ヨガやジムなどお客さまに何度も通ってもらう形態の店舗では、回数券の導入によりリピーターが増加するなどのメリットがあります。
しかし、紙の回数券は印刷などのコストがかかるほか、管理の手間もかかるのが欠点です。そうした紙の問題点を解決するのが電子回数券で、運営側・ユーザー側両方に導入のメリットがあります。
今回は、電子回数券が紙よりも優れている点や具体的な導入方法、おすすめアプリを紹介します。電子回数券に興味のある方は、ぜひご一読ください。
紙の回数券の問題点
まず、回数券のメリットを簡単に説明します。
回数券を導入すると、まとまった売上が入るのが第一のメリットです。
次に、回数券を買うと使い切らなければ損になるという意識が働くため、来店頻度が増えてお客さまがリピーターになる可能性も高まります。また、来店したついでに、その他の商品やサービスが売れることもあるでしょう。
このように回数券を発行するとさまざまなメリットがあります。
しかし、回数券を紙で発行する場合には問題点もあります。紙で回数券を管理すると、残り回数や有効期限などの管理が煩雑で事務作業が増えるほか、印刷費用も必要です。
ユーザー側でも紙の回数券は問題点があります。紙の回数券の場合、回数券を忘れたり紛失したりすることもあるでしょう。
また、回数券は店舗で直接購入しなければならないのもデメリットです。
電子回数券とは?
電子回数券とは、紙の回数券の問題点を解消できるメリットがあります。電子回数券とはどのようなものなのか解説します。
電子回数券の概要
電子回数券とは、回数券をオンライン上で使えるようにしたものです。予約システムなどと連携して使われることが多く、予約を行なうと同時に回数券も消費される仕組みです。購入もオンラインで行なわれることが多く、紙の回数券のような実体はありません。
電子回数券の発行後はパソコンやアプリなどの管理システムから管理が可能で、使用した日時や残り回数、有効期限などがわかります。
電子回数券の運営側のメリット
電子回数券を使う運営側のメリットをいくつか挙げてみます。
まず、回数券を電子化すれば、紙の回数券で必要だった印刷コストを削減できます。オンラインで決済も行なうため、現金のやりとりがなくなるほか、24時間いつでも販売できるようになり、販売機会が増えるでしょう。
さらに、電子回数券を使うと管理の手間も省けます。紙の場合は集計を手作業で行なわなければなりませんでしたが、電子回数券は管理システムにより自動的に集計が可能です。省力化された分、本来の業務に集中できるでしょう。
電子回数券を使うユーザー側のメリット
電子回数券は運営側だけでなく、ユーザー側にもメリットがあります。
電子回数券はオンラインでいつでも購入できるため、わざわざ店舗へ行く必要がありません。
また、電子回数券は紙のように紛失したり来店の際に忘れたりする可能性が大幅に減ります。有効期限などを通知する機能があれば、期限切れで回数券が無駄になることもないでしょう。
電子回数券の導入方法に関するQ&A
電子回数券は非常に便利ですが、導入したことのない人にとっては不安な点も多いのではないでしょうか。ここでは電子回数券の導入方法に関して、よくある疑問に答えます。
導入費用はどれくらいかかる?
電子回数券は、システムの使用料などが高いのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、電子回数券を提供しているサービスには、導入費用0円、月額料金0円で使用できるものも多くあります。
例えば、STORES 予約 は初期費用0円で、月額料金は0円のフリープランも用意されています。フリープランで必要な料金は、決済手数料の4.9%+99円だけです。
どれくらいの期間で導入できる?
電子回数券を提供しているサービスの多くはクラウドを使用しているため、店舗に新たなサーバーを設置する必要がありません。そのため、5~10営業日前後と短期間で導入できます。
アプリによって必要な日数は異なるため、事前に問い合わせておきましょう。
対応している支払い方法は?
電子回数券はオンラインで決済手続きも行なうため、支払いはクレジットカード決済がほとんどです。STORES 予約 の場合も、支払いは基本的にクレジットカード決済です。
ちなみに、STORES 予約 の場合はクレジットカード以外の支払い方法でも電子回数券を発行可能です。例えば、店頭で現金を受け取った場合、管理画面上から現金を支払ったお客さまに回数券の権利を付与できます。クレジットカードが使えないなどの事情がある場合でも、柔軟な対応が可能です。
電子回数券を導入するなら STORES 予約
STORES 予約 はフリープランでも電子回数券が使えるなど、電子回数券に関してさまざまなメリットがあります。ここでは、STORES 予約 の電子回数券の特徴や使い方を紹介します。
STORES 予約 の電子回数券(オンライン回数券)機能とは?
STORES 予約 の電子回数券は、月額0円のフリープランでも使える機能です。ただし、フリープランの場合は、回数券を利用した予約受付ができません。回数券を利用した予約機能を使うには、月額9,790円(税込)のスモールプラン以上が必要です。
回数券は1種類だけでなく、目的に応じて複数の種類を作成できます。作成した回数券はオンラインでクレジットカードを使って購入可能です。購入から25日以内であれば、返金受付もできます。
ライトプラン以上であれば、オンラインで回数券を利用して予約でき、予約が完了すると回数券の残数が自動的に減ります。予約をキャンセルした場合も、回数券の残数は自動的に回復するため、いちいち手動で操作する手間がありません。
残り回数や有効期限は、運営側の管理画面から確認できるだけでなく、お客さまのアプリからも閲覧できます。
回数券機能の使い方
実際の回数券の使い方をいくつか紹介します。
まず、通常の回数券の使い方を解説します。
- STORES 予約 の管理画面にログインする
- 画面上部にある「回数券・月謝」をクリックする
- 「回数券を作成」をクリック
- 回数券名・説明文・金額・回数・有効期限を入力する
- 作成する回数券を使って予約できるページやメニューを選ぶ(ライトプラン以上)
- 「回数券を作成する」をクリック
- テスト予約で予約の流れを確認
- 予約ページのURLをQRコードなどでお客さまに案内する
STORES 予約 の回数券で設定できる金額は200円以上100万円未満までです。
次に、パスワードが必要な回数券の作成方法を説明します。
- STORES 予約 の管理画面にログインして、あらかじめ回数券を作成
- 管理画面の上部にある「回数券・月謝」をクリックする
- 作成した回数券をクリック
- シークレットページ設定をクリック
- パスワードを入力
- 「設定する」をクリック
- テスト予約で予約の流れを確認
- 招待したいお客さまにURLとパスワードを案内する
店頭で回数券を購入したお客さまに回数券を登録する方法を説明します。
- STORES 予約 の管理画面にログインする
- 管理画面の上部にある「回数券・月謝」をクリックする
- 登録したい回数券をクリック
- 「回数券購入者」をクリック
- 「回数券購入者を追加する」をクリック
- お客さまの情報を入力
- 「追加」をクリック
最後に回数券の返金方法を説明します。
- STORES 予約 の管理画面にログインする
- 管理画面の上部にある「回数券・月謝」をクリックする
- 返金する回数券をクリック
- 「回数券購入者」をクリック
- 該当するお客さまの契約状況欄にある「有効」をクリックすると、「返金する」が表示されるのでクリック
詳しくは、以下の解説動画と解説記事もチェックしてみてください。
『予約システム STORES 予約 の月謝 / 回数券 の作成方法』
導入事例をチェック
ここで、STORES 予約 の回数券機能の導入で業務が効率化された事例をご紹介します。
女性を中心としたスタジオ・フィットネスプログラムを展開しているvisiongym (ビジョンジム)三田店様では、STORES 予約 導入以前は紙の回数券を利用されており、回数券の管理はExcelで行なっていたとのこと。しかし、手作業で有効期限や残回数を正しく把握するには工数が多く、スタッフに負担をかけるものでした。
しかし STORES 予約 で電子回数券を導入してからは管理業務が一切なくなり、接客業務などに集中できるようになっています。電子回数券の導入によりペーパーレス化や業務効率化が実現された好例です。
詳しい内容は下記記事をご覧ください。
『visiongym 三田店 〜デジタル回数券機能でペーパーレス化・業務効率化を実現!〜』
電子回数券で業務効率化と顧客の利便性向上を実現しよう
回数券は売上がまとまって入るほか、リピーターの増加にも欠かせない存在です。しかし、紙の回数券では発行コストや管理の手間がかかるほか、紛失などの可能性もあります。
電子回数券は紙の回数券のような発行や管理の手間がほとんどありません。紛失や持参忘れの可能性も大幅に減ることから、運営側・ユーザー側両方に大きなメリットがあります。
電子回数券は導入費用0円、月額料金0円から始められるものも多く、導入日数も数日程度で、手軽に導入できるサービスです。
STORES 予約 も初期費用0円で月額料金0円から始められます。目的に応じて複数の回数券を作成でき、パスワード設定により特定のお客さま向けの回数券設定も可能です。クレジットカードによるオンライン決済だけでなく、店頭での支払いなどにも柔軟に対応できます。
現在、紙の回数券を使っているのであれば、この機会にぜひ電子回数券の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
新規導入の電話相談はこちら
TEL:03-6705-8497
(平日10:00−18:00)