新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、対面での人と人との接触を避ける工夫が必要となり、今ではオンラインでのやり取りが主流になりつつあります。
最初は、人との接触を避けるためにやむを得ず始めたオンラインでのやり取りでしたが、移動費や時間がかからず遠方の方とも交流できるなど、オンラインならではの利点も注目されるようになりました。この先、コロナウイルスが終息したとしてもオンラインを活用した生活様式は継続されるのではないでしょうか。
オンラインでのやり取りは、飲み会や会議だけでなく、レッスンでも活用されています。非対面でのオンラインレッスンは、これからの時代、確実に主流になっていくサービスだといえるでしょう。ただ、まだ始まったばかりのサービスなので、予約の受付や決済手段で戸惑うことも多いかもしれません。
そこで、導入したいのが、予約システムです。予約システムを使えば、面倒で戸惑うことの多いオンラインレッスンの予約や決済も非常に簡単に行なうことができます。
この記事では、オンラインレッスンにおける予約から決済、そしてレッスン実施までの流れをご紹介します。
予約システムとは?
予約システムとは、言葉のとおり、これまで人が行なっていた、お客様との日程調整や飽き枠の管理など、予約管理業務を自動化するためのものです。電話やFAX、メール、予約フォームといったさまざまな媒体からの予約を一元化し、予約管理のための労力を減らして業務の効率化を図れます。
オンラインレッスンの予約においても、予約システムの活用で予約から決済、実施までの業務効率化が実現します。
従来では、予約媒体が多数あると流入が増えやすい一方で、管理の手間がかかるのが難点でした。また、人の手で行なうため、転記間違いや聞き漏らし、ダブルブッキングといったミスの可能性をゼロにすることはできません。
しかし、予約システムを導入して管理業務を自動化すると、業務の効率化だけでなく、上記のような人的ミスの削減にもつながります。
予約システムによっては、予約確認メールや前日のリマインドメール、サービス終了後のフォローメールなどの細かなフォローアップを自動化できるものもあります。これにより、お客様との相互確認ができ、急な予約キャンセルを防ぐことも期待できます。また、細かなフォローアップにより、顧客のファン化にもつながるでしょう。
以下の記事では、予約システムについてさらに詳しくご紹介しています。
オンラインレッスンの予約・決済の流れ
この章では、予約システムを利用したオンラインレッスンの予約から決済までの流れを解説します。
ビデオ通話ツールのダウンロード・インストール
通常、オンラインレッスンは、ビデオ通話ツールを介して実施するので、まずは、どのツールを使ってオンラインレッスンを行なうかを決定しましょう。
オンラインレッスンでは基本的に、事業者側、お客様側それぞれで、同じツールをダウンロード・インストールしておく必要があります(ツールによってはこの限りではありません)。
一般的によく利用されているビデオ通話ツールは、ZoomやSkypeです。事業者によっては、LINEのビデオ通話やInstagramのライブ配信を利用しているケースもあります。
Zoomは、ブラウザで使用する場合、お客様側でのダウンロード・インストールが不要なので、オンラインレッスンでは、上記のなかでも特によく利用されています。
以下記事では、Zoom、Skypeにおけるオンラインレッスンのやり方を解説しています。より詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
Zoomを使ったオンラインレッスンのやり方・はじめ方!事前準備からレッスン当日の流れを徹底解説
Skypeを使ったオンラインレッスンのやり方 ~予約からレッスン開始までを徹底解説~
オンラインレッスンの予約ページを作成(事業者側)
どのビデオ会議ツールを利用するかを決定したら、続いてオンラインレッスンの予約ページを作成します。
大抵の予約システムでは、専用の予約ページを作成可能です。それぞれの予約システムの操作方法にしたがって、オンラインレッスン用の予約ページを作成しましょう。提供するサービスに応じて、日程や料金などの詳細を設定していきます。
ちなみに、予約システムの多くは、予約タイプを選べるようになっています。
曜日や時間帯ごとにメニューが決まっている時間割タイプや、メニュー・コースによって予約時間が変動するタイプ、スタッフや担当者ごとにスケジュールが決められるタイプ、事業者が時間枠を設定してお客さまが都合の良い枠を選ぶタイプなど、多岐に渡ります。
ご自身のサービスに合った予約タイプを探して設定してください。
予約ページで予約申し込み・決済(お客さま側)
予約ページを作成したら、集客をしてお客さまからの予約を待ちましょう。
オンラインレッスンを受けたいと思ったお客様は、作成した予約ページへアクセスして、任意の日程やメニューを選択し予約申し込みをおこないます。
予約システムの多くは、さまざまな決済方法からお客様が都合の良い方法を選べるようになっています。クレジットカードなどオンライン上で決済まで完結できる予約システムもあるので、事業者・お客さま双方で手間の少ない決済方法があるか確認しておくとよいでしょう。
STORES 予約では、オンライン上での決済だけでなく、月謝課金や回数券の機能も搭載されています。うまく活用すれば、継続的にレッスンを受けてもらえるような工夫ができるでしょう。
月謝制や回数券などレッスン費用のお悩みはこちらを参考にしてください!
「月謝制」「チケット制(回数券)」「ワンレッスン制」のメリット・デメリットは?
予約通知メールの送信
お客さまから予約が入り、申し込みが完了したら、お客さまに予約通知メールが自動送信されます。また、予約システムによっては、予約日前日などにリマインドメールを自動送信してくれるものもあります。
予約通知メールやリマインドメールによって、予約内容を相互確認してミスが減らせること、お客さまが予約を忘れないようにできることなど多くのメリットがあります。連絡なしのキャンセル防止にもつながるでしょう。
こういった業務は、入った予約を確実に売上につなげるために重要ですが、人の手で行なうには非常に手間がかかるものです。予約システム導入によって、このような手間のかかる業務も自動化できます。
STORES 予約の場合は、Zoomとの連携機能があるので、予約通知メールと前日のリマインダーメールには、予約当日のオンラインレッスンで利用するZoomのURLが記載されます。複数回メールを送ることで、お客さまが間違ってメールを削除してしまったときにも、URLが確認できるので安心です。
当日、ビデオ通話に参加してレッスン開始
予約当日、時間になったら、事業者・お客様双方がビデオ通話に参加し、レッスンを開始します。
Zoomでのオンラインレッスンであれば、予約通知メールなどに記載されているURLにアクセスすれば、ビデオ通話を開始できます。
Skypeの場合は、お客さまのIDに事業者が発信する形でビデオ通話を開始し、レッスンを始めます。
STORES 予約はZoom連携でスムーズ
上記でも少し触れましたが、STORES 予約にはZoom連携の機能が搭載されています。そのため、オンラインレッスンの予約管理も非常にスムーズで、楽にできるという特徴があります。
以下は、Zoomを利用したオンラインレッスンの流れを示したものです。
Zoomでのオンラインレッスンなら、お客さま側はビデオ通話ツールのダウンロード・インストールが不要なので、レッスンを受けるハードルも低くなるでしょう。連携機能により、事業者側の導入も簡単なので、すぐにでもサービスを開始したいという方にはおすすめです。
なお、STORES 予約は、Zoom連携機能以外にも、便利な機能が多数搭載されています。わかりやすい設定画面で操作性が良いため、初めて予約システムを使うという方も導入しやすいのが特徴です。
無料から使える予約システムSTORES 予約では、STORES 予約について知ることができます。どのような機能があるか知りたい方はぜひチェックしてみてください。
オンラインレッスンの予約・決済は予約システムを利用すると便利
新型コロナウイルス感染拡大予防のためにどんどん導入が進んでいるオンラインレッスン。
「これまでは受けられなかった遠方でのサービスが受けられる」、「サロンやスタジオまでの交通費や移動時間がいらない」、「自宅などリラックスできる場所でレッスンが受けられる」といった、オンラインならではのメリットが多数あることがわかってきました。
そのため、オンラインレッスンは今後、どんどん需要が高まっていくと考えられます。
予約システムは、このような販売機会を逃さず、顧客獲得のチャンスを広げます。予約業務の効率化や自動化による人的ミスを防ぐという点でも、導入するメリットは大きいといえるでしょう。
STORES 予約は、初めて予約システムを導入する多くの事業者に選ばれています。操作性が良く設定が簡単なので、予約システムを検討しているなら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
予約システム「STORES 予約」についてはお電話でのお問合せも受け付けています!
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