が決まったとしても、そこからいろいろ紆余曲折があって、なんだかんだそのくらいかかりますね。
写真とテキストだけで、かんたんに始められたネットショップ
- 他の販路に頼らず、自分たちでネットショップを始めたきっかけはなんだったのでしょうか?
青木さん:ネットショップを始めた当時は震災の直後で、商品化を目指していたプロジェクトが頓挫しました。その時にSNSを通じて、STORES の存在を知って、「これを使ったら、ひょっとして自分たちで売れるの?」となったのが始まりです。
だから通販をやろうっていう発想はむしろ後からで、「0円で売れるらしいよ、ちょっとやってみる?」という感じでした。
- その際、他のネットショップサービスも比較されましたか?
治田さん:比べるというか、知らなかったです。あとから他のサービスも知ったのですが、ちらっと見ても自分たちで使える感じがしなくて、ピンとこなかったんですよね。
青木さん:僕らはもうこれで行きますって決めていたので、検討もしていないですね。一番何も違和感がなかったのが STORES で、主張し過ぎずあくまで脇役でいようとしてくれる感じがよかったです。
- 最初はショップの認知がなかったのではと思うのですが、どのように認知を獲得していったのでしょう?
青木さん:最初はBOOK on BOOKとディスプレイクリーナーの2つを販売していました。他に取り扱っていただいていたお店で、商品がNHKの番組で取り上げられたことをきっかけとして新聞に載って、その後メディア掲載が立て続けにあったんです。
当時は2〜3ヶ月に一度友人が買ってくれるくらいだったのですが、急に1日に100個の注文入るということもあって慌てましたし、「発送は誰がやるの?」となりましたね。
初めて触る人でもすぐに使え、かんたんに操作できる STORES レジ
- その後ネットショップだけでなく、実店舗も始めようとなったタイミングで、STORES レジ も検討いただいたのでしょうか?
青木さん:いつかこういうお店ができたらいいねって話はしていたんですけど、実は計画的に始めたわけではないんです。急に、空きができたから入らないか?という話をもらい、いつかやりたい夢の実験台として、「せっかく声かけてもらったからやってみる?」という感じで始めました。
内装などの準備をする中でいつかレジもやらなきゃと話をしていたら、ちょうど STORES レジ をリリースするという連絡がきたんです。他のシステムを考えたりもしましたが、そのシステムと STORES (ネットショップ) のシステム連動ができるのかもわかりませんでした。
最悪その場で STORES で買ってもらい、商品を物理的に渡してレジをなしにすることも検討していたくらいです。
治田さん:他のシステムを導入するとしたら、この商品数を全部入力しなきゃいけないので大変だなと思っていたときに連絡があったので、すごくいいタイミングでした。ネットショップも2013年ごろの STORES が立ち上がった直後に始めていて、今回もたまたま必要だなというタイミングでお声がけいただいたので、不思議なご縁を感じています。
- STORES レジ の使いごこちはいかがでしょうか?
治田さん:STORES のネットショップに登録していた商品がそのままダイレクトにレジの商品一覧に反映されるので、全くストレスなく始められてよかったですね。
青木さん:基本的に操作で迷うことはないです。レジを使い始めたいと思っていたときに、ちょうど良く始められた段階でいうと、とても使いやすいですね。アルバイトの人が初日に触っても全然問題ないですし、ヘルプで来た奥さんもすぐに使えていたので不安はないです。
治田さん:ヘルプで入った人がさっと使えるのは相当すごいことだと思います。
青木さん:使っていくうちに、細かい要望はでてきますけど、そこはいつもの STORES さんなので、いつか対応してくれるだろうなと。(笑)
- どういう方におすすめでしょうか?
青木さん:すでにネットショップを始めている人が実店舗を始める場合には、とてもおすすめです。ただ、同時に始めるか、あるいは実店舗をやっていてネットショップを始めるかの場合、どの順番がいいかはちょっと想像がつかない感じもしますね。
人と人でつながれることが STORES サービスを使い続ける理由
- STORES ・ STOERS レジ、さらには STORES 決済 と STORES のサービスを使い続けている理由はありますか?
青木さん:信頼して使っている理由は、かなり人が見えるところですね。システムなのに人として対応してくれている点がとても気に入っています。問い合わせたら、ちゃんと人として答えてくれるし、割と仲間感というか結びついている感じがしています。機能の足りる・足りないは、要望を出せばいつか応えてくれるだろうなって思っていますね。
治田さん:一番初期の頃から着実に機能が足されているじゃないですか。その足される機能に対して、タイミングが丁度よかったり、「ついにきた!」という本当に必要だったものが足されていたりするんですよね。バージョンアップの正しさも使っていてありがたいです。話を聞いてくれて、見てくれて、応えてくれている感じとそのタイミングですね。
青木さん:周りの STORES を使っている人たちから、「なんでこれができないんだ?」といった話も聞くんです。僕らも「なんでだろうね」と思いながら、「大丈夫じゃない、STORES さんならそのうちやってくれるよ」と話しています。不満がゼロではなくて、ただきっと応えてくれるって信頼して使っていますね。
治田さん:こんな機能が必要だっていう声がある中で、全部対応していくと、今度は初めての人にはどんどん難しくなっていくじゃないですか。その匙加減が難しかったり、せめぎ合いもあったりするんだろうなと思いつつ、その辺の判断が使い手とずれていないと感じますね。
分かりにくい機能はつかないし、最初のわかりやすさはキープしつつ、ちゃんと手が届くサポートがどんどん追加されていく点も気に入っています。
リアルとオンラインを融合した取り組みにもチャレンジしたい
- 次はこんなことをしたいなど、お二人で話していることはありますか?
青木さん:昔は新製品発表を合同展示会に出展することでやっていて、その後は逆にコロナに至るまではネット上だけでやっていたんです。主軸をだんだん自社のネットショップに置き始めていました。今は発表会が懐かしいので、今度は物理的なところ、例えばお店で、発表会をオンライン配信できたら楽しいなと思っています。
発表会の会場でもオンラインでも買うことができて、おもしろそうですよね。昔みたいに展示会など他社の何かに依存するというよりは、自分たち発信のイベントや自分たちでできる範囲のことをやってみたいです。それがもし STORES で一括でできたらよりいいですね。期待しています!(笑)
♦︎TENTのTEMPOのレジ周りをご紹介♦︎
使っているサービス・機材
- ネットショップ:STORES
- キャッシュレス決済:STORES 決済
- レジ:STORES レジ(在庫連動機能OFF)
- プリンター:EPSON
- iPad:iPad Air
♦︎TENTのTEMPOのおすすめ商品ご紹介♦︎
治田さんのおすすめ「TOOL STAND FLOOR」
ハンドルを持って移動できるので、リモートワーク中のデスクのお供にも最適!
青木さんのおすすめ「テーブルランプ イチ」
電池を使用するランプなので、コードレスで持ち運びも可能!
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