ネットショップのブランド戦略を大きく左右するショップデザイン。無料で使えるフリー画像サイトを上手に利用すれば、理想とするイメージに近いデザインができるはずです。
この記事では、フリー画像のメリットや検索のコツ、そしてネットショップのデザインに使えるフリー画像サイトをまとめてご紹介します。
フリー画像について
ブランドイメージ・ショップイメージを表現するイメージ画像など、準備するのが大変だと思ったことはありませんか?費用や時間の問題で撮影するのが厳しい場合、高画質・高品質な写真がそろったフリー画像サイトを利用すれば無料で問題が解決します。
フリー画像を使用する前に、検索のコツと注意点を理解しておきましょう。間違った使い方をすると、ブランドイメージが低下したりお客様に誤解されてしまう場合があるので注意してください。
フリー画像の検索のコツ
- 背景画像を探したいときは、キーワードに「background」と入力して検索
- 具体的なモノや景色ではなくイメージ画像が欲しいときは「abstract」「ぼかし」「テクスチャ」などで検索
- 気になる画像が見つかったら、その画像の関連タグからキーワードを広げて検索
- 英語検索する場合は複数の類語で検索
最初はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、比較的短期間で使いこなせるようになるはずです。
フリー画像使用の注意点
フリー画像は便利ですが、使いすぎはNGです。商品画像にも使わないようにしましょう。人物も顔が写っているとイメージが固定されやすいので、写っていないほうが良いですね。
また、日本的で親しみやすいショップにしたいのに外国感の強い画像を使いすぎると、ブランドイメージが統一されず閲覧者に伝わりにくくなります。「キレイ」「ステキ」だけでなく、あくまでも運営するショップがめざすブランドイメージとの統一感を大切にしてください。
Pexels
海外のサイトですが日本語に対応しており、日本語でのキーワード検索が可能。ダウンロードもワンクリックで使い勝手抜群です。
Pixabay
フォトジェニックな写真はもちろん、イラストもダウンロードできるサイトです。日本語対応もあり、使いやすさも問題ありません。
Burst by Shopify
Shopifyが提供するフリー画像サイト。英語での検索が必要(簡単な単語でOK)ですが、画像数が多くクオリティも高いのが特徴です。
Unsplash
Burst by ShopifyやPexelsと同じような雰囲気のサイトです。日本語対応はしていませんが、簡単な英語検索でセンスのいい画像がたくさん出てきます。
Flaticon
アイコンなどに使える画像の配布サイトです。「シール機能」と合わせてオリジナルシールとして設定ができます。フリープランならコレクションを3つまで作成可能。個人利用でも商用利用でもクレジット表記が必要なので注意してください。
「シール機能」とは、画像をシールのように付ける機能で、実店舗のPOPのような役割が期待できます。以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
STORES gallery
STORES内で使えるフリー素材が配布されています。STORESで作ったショップに合う画像サイズなので、編集などは不要。メルマガやショップ内で使えるバナーからシール機能で使える素材まで、多彩な画像が無料でダウンロードできます。
さいごに
ショップのめざすブランドイメージを第一に考え、そのイメージを伝えるのにぴったりの素材をフリー画像サイトで探してみてくださいね。
今回ご紹介したフリー画像サイトのなかにはシール機能の設定までできるサイトもありますので、使いこなせるようになればショップデザインは確実に向上するはずです!
また、ネットショップの開業については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。