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【保存版】ネットショップ(ECサイト)の運用コスト・維持費は毎月どれくらい?節約方法は?

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ネットショップは開業して終わりではありません。運用や維持を行い、実際にお客さんから支持されるサービスを継続して提供していくことが大切です。

 

ネットショップは開業後の運用に一定のコストがかかります。ただ、ネットショップは実店舗があるわけではないので、工夫次第で運用にかかるコストをかなり節約できます。

 

では、運用コストを極力節約するには、どうすればいいのでしょうか?

コストを節約する際は、なんでもかんでも削ればいいわけではありません。また、コストを節約することに伴うデメリットもあります。デメリットを理解しつつ、賢く運用コストを抑えていきましょう!

 

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ネットショップの開業資金と運用コストはことなる!

電卓の画像

 

ネットショップの運用にかかるコストは、いわゆる「ランニングコスト」と言われるものです。ランニングコストはお店をゼロから設立するのにかかった開業コスト(初期費用)とは別物です。

 

運用にもコストはかかるという点は意識したうえで、運用にいくらのお金を使うのかを、よく考えておくことが大切です。

 

もっとも、ネットショップは実店舗をもたないため、ランニングコストを低く抑えることも可能です。これが実店舗を構えずにネットショップで開業することの大きなメリットです。

 

なお、ネットショップの開業資金については、ネットショップ(ECサイト)の開業資金は最低限どれくらい必要?の記事に詳しくまとめています。こちらを参考にしてください。

 

ネットショップの運用コスト相場・内訳

電卓の画像

 

では、ネットショップの運用コストの相場と金額の内訳について、詳しく見ていきましょう。

 

ネットショップの運用コストの相場

ネットショップの運営にかかる相場ですが、ショップの運用形態や利用するサービスによってかなり幅があります。有料のカート型ネットショップ開設サービス(ASPカート型)を検討するなら、月額費用として10,000円ほどを見積もっておけば、多くのサービスは利用できます。

 

自分でサーバーを借りネットショップを構築する場合は、サーバーの契約代金と、クレジットカード決済代行会社に払う手数料がおもなコストです。

 

サーバーの契約代金はサービスやプランにもよりますが、月に1,000円ほどで利用できることが多いです。クレジットカードの決済代行会社に払う手数料は、売上の2~5%ほどを想定しておくと良いでしょう。

 

ただし、広告にお金をかけるなら、別途広告費を計上する必要があります。また、自分以外にも誰か人を雇うのであれば、人件費を計上する必要もあります。

 

運営代行サービスなどを利用する場合にも、別途そのコストが計上されます。運用代行サービスについては『おすすめのネットショップの運営代行サービスまとめ』で紹介しています。

 

ネットショップの運用コストの内訳

運用コストの項目には大きく以下の4つがあります。

1. サーバー契約代金

2. ドメイン費用

3. クレジット決済手数料

4. ASPカート型のシステム利用料

 

サーバー契約代金

Amazonや楽天のようなマーケットプレイス型(モール型)やASPカート型に出店せず、レンタルサーバーを契約して自分でネットショップを立ち上げる場合は、サーバー契約代金が必要です。

 

各レンタルサーバー会社によって契約や更新に必要な料金は異なりますが、安さだけで選ぶことはおすすめできません。以下のようなポイントを満たしたレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。

 

<ポイント1>

EC-CUBEやZen Cart、osCommerceといった、ネットショップ構築用のCMS(コンテンツマネジメントシステム)がインストールできるどうか

 

<ポイント2>

データ通信を暗号化して盗み見や改ざんを防ぐ、SSL化対応のレンタルサーバーかどうか

有名なところでは、エックスサーバーが上記のポイントを満たしています。(参考:エックスサーバーの料金表

  

ドメイン費用

ドメインの取得や更新にも費用がかかります。更新は1年ごとが一般的です。

ドメインの取得・更新にかかる費用は、取得するドメインの種類によって異なります。一般的な「.com」のドメインなら取得にかかる費用は千円以下、更新も二千円以下で済む場合が多いです。

 

独自ドメインについては『ネットショップをするなら必須?独自ドメインの特徴まとめ』で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

 

クレジット決済手数料

クレジット決済手数料クレジットカード決済に対応することは、ネットショップ運営では必須とも言えます!

クレジットカード決済は、決済代行会社と契約して導入する方法が一般的です。決済代行会社によって差はありますが、費用は主に以下の3つがかかります。

  1. 導入費用
  2. 月額費用
  3. 決済手数料

詳細な費用は各決済代行会社に見積もりを取る必要があります。一例として、ROBOT PAYMENT(ロボットペイメント)の決済手数料は2.65%〜から利用可能です。(参考:ROBOT PAYMENTの手数料一覧

 

ASPカート型のシステム利用料

ASPカート型とは、ネットショップ運営に必要な注文処理や決済機能が備わったサービスのことです。サーバーごとレンタルする形になるので、サーバー代金は別途かかりません。

月額料金はサービスによってかなり差があります。無料〜1万円近くかかるところもあります。

 

主要なASPカートの機能や費用については、こちらの記事でまとめています。『おすすめのネットショップ作成サービスとは?ネットショップ作成サービスの比較まとめ

 

ネットショップの運用コストを抑えるには?

運用コストの節約方法は、おもにに以下の3つの方法あります。

 

1. 無料のASPカート型を利用する

2. 格安サーバーを利用す

3. 保守管理を自分で行う

 

無料のASPカート型を利用する

先ほども少し触れましたが、ASPカート型とは、ネットショップの運営に必要なショッピングカートの機能を一式提供してくれるサービスです。サービスやプランによっては、無料で活用できるものもあります。

 

無料でも機能が充実していてデザイン性の高いASPカート型もあるので、初期費用を抑えたい方にはおすすめです。

 

ちなみに、STORES(ストアーズ)は無料で始められるだけでなくデザインテンプレートも豊富にご用意しているので、本格的なネットショップの構築が可能です。『STORESでネットショップ運営するのに必要な費用まとめ』では、実際にかかる運用コストをご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

 

格安サーバーを利用する

格安、もしくは無料で利用できるレンタルサーバーもあります。運用コストをとにかく抑えたいなら、利用を検討してみてください。

 

しかし、格安や無料の裏には理由があります。たとえばサポート対応の範囲が狭かったり、広告表示が多かったり、サーバーが安定せず商用利用にあまり向かないというケースもあります。

 

格安もしくは無料のレンタルサーバーを利用する場合には、信頼できるサービスを活用することをおすすめします。

 

保守管理を自分で行う

技術力がある人に限定されますが、ネットショップの保守管理(安全性・安定性の管理)を自分でやれば、委託費用を節約できます。

 

しかし、注意が必要なのが情報セキュリティの問題です。ネットショップは多くの顧客の個人情報を取り扱うことになるからです。ネットショップを訪問する人のなかには、顧客の個人情報を盗み取ることを目的として、セキュリティ攻撃を行う人もいるかもしれません。

 

一度セキュリティ被害に遭い、事件や事故を起こせば、失った信用を取り戻すことは簡単ではありません。自分で保守管理を行う際には、セキュリティの問題に自分一人で対処できるかどうか、お客様の大切な個人情報を守るために必要なことを全てやりきれるかどうかをよく考えておくべきです。

 

まとめ

ネットショップは実店舗を構えることに比べて運用コストもかなり低額です。工夫次第で0円に近づけることができます。しかし、自分にとって大切なお店であることを考えれば、「ただ費用を安く削れればいい」というわけではないことも明らかです。

 

運営していくお店のコンセプトを踏まえて、お金をしっかりかけるべき場所はどこなのかをよく見極めることが大切です。必要なところにお金をかける姿勢を持たないまま、節約だけを考えてしまうと大きなリスクがあります。

 

特にセキュリティ面の対策をどうするかはとても大きな問題です。開業初期の段階ではあまり意識されにくい点ではありますが、長期間にわたって安定した経営をやっていくためにはとても重要です。

 

STORES なら無料で本格的なネットショップが開設できる機能が揃っているだけでなく、専門的なセキュリティ契約や管理は STORES(ストアーズ)が行います!
サーバー契約やドメイン取得を自分でするのは難しい…という方はぜひ STORES(ストアーズ)でネットショップを開設してみて下さい。

 

なお、ネットショップの開業方法については、『2021年最新版】ネットショップ開業・開設手順はこれを見れば完璧!初心者〜上級者向けにご紹介』で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

 

 

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