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ネットショップで野菜販売。メリットや販売方法をご紹介!

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ネットショップではさまざまな食品が販売されていますが、野菜を販売することができるのをご存知でしょうか?

 

農家さんは基本的に直売所で販売されている方が多いと思いますが、脱サラをして農家を始める若い方が増え始め、それに伴いネットショップをうまく活用し販売している方が増えてきています。お客さまにとっても、直売所に出向かなくても農家さんから直接新鮮な野菜を購入できるため、人気を集めています。

 

そこで今回は、ネットショップで野菜を販売するメリットや販売方法をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

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ネットショップで野菜販売を行う6つのメリット

野菜の販売をネットショップで行うことに対して不安に感じる方もいらっしゃると思います。
ここでは、ネットショップで野菜を販売する6つのメリットをご紹介いたします。

余剰分やワケありの野菜を捨てることなく販売できる

愛情込めておいしく作った野菜でも、少し形が崩れていて見た目が悪いがために販売できないのは悲しいですよね。しかし、規格外の野菜や余剰分など、今まで廃棄していた野菜も、ネットショップなら販売できます。

 

また、最近ではそういったワケあり野菜に対するニーズも増えており、ワケあり野菜を届けるサービスも続々と登場しています。

 

本来なら廃棄していた野菜も無駄なく販売できるので、利益に変えることができるのです。

鮮度の高い、いい状態の野菜を届けられる

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ワケありの野菜を販売できることはもちろん、鮮度の高い、いい状態の野菜をお客さまに届けることが可能です。

 

農業協同組合に出荷している場合、農業協同組合から卸売市場へ渡ったあと、お客さまが購入できるスーパーなどの小売店に並べられますが、この過程で野菜の鮮度はどんどん落ちてしまいます。

 

ネットショップを作成し中間業者を挟まないことで、収穫した野菜を鮮度の高い状態でお客さまへすぐ発送することが可能です

価格を自由に設定でき、利益率が上がる

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農業協同組合などに出荷している場合、卸売業者に作った野菜を買い取ってもらうため、g数単位で金額が決まっているなど、生産者が望む金額にならないことがあります。しかしネットショップで販売する場合は、希望する金額に設定することが可能です。

 

また、卸売業者におろしている場合販売手数料が発生します。最終的に生産者が手にできる金額は、販売価格の30%程度と言われているほど。

 

ネットショップでの販売も販売手数料や利用料が発生しますが、低コストに設定されているため、利益率を下げることなく販売することができます。

定期販売機能を利用し、リピーターを獲得できる

ネットショップでは、商品単体の販売だけでなく定期販売機能を利用することで、定期的にお客さまへ野菜を届けることが可能です。販売期間も、毎週・隔週・1ヶ月ごとなど、細かく設定することができます。

 

定期的に購入してくれるお客さまにとって嬉しい機能。お店のファンを獲得するきっかけにもなり、売上の安定にも繋がります。

 

定期販売機能のご利用を検討中の方は、「定期購入を始めて売り上げアップを目指そう!」や「ネットショップで定期購入を取り入れよう!定期購入のアイディア商品もご紹介」で、他も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

こだわりをしっかりと届けられる

ネットショップで野菜を販売する場合、仲介業者等を通さないため農園のこだわりや生産方法、味わいなどについて、自分たちの言葉でしっかりとアピールすることができます。

 

そうすることで自社ブランディングもでき、共感してくれたお客さまがファンとなり新規顧客やリピーターの獲得につながることでしょう。

 

お客さまから直接感想を聞けるなど、コミュニケーションが取れる

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レビュー機能などを利用すれば、お客さまからの感想を読むことが可能です。
農業協同組合などに出荷している場合、どこの誰に届いているのか分からず、感想を聞く機会がなかったと思いますが、お客さまからのうれしい感想を読むことができます。

 

丹精込めて作った野菜をおいしく食べていることを知れるのは、やりがいになるでしょう。

 

レビュー機能に関しては、「【レビュー機能が大幅リニューアル】新しくなったレビュー機能で売上アップを!」で、解説しているので、ぜひ参考にしてください。

野菜をネットショップで販売する際の注意点

先ほどはメリットをご紹介しましたが、もちろん注意する点もあります。ここでは、野菜をネットショップで販売する際の注意点をご紹介いたします。

作業量が増加する

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ネットショップを運営するとなると、梱包や配送といった作業を自分たちで行わなければなりません。また、ネットショップの更新作業も必要な業務です。

 

大きく必要になってくる作業内容は以下です。

  • 在庫管理
  • 顧客管理
  • 野菜の梱包、配送作業
  • ネットショップやSNSの更新
  • お客さまとのやり取り

特に在庫管理に関しては、リアルタイムで購入されるので常に変動します。「購入してもらったのに実は在庫がなかった」という事態にならないよう、しっかりと管理が必要です。

 

集客をする必要がある

ネットショップを作成しても発信をしていかないと、お店の存在をお客さまが知ることはできません。知ってもらえない限り購入もしてもらえないため、集客をする必要があります。

 

認知を高めるためにSNSで発信したり、農園の魅力やこだわりなど競合との差別ポイントをアピールしたり、戦略づくりが大事です。

 

SNSの中でも、Instagramとネットショップを連携する方法に関しては、「Instagram(インスタグラム)とネットショップを連携させて売上アップ!STORESでできる連携を画像付きで解説!」で、解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 ネットショップで野菜を販売する方法

実際にネットショップで野菜を販売しよう!と、思い立っても、どの販売方法がいいのか迷う方も多いと思います。

 

ここでは、野菜をネットショップで販売する主な方法3つをご紹介いたします。

マーケットプレイス型(モール型)で販売

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マーケットプレイス型(モール型)は、デパートのようにさまざまな店舗が集まっているネットショップに、テナントとの1つとしてお店を出店するようなイメージです。

 

人気のあるモールに出店すれば、多くの人に訪問してもらえる可能性が高くなるというメリットがある一方で、手数料や運用コストが高いことやお店のオリジナル性を出せないというデメリットがあります。

産直販売のプラットフォームを利用

産直販売のプラットフォームは、朝市やファーマーズマーケットのようなイメージです。野菜・果物以外にも肉、魚介類、お米などさまざまな食材を販売しています。

 

マーケットプレイス方同様、興味を持ってくれる方が訪れるため集客に期待できます。また、審査を通過しないと出店できないため、消費者からの信頼も高いです。

 

一方で、同業者が多く掲載されることや、こだわりの野菜を求めるお客さまが多いため、生産者のこだわりやストーリーをしっかりとアピールし、差別化をする必要があります。

 

販売手数料も、売り上げの2割ほどを差し引くサービスがほとんどで、集客は見込めますが手数料がやや高めです。

ネットショップ開業サービスを利用しネットショップを作成

ネットショップ開業サービスを提供している会社のシステムを利用しネットショップを開設するので、路面店を構えるようなイメージです。ASPカート型と言われています。

 

オリジナル性やデザイン性の高いショップが作れ、低額、あるいは無料で利用できるサービスが多いので、始めやすいというメリットがあります。ただ、モール型や産直販売プラットフォームに比べると集客率が低いため、SNSや広告の活用をするなど工夫が必要です。

 

ASPカート型のサービスについては、「おすすめのネットショップ作成サービスとは?サービス比較まとめ 」でも詳しく解説しています。おすすめのサービスをピックアップして比較しているので、サービス選びの参考にしてみてください。

野菜をネットショップで販売する際に必要な許可

ネットショップで野菜を販売するにあたり、必要な許可をご紹介いたします。

開業届

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すでに農家として事業を行っている方に関しては、許可は不要です。ただし、これから農家としてネットショップ等で販売を検討されている方は、開業届が必要です。

 

原則、事業をはじめてから1ヶ月以内に提出するよう所得税法で定められているので、忘れず提出しましょう。

 

また、畑から収穫した野菜をそのまま販売する場合許可の取得は必要ありませんが、ジャムやジュースなどに加工する場合は、届出や営業許可が必要です。販売したい商品によって必要な許可が異なるため、加工品の販売を検討されている方は、管轄の保健所に問い合わせをしてみてください。

 

なお、ネットショップの開業届についてはネットショップを始めるのに開業届は必要?提出方法も解説の記事に詳しくまとめています。こちらも参考にしてください。

STORES で野菜を販売しているオーナーさまご紹介

ここでは、ネットショップ開業サービス STORES を利用して、実際に野菜を販売しているオーナーさまをご紹介いたします。

かしづく

北海道にある人口1100人ちょっとが暮らす小さな村赤井川村で育った野菜や、その野菜を使用した加工品を販売しています。

大橋農園

清流で有名な岐阜県中津川にて、年間約60種類のお野菜を育てている大橋農園さん。季節ごとのお野菜を、定期販売機能を利用し届けしています。

とるたべる

「おいしいを、掘り起こそう。」をスローガンに、愛知県の知多半島で農業をやっているとるたべるさん。農薬や化学肥料は使わずに生産した野菜や、加工品を販売しています。

ネットショップで野菜販売するメリットや販売方法まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

ネットショップで野菜を販売することは、注意することはありますが、農家さんにたくさんのメリットがあります。

 

販売定期便などの機能も利用し、ぜひネットショップで野菜を販売してみてください!

 

なお、ネットショップの開業方法については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

 

 

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