STORESの決済手段のひとつであるコンビニ決済は、数あるネットショップの決済手段のなかでも利用率が高いことが特徴です。この記事では、コンビニ決済の仕組みとメリット・デメリットについて、購入者・オーナー様両方の視点から解説します。
コンビニ決済をまだ決済方法に加えていないオーナー様には、コンビニ決済が人気の理由をぜひ知っていただき、決済方法としての追加をご検討くださいね。
コンビニ決済の仕組みとは?
コンビニ決済とは、注文完了メールに記載されているコンビニ決済番号を使い、コンビニでお支払いただく決済方法です。決済番号をコンビニにある端末(ファミリーマートのFamiポートやローソンのロッピー)に入力して支払いレシートを発券し、レジにて現金でお支払いいただきます。
<対応しているコンビニ一覧>
※各リンクをクリックすると、それぞれのコンビニ端末における操作方法説明のページに移動します。
「コンビニ決済」を利用する購入者のメリット
コンビニ決済の購入者側のメリットを解説します。
時間の制約がない
コンビニであれば基本的に365日24時間支払いが可能なので、支払い期限内であれば時間を気にする必要がありません。通学・通勤の合間などに最寄りの指定コンビニで支払いできます。
領収書が発行される
コンビニで支払いの証明となる領収書が発行されるので、領収書が必要な購入者は改めて領収書を依頼する必要がありません。仕事上の経費として処理する場合、すぐに精算に回せます。
※一部コンビニでは領収書ではなく受領書といった形で発行されるケースがございますのでご注意ください
誰でも利用可能
クレジットカード・銀行口座がなくてもネットで買い物ができます。年齢層の若いお客様でも買い物しやすい決済方法です。
「コンビニ決済」を導入するオーナー様のメリット
次に、オーナー様のメリットを説明します。
幅広い層を取り込める
クレジットカード・銀行口座を持っていない年齢層の若いお客様やお年寄りにも購入して頂くことが可能になります。「クレジットカードが無いから買えない…」と購入チャンスを失う機会が減ります。
代金未納がない
STORESを利用する場合、基本的に支払い確認完了後の商品発送のため代金未納の不安がありません。サービスによってはオプションで債権保証をつけることもありますが、STORESならそういった手続きも不要です。
振込確認不要
銀行振込の場合、オーナー様は振込確認が必要です。しかしコンビニ決済の場合、STORESから支払いが完了された旨のメールが届くのを待つだけで良く、面倒な手順は不要です。
「コンビニ決済」のデメリットはあるの?
メリットばかりではなく、少しデメリットもあります。購入者様、オーナ様の両方の視点から見ていきましょう。
購入者のデメリット
- 支払いは現金のみ
コンビニでの支払い方法は現金のみです。
- エリアによっては手間
利用できるコンビニは指定されており、そのコンビニが遠い利用者には不便です。
- 支払い期限がある
支払い期限が注文日を含めて3日間で、この支払い期限を過ぎても入金がないとオーダーは自動的にキャンセルされます。
オーナー様側のデメリット
- キャンセルが発生しやすい
STORESでは支払い期限が注文日を含めて3日間のため、支払い忘れなどが理由でキャンセルが発生しやすいとも言えます。STORESの場合、支払い期限を過ぎても入金がないとその注文は自動的にキャンセル処理されるため、タイミングによっては販売チャンスを逃してしまいます。
- 導入までに時間がかかる
コンビニ決済の導入まで時間がかかる場合があります。
ただし、STORESなら難しい手続きや追加コスト0円ですぐに導入できます!
- 運用に手間・費用がかかるケースがある
STORESでは振込後の返金はできず、ストアオーナー様から直接購入者へ銀行振込などで返金する必要があります。その場合もSTORESからの売上振込は通常通りおこなわれ、一度決済された売上には決済手数料が発生します。
さいごに
コンビニ決済の仕組みとメリット・デメリットを解説しました。コンビニ決済はクレジットカード・銀行口座不要の仕組みですので、年齢層の若いお客様の取り込みには欠かせない決済方法だといえます。代金未納リスクがなく、入金確認作業も不要です。
ただし、注文日から3日間が支払い期限のためキャンセルのリスクがあり、指定コンビニが近くない購入者には手間がかかります。
ご自身のネットショップのターゲットを考慮し、売上・利益の向上に役立つようであれば、ぜひ導入してみてくださいね。
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