2015年から急激にユーザー数を伸ばしているインスタグラム(Instagram)。飲食店やサロン・美容院、中には個人事業主の方まで、多くの方がマーケティング施策としてインスタグラムを活用しています。
そこで今回は、特に、個人事業主や中小企業向けのインスタグラム活用のポイントについてお話しします。
- インスタグラム活用が向いているサービス・商品とは?飲食店は入っている?
- 飲食店のみならずインスタグラムマーケティングのコツは、1日1投稿が成功の秘訣!?
- 飲食店などのインスタ活用では、長期的なスパンの計画が大事!
- インスタ投稿動画の長さは、商品によって変える!!飲食店など参考にしてください
- 最新のインスタ活用術はこちら!飲食店や美容室など
- インスタグラム活用の4つのポイント!飲食店・サロン・美容院の方必見!のまとめ
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インスタグラム活用が向いているサービス・商品とは?飲食店は入っている?
流行に乗ってインスタグラムを活用すれば、マーケティング・集客や売上アップに繋がるとは限りません。なぜなら、多くの人々に見てもらい、買いたいと思わせる必要があるからです。それにはどんな客層に見てもらえば売り上げが上がるのかを確認しなければなりません。最初にインスタ活用にマッチしたサービス、商品を見極めるという事をしてみましょう。
インスタグラムは、写真や動画をメインとしたSNSで、エンドユーザーの利用率が非常に高いことが大きな特徴です。そのため、個人に向けたBtoCのサービスや雑貨や日用品、美容品などの商品を扱う個人の飲食店やサロン、商品販売、通販などの事業に向いています。そういった分野の職種に関してはインスタグラムが効果的なのでどんどん活用していきましょう。
また、あなたが日用品をプロデュースしたいとしましょう。その時、同じ100人でも、様々な興味を持っている人々が集まっている集団よりもほとんどが日用品に興味を持ってくれている集団の方が売れ行きは良くなると思いませんか。
対して、法人向けサービスやWEB、ネットビジネス関連は、写真では伝わりづらい上に、ユーザーも避ける傾向があるため、自社の商品はインスタグラムとの相性がいいのかを始める前に考える必要があります。
インスタグラムはやはり「映え」というくらい写真や動画の華やかさが大事なので、自身の商品やサービスをプロデュースしていく時はそこの部分を意識していきましょう。
飲食店のみならずインスタグラムマーケティングのコツは、1日1投稿が成功の秘訣!?
Instagramは、他のSNSと比べて、質の高い、面白い写真にユーザーが反応すれば、フォロー数、いいねが増えますが、地道な写真投稿や他のユーザーとのコミュニケーションが大切になります。
バズるなんて単語があるくらいですから、もちろん1回の投稿で沢山のハートを付けてもらえたり、多くの人に見てもらえたりなんてことがあります。しかしそういうものは長続きはしません。
長期間のビジネスを展開する事を考えている場合でしたら、地道に写真投稿をしていき、1人、また1人といった感じで顧客になってくれそうなユーザーを探す事が大事だと思います。商品やサービスに関連した写真を1日に1回の更新頻度と、他のユーザーへのいいねやコメントなどのコミュニケーションが必要です。
他のユーザーへのいいねはとても重要です。こちらがハートを押す事で向こうもハートを押してあげるなんてユーザーは大体半分くらいいます。そしてコメントも含めたコミュニケーションをとる事で相手との距離が縮まり、その時に購買意欲を高まらせることが出来るでしょう。
特に、飲食店では料理の写真などインスタ映えを意識したり、サロン・美容院では流行の髪形のスタイリング方法を動画でアップロードしたりするなど、大量の写真・動画が投稿される中で他の企業には負けないオリジナリティを発揮することが非常に大切です。
インスタグラムをやってみると分かるのですが、ライバルは結構いるものです。特に自分のプロデュースしたいものに絞ってハートを押したり友達登録したりするとそういう会社が見えてきます。しかしその一方で、他の人の投稿に刺激を受け自身の商品やサービスがより良いものにしていけるなど、良い面もあります。
飲食店などのインスタ活用では、長期的なスパンの計画が大事!
インスタグラムでは、ユーザーが「いいね」と思った投稿に反応し、企業HPのリンクからサービス購入に繋がるまで時間がかかります。ECサイトとは異なり、ユーザーは、主に暇つぶしのために投稿を見ているため、購入への意思は低いケースが多いためです。
ハートを押してくれたり、中にはコメントをしてくれるユーザーも現れたりしますが、いざ声を軽めにかけてみると、途端にしり込みしてしまうケースが良くあります。そういった事は経験したことがあります。
そのため、少なくとも4〜6ヶ月ほどのスパンで投稿内容の計画を立てて、継続していくことが大切です。継続してアップロードすることは、エンドユーザーにとっても「新しい情報を多く更新してくれる」と認識されやすく、アカウントとして好感を持たれやすいためです。
しかも、継続していくことで徐々に閲覧数も増えていったりしますし、ハートを押してくれる人も増えていきます。
個人事業主や飲食店やサロン・美容院などでは、1投稿あたり最低100いいね、1000フォロワー以上に辿り着かなければ、売上や集客に繋がりにくいので、根気強く継続していくことが大切です。100いいね、1000フォロワー以上にたどり着くのには数か月ではなかなか成しえません。その場合には年単位で計画を立てていった方が良いでしょう。
インスタ投稿動画の長さは、商品によって変える!!飲食店など参考にしてください
インスタグラム活用の一番のポイントは、ユーザーを惹きつける写真や動画です。
綺麗な景色や料理の写真など質の高い投稿は、ユーザーの反応が良く、いいねやコメントがつきやすいです。質の高い投稿を毎日継続して行っていけば、必ず閲覧数やハートを押される数も増えていきます。
また、最近では、動画の投稿可能時間が伸びているので、サービスの紹介にキャッチのある動画を盛り込むのもポイントになります。最近は動画の再生時間が15秒から1分に延長されたことでも話題を呼んでいます。1分あれば色々な宣伝が出来る様になりますよね。
動画が長くなるにつれて、商品への理解度はもちろん高まります。しかし、広告をするうえでの動画は長ければいいというものではありません。お客様の購買意欲を掻き立てるためには10秒ほどの動画がいいともされています。
アピールしたい商品と動画の相性を考える必要がありそうです。飲食店で料理の動画をアップロードしたり、サロン・美容院でスタイリング動画をアップロードしたりするときは、10秒に動画をまとめて編集することは至難の業です。短い動画は推奨されますが、長さだけに限らず、「ユーザーが喜んでくれる動画」を意識することが何よりも重要です。
最新のインスタ活用術はこちら!飲食店や美容室など
飲食店
ただ料理の写真やお店の様子を投稿しているだけではフォロワーは増えていきません。
フォロワー数の多い飲食店に共通しているのは以下の3点です。
1.投稿する画像がスタイリッシュ
ユーザーは画像の雰囲気を重点的に評価します。「美味しそう」「オシャレ」「雰囲気がいい」と思ってもらえるよう画像には工夫をしましょう。
2.統一感を持たせる
お店がどんな雰囲気なのか、どういうシーンで使うお店なのか。画像から利用シチュエーションがイメージできるよう、投稿には統一感を持たせましょう。
3.ターゲットを明確にする
2とも少し繋がりますが、「このお店は自分にピッタリ!」と思ってもらえるように、狙うターゲット層を明確にしましょう。色んな層を取り込むなら、SNSごとにターゲットを少しずらすといいでしょう。
美容室
いまやインスタグラムを活用していない美容室の方が珍しいほど。利用者が増えれば投稿も増えて、普通のハッシュタグでは埋もれてしまうようになりました。例えば「#金髪」では20万件近い投稿が検索でヒットしてしまうため、お店にとってもユーザーにとっても利便性が悪くなっています。
そこで必要なのが、より具体的なハッシュタグをつけること。「#金髪ロング」(約4000件)や「金髪ボブ」(約6000件)にすれば同じ投稿でも一気に注目度が上がります。
インスタグラム活用の4つのポイント!飲食店・サロン・美容院の方必見!のまとめ
今回ご紹介したInstagramの活用ポイントは以下の通りです。
・Instagramと商品の適正チェック
インスタグラムは写真の豪華さが重要なツールです。自身の商品やサービスが写真や動画で良さを伝えられるかを考えてみましょう。
・更新は1日1回
たまに投稿するだけでは忘れられてしまいます。そこで最低でも1日に1回、出来れば1日に2~3回投稿出来ると閲覧者も増えていくと思います。
・計画は中期的に
数回投稿しただけではいいねを沢山もらえたりコメントがひっきりなしに来たりはしません。少なくとも半年から、出来れば年単位でどういう風に自分の商品やサービスをプロデュースしていくのかを考える必要があります。そうすればインスタグラムをきっかけに買ってくれる人も増えてくると思います。
・購買意欲をかきたてる動画は約10秒が最適
動画は1分出来ますが、あまり長くなってしまってもかえって見てもらえなくなってしまう事に注意しましょう。自社の商品をアピールする上で、Instagramは適しているかを考えつつ、効果的な活用をすることをお勧めします。